プロジェクト概要

あなたが今まで観た演劇や映画のプログラムを松竹大谷図書館で探してみましょう。

 

あなたは子供の頃から今までにどんなお芝居や映画を観てきましたか?

 

 

『ローマの休日』『ニュー・シネマ・パラダイス』『幸福の黄色いハンカチ』『勧進帳』『助六』『NINAGAWA十二夜』スーパー歌舞伎…

忘れられない名場面や感動の幕切れ、あなたが観た作品のプログラムがここにあるかもしれません。その台本やシナリオも探してみましょう。雑誌に載った劇評や映画評も見られます。

『男はつらいよ』の第1作から最終48作までのシナリオ、歌舞伎座で上演された数々の歌舞伎作品の台本など、たくさんの資料を所蔵しています。

 

普通の図書館とは一風変わったこの図書館は、演劇・映画の専門図書館で、ここにしかない資料がたくさん収集されています。

 

今回のプロジェクトではこの松竹大谷図書館を運営していくための費用を集めます。

 

また皆様の支援へのお返しとして、映画や歌舞伎の台本を保護するための手作りのカバーに、支援者として皆様のお名前を記載いたします。「男はつらいよ」の台本や今年襲名した中村勘九郎さん、市川猿之助さん、市川中車さんの舞台の台本といった、後世まで残していきたい日本の文化の命ともいえる台本を守るカバーに、支援者として皆様のお名前を刻み、ここ松竹大谷図書館でずっと大切に保存させていただきます。

 

日本の文化を守るための支援をしていただけませんか?

 

 

初めまして、須貝弥生と申します。私は松竹大谷図書館の事務局として働いています。松竹大谷図書館は演劇・映画に関する資料を収集、整理、保存して、閲覧室で一般に公開している、演劇・映画専門の私立図書館です。

 

 

現在、約43万点の資料がありますが、演劇では歌舞伎、新派、新国劇、商業演劇、新劇、文楽、日本舞踊などの台本やプログラム、舞台写真。映画ではシナリオ、プログラム、ポスター、スチール写真などを所蔵しています。古いものでは阿國歌舞伎の様子を伝える江戸時代の奈良絵本『かふきのさうし』や300年前の浄瑠璃本があります。市販されない上演台本や映画シナリオ、また、公開期間を過ぎてしまえば入手困難になってしまう各作品の劇場プログラムなどは、この図書館ならではの所蔵資料です。

 

このような貴重な資料を収集し、利用される皆様にきちんと書庫から取り出して提供できるように整理して保存するのが私たちの重要な仕事です。しかし、毎年9,000点も増えていく資料を確実に整理して公開するのは大変な作業です。資金も不足しており、図書館の運営が苦しくなってきております。図書館の規模を縮小することなく、利用者へのサービスを続けていけるよう、皆様に支援していただけないでしょうか。この図書館に詰まっている日本の芸術文化の宝を守っていきたいのです。

 

 

松竹大谷図書館との出会い

歌舞伎が好きだった私は、在学中に司書資格を取ったのが幸いして、卒業後、大学の先輩の紹介でこの図書館に勤務することになりました。それまでこの図書館を利用したことはありませんでしたが、面接に来て書庫を案内されたその時、林立する歌舞伎台本、400冊の浄瑠璃本に接して、ここで働きたい!と思いました。

閲覧室に14席しかない小さい図書館ですが、まだカード目録で整理していた時代に、書名と著者名だけではなく、様々な角度から検索できるように整理方法が考えられていました。全集の中の戯曲や雑誌掲載のシナリオも探せます。利用者が求める資料にたどり着けるようにという職員の努力の成果がみえました。

私が知る限り、数十年来、この図書館の財政は常に厳しく、「継続は力なり」をモットーに細々ながら図書館事業を続けていますが、ここにしかない資料をたくさん所蔵し、結構使える検索システムを持つ、小さいけれど「知る人ぞ知る」優れものの図書館です。

多くの人に知っていただき、さらに役立つ図書館になりますよう、皆様のご支援をお願いいたします。

 

 

 

山のような資料がただあるだけではなく、誰もが使えるようにする

毎年9,000冊増えていく資料をただ書庫に保管しているだけでは図書館ではありません。適切に分類し、図書管理システムにデータを入力し、資料には装備を施し、書架に配架します。こうして初めて検索により必要な資料が取り出せるようになるのです。

 

