お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。年末年始の休館を終え、本日11日より開館いたしました。松竹大谷図書館の開館日はこちらのカレンダーでご確認下さい。皆様のご来館を心よりお待ちしております。

【松竹大谷図書館開館日カレンダー】

https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/2019_calendar.pdf

 

さて本日より、新しい閲覧室ミニ展示が始まりましたので、ご報告いたします。今回の展示は、昨年の平成30年に、映画が公開されてから30周年を迎えた「釣りバカ日誌」展です。

 

『釣りバカ日誌』は、やまさき十三と北見けんいちによる同名人気漫画の映画化で、昭和63年12月24日のクリスマスイブに『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』と同時上映で公開されました。そして、平成元年のお正月映画として、公開初日より好スタートをきりシリーズ化が決定、『男はつらいよ』シリーズが昭和期の映画館を満員にしたように、平成の松竹の人気シリーズとして、第22作の『釣りバカ日誌ファイナル』(平成21年)まで、日本中の観客を楽しませてきました。全22作で山田洋次監督が脚本に携わっているほか、栗山富夫、森﨑東、本木克英、朝原雄三と、松竹大船の作風を受け継いだ監督たちが、『釣りバカ日誌』の世界を描いてきました。

平成27年にはキャストと時代設定を一新したテレビドラマが放送されるなど、現在でも根強い人気を保っています。

 

平成最後のお正月を迎えた本年、映画『釣りバカ日誌』全22作の資料を、当館の所蔵資料から選りすぐって展示いたします。

 

『釣りバカ日誌』はシリーズ毎に、豪華なゲスト出演者とともに、西田敏行演じるハマちゃんと三國連太郎演じるスーさんが日本各地を舞台に様々な騒動を繰り広げますが、当館では『釣りバカ日誌』の全シリーズの台本やプログラムなどを所蔵していますので、全22作のストーリーを楽しむことができます!

 

こちらは全22作の台本です。写真では、それぞれの作品の台本を1冊ずつ並べて撮影していますが、実は映画の製作過程で、準備稿、撮影稿、改訂稿、決定稿、そして映画完成後に映画から採録して作られる完成台本など、様々な稿が作られるため、作品毎に複数冊の異なる台本が存在します。各段階の台本を読み比べると、どのようにストーリーが変わっていったか変遷を知ることができる、貴重な資料です。当館では『釣りバカ日誌』全ての作品で、それぞれ複数の稿の台本を所蔵しています。

 

例えば、最終作の『釣りバカ日誌ファイナル』では、下の写真のようになります。

上段左から準備稿、稿の記載が無い台本、第一稿、下段左から撮影稿、完成台本と、計5稿の台本があります。展示ではこの中から撮影稿を展示しています。

 

当館の展示ケースは小さく、スペースが限られますので、ケース内ではこのように台本を立てて、背表紙が見える形で各作品1冊ずつ展示しています。今回展示した台本以外を閲覧ご希望の方はカウンターまでお声がけください。

また、台本のほかには、スチール写真やプログラム、プレスを展示しています。

 

他にも、新聞記事や雑誌記事を貼り込んだスクラップブックや、第1作から第17作まではロビーカードと呼ばれた大判のカラースチール写真も所蔵していますが、こちらも閲覧されたい方は、是非カウンターまでどうぞ!

 

今回の『釣りバカ日誌』展の展示期間は、3月1日(金)までとなっております。お近くにお立ち寄りの折には、当館へお寄りくださいませ。

 

本年も、演劇と映画の両分野で、年間計6回の展示を行う予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

そして、松竹芸能株式会社さんの角座の一口支配人募集のプロジェクト、残り7日で目標金額達成率、86%となりました!当館もお世話になっている松竹芸能株式会社さんのプロジェクト、是非応援をよろしくお願いいたします!

 

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