岩手県遠野から拡げる　”暮らす人　自ら行うまちづくり”

遠野での可能性を一緒に信じて下さって、ご支援頂き、どうもありがとうございます。また、拡散、アドバイスといったかたちで関わって下さった皆様、どうもありがとうございます。遠野の様子を少しずつお伝えできたらと思っています。

◆女性が一歩を踏み出すには、温かい声がいる
それまではなかなか光が当たらず、みえてこない

今年5月、岩手県遠野で「女性の社会参画が進まない課題を感じた」という話を理事長から聞いた時、私は他人事では無いと心動かされました。

というのは、私自身、幼い子どもを抱えて、地域の事が何も分からない時期に、ある「お誘いの一声」を受けるまでは、地域に関われる・求められているとは思っていなかったからです。

それは、行政とNPOが連携した事業で、地域の方対象の「ワールドカフェ　語り場」でした。その時、私の子どもは生後9ヶ月ほど。機嫌が悪いと泣くし、授乳や、おしめ交換が気になり、あまり公の場に出ていない時期でした。

たった一言、
「子ども連れで、おいで」

その温かい声が、私に一歩を踏み出す勇気をくれ、また受け入れてくれる場があると知ったのです。

(背中に娘を背負っています。笑顔が取り柄の娘に、場が和みました)
それから半年後、その時声をかけてくれたNPOで働くことになりました。

◆遠野でも開催したいという、12人の女性の声

遠野で女性12人が、岡山で取り組んでいる、みちくさ小道(各地域により名が違うけれど、「一人一品」運動のこと)の話を聞き、「遠野でもやってみたい」「みちくさ小道で前に進みたい」「女性の視点というのを売っていきたい」という声が沸き起こった、と聞きました。

女性は、地域の人を繋ぐコーディネートしていく時、細やかな気配りが出来る点や、暮らしの視点を持っている事から、女性に"光"をあてていくことで、暮らしにあった復興"まちづくり"に繋がると思います。

◆ビジョンを、ストーリーを共有したい

遠野市は岡山県総社市からは遠く、私自身は子育て中という時期で、遠方からの応援しかできない、という葛藤がありました。相手の顔も見ていなくて、聞いた話ばかり。でも、こんなにも突き動かされるものがあるのは何故か？

それは、「一歩を踏み出そう、前に進もう」としている微かな光、でも大きな勇気をビジョンとして共有したから、と思いました。

そして、遠野で始まろうとしている、一人ひとりのストーリーを見てみたいと願ったから。


◆遠野の名産も豊富

①風土農園のお米、②暮坪かぶ（美味しんぼでおなじみの究極の薬味)、③遠野のそば粉をふんだんに使用した遠野そば
地域の魅力が他にもたくさん！！

◆岡山の災害ボランティアの森田さんの夢

「自分はいつか　多田さんと遠野の田舎道を一緒に自転車で走るのが夢です。
はじめてボランティアバスで遠野を訪れたときに　桜並木が向かえてくれたんですよ。 そこにサイクリングロードがあるんです。

(岡山県)倉敷から遠野拠点におじゃましたボランティアさんたちはみんな遠野が好きになってるはずですよ。 場所もいいし　人柄もみんな優しいし。」

遠野と岡山の繋がりが強くなっているのを感じます。

みなさまからの、温かい声が、一歩を踏み出すきっかけとなりますように。
どうかご協力、よろしくお願いいたします。

◆クラウドファンディングのページ
こちらからご支援頂きます。
https://readyfor.jp/projects/one_speciality
 

◆遠野市公式ウェブサイト
http://www.city.tono.iwate.jp/

◆遠野市観光協会のHP
http://www.tonojikan.jp/
 

◆岡山県『吉備野みちくさ小道(一人一品運動)』の様子
https://www.facebook.com/michikusa.komichi