松竹大谷図書館の資料整理

当館では映画と演劇合わせて年間1500冊以上の台本が整理されます。保存方法にも独自の工夫を凝らしています。図書のようにしっかりした作りではない台本などは書架に立てにくいので、板目紙でカバーを作って長期保存に耐えられるように補強を施しています。

 

 

 

 

舞台写真は、いつどこで上演されたか分かるように、裏に上演年月・作品タイトル・写っている俳優などの説明を1枚ずつ記載して整理しています。

 

舞台は上演されたその瞬間に消えてしまいますが、ここにはその舞台が、台本や写真で保存されて、いつでも見る事が出来ます。ひとつひとつ丁寧に装備をし、図書管理システムへのデータの入力も詳細に行って、様々な角度からの検索が出来るようにします。

 

 

繰返し利用された資料は傷みが目立つようになります。傷んだものは必要に応じて丁寧に修理します。

 

貴重な資料が多いので利用者は書庫には入れません。お求めに応じて職員が書庫からお出しする資料を、閲覧室でご覧ください。あまり馴染みのない閉架式といわれる図書館ですから、わからないことはご遠慮なく職員にご相談下さい。司書資格を持った経験豊かな職員が、専門知識を生かして、あなたの資料調査のお手伝いをいたします。

 

■目標金額の内訳

みなさまにご支援いただく200万円は、平成24年度の事業費として以下の費用に充てさせていただきます。

・図書購入費として 60万円

・システム保守費として 60万円

・消耗品費及び通信費として 50万円

・印刷製本費として 20万円

・防災のための修繕費として 10万円

 

--松竹大谷図書館の詳細--

松竹大谷図書館は、松竹株式会社の創業者のひとりである大谷竹次郎が、昭和30年に文化勲章を受章した際、「これは、私個人がもらったものではなく、演劇、映画界を代表して受章したものだ」と考え、松竹及び竹次郎個人が所蔵する膨大な資料を、一般に公開して社会に役立てるため、昭和31(1956)年12月に「大谷」の名を冠した演劇・映画に関する専門図書館「財団法人松竹大谷図書館」を設立しました。

 

当時、このような専門図書館は、早稲田大学の演劇博物館のみでした。

一企業が社内の利用に限定せず、一般に開放された演劇・映画の専門図書館をつくるというのはめずらしく、愛好家や俳優たち、ひいてはほかの興行関係者たちにも利用してもらおうと設立を計画したその考えは、画期的だったといえます。

開館以来、松竹ばかりでなく、ご協力いただける製作会社・劇団・関係団体等からの寄贈を受けて、松竹作品以外の演劇・映画の資料も多数所蔵し、公開しています。

 

http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/

 

 

(開館当時の閲覧室。右奥に見えるスチール製のカードボックスは事務用として現在も使用しています)

 

■引換券

映画や歌舞伎の台本を保護するカバーに、支援者として皆様のお名前を記載いたします。

映画や歌舞伎の上演台本といった、後世まで残していていきたい日本の文化の命ともいえる台本を保護するカバーに、支援者として皆様のお名前を刻み、ここ松竹大谷図書館でずっと大切に保存させて頂きます。

 

最後にある作品リストの中から一つ、お好きな作品の台本カバーをお選びいただき、お名前を記載いたします。

【寅さん台本】

 

映画「男はつらいよ」シリーズ全48作品のうちお好きな作品の台本カバー

【映画台本】

古くなって汚損が目立つため新しく作り直す戦前映画台本のカバー

【歌舞伎台本】

これから整理する歌舞伎台本のカバー

 

※1つの作品に対してお名前の記載を希望される方が多い場合は、支援者のお名前をリストにして台本と共にカバーに入れ保存させていただきます。

 

 

(写真はイメージです)

 

松竹大谷図書館オリジナルポストカード

特製ポストカード「歌舞伎」セット(「組上燈籠 侠客春雨傘」3枚1組)

当館所蔵「組上燈籠 侠客春雨傘」のオリジナルポストカードをお送りいたします。

 

(写真はイメージです)

 

特製ポストカード「映画」セット(「蒲田撮影所」写真・イラスト3枚1組)

当館所蔵「蒲田撮影所」写真とイラストのオリジナルポストカードをお送りいたします。

 

(写真はイメージです)

 

当館所蔵「かふきのさうし」のオリジナル一筆箋

阿國歌舞伎の様子が素朴なタッチで描かれた江戸時代の絵本をアレンジした、一筆箋をお送りいたします。

 

 

 

 

案内パンフレット『松竹大谷図書館』誌

非売品の『松竹大谷図書館』誌をお送りいたします。

 

 

 

当館の見学会に御招待(11月29日(木)午前の部10:00~/午後の部14:00~の2回を予定(1回15名程))

午前の部、もしくは午後の部のうちご希望の回をお選び下さい。(先着順)

 

1.松竹大谷図書館ってこんな図書館(説明会)

公立図書館とは違う、専門図書館ならではの特徴を、利用の方法などを交えて職員よりご説明いたします。

2.非公開の書庫(移動集密書架)の見学

職員以外立ち入り禁止の書庫の移動書架を開いて資料が本棚にずらりと並ぶ様子を特別にご案内いたします。劇場別年代順に整理された演劇プログラムや、製作年代順に配架された映画シナリオなど、専門図書館ならではの資料を細かくご紹介いたします。

3.非公開の博物資料の見学

非公開の博物資料を特別に展示して近くでご覧いただきます。

 

 

 

■お名前を記載する台本カバー作品リスト

下記のリストの中からご希望の作品をお選びいただき、その「台本番号」と「タイトル」を応援コメントに記入して下さい。

 

寅さん台本
台本番号 タイトル 封切年 マドンナ
1 第01作 『男はつらいよ』 1969年 光本幸子
2 第02作 『続・男はつらいよ』 1969年 佐藤オリエ
3 第03作 『男はつらいよ フーテンの寅』 1970年 新珠三千代
4 第04作 『新・男はつらいよ』 1970年 栗原小巻
5 第05作 『男はつらいよ 望郷篇』 1970年 長山藍子
6 第06作 『男はつらいよ 純情篇』 1971年 若尾文子
7 第07作 『男はつらいよ 奮闘篇』 1971年 榊原るみ
8 第08作 『男はつらいよ 寅次郎恋歌』 1971年 池内淳子
9 第09作 『男はつらいよ 柴又慕情』 1972年 吉永小百合
10 第10作 『男はつらいよ 寅次郎夢枕』 1972年 八千草薫
11 第11作 『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』 1973年 浅丘ルリ子
12 第12作 『男はつらいよ 私の寅さん』 1973年 岸恵子
13 第13作 『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』 1974年 吉永小百合
14 第14作 『男はつらいよ 寅次郎子守唄』 1974年 十朱幸代
15 第15作 『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』 1975年 浅丘ルリ子
16 第16作 『男はつらいよ 葛飾立志編』 1975年 樫山文枝
17 第17作 『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』 1976年 太地喜和子
18 第18作 『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』 1976年 京マチ子
19 第19作 『男はつらいよ 寅次郎と殿様』 1977年 真野響子
20 第20作 『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』 1977年 藤村志保
21 第21作 『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』 1978年 木の実ナナ
22 第22作 『男はつらいよ 噂の寅次郎』 1978年 大原麗子
23 第23作 『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』 1979年 桃井かおり
24 第24作 『男はつらいよ 寅次郎春の夢』 1979年 香川京子
25 第25作 『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』 1980年 浅丘ルリ子
26 第26作 『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』 1980年 伊藤蘭
27 第27作 『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』 1981年 松坂慶子
28 第28作 『男はつらいよ 寅次郎紙風船』 1981年 音無美紀子
29 第29作 『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』 1982年 いしだあゆみ
30 第30作 『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』 1982年 田中裕子
31 第31作 『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』 1983年 都はるみ
32 第32作 『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』 1983年 竹下景子
33 第33作 『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』 1984年 中原理恵
34 第34作 『男はつらいよ 寅次郎真実一路』 1984年 大原麗子
35 第35作 『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』 1985年 樋口可南子
36 第36作 『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』 1985年 栗原小巻
37 第37作 『男はつらいよ 幸福の青い鳥』 1986年 志穂美悦子
38 第38作 『男はつらいよ 知床慕情』 1987年 竹下景子
39 第39作 『男はつらいよ 寅次郎物語』 1987年 秋吉久美子
40 第40作 『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』 1988年 三田佳子
41 第41作 『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』 1989年 竹下景子
42 第42作 『男はつらいよ ぼくの伯父さん』 1989年 後藤久美子
43 第43作 『男はつらいよ 寅次郎の休日』 1990年 後藤久美子
44 第44作 『男はつらいよ 寅次郎の告白』 1991年 後藤久美子
45 第45作 『男はつらいよ 寅次郎の青春』 1992年 後藤久美子
46 第46作 『男はつらいよ 寅次郎の縁談』 1993年 松坂慶子
47 第47作 『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』 1994年 かたせ梨乃
48 第48作 『男はつらいよ 寅次郎 紅の花』 1995年 浅丘ルリ子
戦前映画台本
台本番号 タイトル 封切年 監督
49 『琵琶歌』 1921年 賀古残夢
50 『路上の霊魂』 1921年 村田実
51 『艶姿女舞衣 三勝半七・酒屋の場』 1922年 吉野二郎
52 『死の前に』 1922年 賀古残夢
53 『母』 1923年 野村芳亭
54 『受難華 前編』 1926年 牛原虚彦
55 『江戸育』 1928年 友成周三
56 『嵐の中の処女』 1932年 島津保次郎
57 『金色夜叉』 1932年 野村芳亭
58 『大人の見る絵本 生まれてはみたけれど』 1932年 小津安二郎
59 『伊豆の踊子』 1933年 五所平之助
60 『君と別れて』 1933年 成瀬巳喜男
61 『応援団長の恋』 1933年 野村浩将
62 『かごや判官』 1935年 冬島泰三
63 『折鶴お千』 1935年 溝口健二
64 『有りがたうさん』 1936年 清水宏
65 『祗園の姉妹』 1936年 溝口健二
66 『人妻椿 前篇、後篇』 1936年 野村浩将
67 『浪華悲歌』 1936年 溝口健二
68 『朧夜の女』 1936年 五所平之助
69 『四十八人目』 1936年 伊藤大輔
70 『雪之丞変化 総集豪華版』 1936年 衣笠貞之助
71 『女医絹代先生』 1937年 野村浩将
72 『愛染かつら 前篇・後篇』 1938年 野村浩将
73 『新女性問答』 1939年 佐々木康
74 『素晴しき哉彼女』 1939年 野村浩将
歌舞伎台本
台本番号 タイトル 上演年月 劇場
75 『妹背山婦女庭訓』 平成24年1月 ル テアトル銀座
76 『祇園祭礼信仰記 金閣寺』 平成24年1月 新橋演舞場
77 『連獅子』 平成24年1月 新橋演舞場
78 『夕霧伊左衛門 廓文章 吉田屋』 平成24年1月 浅草公会堂
79 『通し狂言 青砥稿花紅彩画 白浪五人男』 平成24年2月 御園座
80 『歌舞伎十八番の内 鳴神』 平成24年2月 新橋演舞場
81 『新古演劇十種の内 土蜘』 平成24年2月 新橋演舞場
82 『天衣紛上野初花 河内山』 平成24年2月 新橋演舞場
83 『義経千本桜 すし屋』 平成24年2月 大阪松竹座
84 『一谷嫩軍記 熊谷陣屋』 平成24年3月 京都南座
85 『平家女護島 俊寛』 平成24年3月 京都南座
86 『歌舞伎十八番の内 暫』 平成24年3月 平成中村座(浅草)
87 『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』 平成24年4月 新橋演舞場
88 『串田戯場(くしだワールド) 隅田川続俤 法界坊』 平成24年4月 平成中村座(浅草)
89 『女殺油地獄』 平成24年5月 新橋演舞場
90 『絵本太功記 尼ヶ崎閑居』 平成24年5月 大阪松竹座
91 『本朝廿四孝 十種香』 平成24年5月 平成中村座(浅草)
92 『梅雨小袖昔八丈 髪結新三』 平成24年5月 平成中村座(浅草)
93 『壇浦兜軍記 阿古屋』 平成24年6月 京都南座
94 『三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜 川連法眼館』 平成24年6月 新橋演舞場
95 『小栗栖の長兵衛』 平成24年6月 新橋演舞場
96 『天日坊』 平成24年6・7月 シアターコクーン
97 『三代猿之助四十八撰の内 ヤマトタケル』 平成24年6・7月 新橋演舞場
98 『義経千本桜 渡海屋・大物浦』 平成24年7月 大阪松竹座
99 『桜姫東文章』 平成24年8月 新橋演舞場
100 『菅原伝授手習鑑 寺子屋』 平成24年9月 新橋演舞場

 

 

※支援者様へ

当財団は公益財団ですがこの支援金に関しては購入型のクラウドファンディングを利用しているため寄附者への税制の優遇措置は受けられません。


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