
寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 523人
- 募集終了日
- 2021年6月30日

地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2025

#地域文化
- 現在
- 5,412,000円
- 寄付者
- 193人
- 残り
- 50日

代表の不慮の事故で遺された猫の命を守るため運営・医療費にご支援を

#動物
- 現在
- 7,078,000円
- 支援者
- 728人
- 残り
- 5日

農業近代化の歴史を伝える重要文化財|小岩井農場の建築遺産を未来へ

#地域文化
- 現在
- 1,838,000円
- 支援者
- 115人
- 残り
- 10日

【継続支援のお願い】高齢、障がいの保護犬が穏やかに過ごせますように

#動物
- 総計
- 185人

ゆきねこサポーター募集中|保護猫シェルター幸せの家へご支援を

#環境保護
- 総計
- 119人

ミャンマー地震緊急支援|被災地ネピドーで直接支援を届けます

#国際協力
- 現在
- 992,000円
- 寄付者
- 78人
- 残り
- 41日

森と海と、次の明日へ。感謝を胸に次の10年へ。

#子ども・教育
- 現在
- 2,280,000円
- 支援者
- 81人
- 残り
- 40日
プロジェクト本文
終了報告を読む
>>大谷美術館(旧古河邸)は2021年6月4日(金)より再開館いたします。(※入館には旧古河庭園の事前予約(整理券のお申込)が必要です)
第一目標金額達成の御礼とネクストゴールについて
初めての試みで不安な気持ちが多かったクラウドファンディングですが、皆様の温かいご支援のお陰で、早々に目標の300万円に到達することができました。心より厚く御礼申し上げます。
皆様のご支援を、コロナ禍での運営費用とさせていただきます。また、いただきました温かい応援と励ましのお言葉には、とても勇気づけられました。スタッフ一同「今まで頑張ってきてよかった・・・」と涙の出る思いでおります。
緊急事態宣言も延長の見込みで、先の見通しもたちません(※2021年6月4日より再開館)。さらなる目標として恐れながら、1000万円と設定させていただきます。さらに多くの方たちと繋がりを持ちながら、文化財管理運営のために使わせていただきます。どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人大谷美術館(2021年5月25日追記)
旧古河邸と銅御殿を護り、
貴重な建築物として後世に残していきたい。
洋館内部に和室を完全な形で取り込んだ珍しい建造物である、旧古河邸(大谷美術館)と、伝統的な木造建築の技術と明治以降の大工技術の創意とが融合した近代和風建築の作品として、国指定重要文化財となっている銅御殿(旧磯野家住宅)。
公益財団法人大谷美術館は、これまで両建造物の保存活動を行い、多くの方にご覧いただいけるよう、一般公開を実施してまいりました。
しかし、コロナ禍の影響を大きく受け、いまだかつて経験したことのない長期休館を余儀なくされています。(※2021年6月4日より再開館。)
皆様のご見学と喫茶室のご利用を通してのご支援が運営費の中心となっておりました当館としましては、今後の見通しが困難な状況です。そんな中でも、かけがえのない文化財を次の世代へ伝えるために、ご支援の新たな形を模索するべく、この度クラウドファンディングを立上げることにいたしました。
西洋文化と日本文化が織りなす美しい調和を持つ大切な日本の文化財である当館を、今後もより多くの方にお楽しみいただきたいと考えております。皆様のご寄付を、何卒よろしくお願い申し上げます。
公益財団法人大谷美術館
旧古河邸(大谷美術館)と、銅御殿 (旧磯野家住宅)
公益財団法人大谷美術館は、旧古河邸(大谷美術館)と銅御殿(旧磯野家住宅)、両建造物の管理・運営を担い、見学会の実施、施設内での展覧会の開催、喫茶室の運営などをおこなってきました。
|旧古河邸について
旧古河邸(大谷美術館)は、鹿鳴館やニコライ堂などを設計したジョサイア・コンドルが設計した、洋館内部に和室を完全な形で取り込んだ珍しい建造物です。
本館建物と西洋庭園はジョサイア・コンドルが設計し、大正6年5月に竣工。洋風庭園に続く池泉回遊式の日本庭園は植治の名で知られる京都の庭師、小川治兵衛(おがわじへえ)が作庭、大正8年に完成しました。建物も庭園も竣工当時の姿を保存している極めて貴重な事例として、国の名勝に指定されている文化財です。
1階がすべて洋室で主に接客のための空間なのに対し、2階の寝室を除いたすべての部屋が伝統的な和室になっています。和洋の様式を折衷することなく巧みな構成で和洋の調和を図っています。和と洋を共存させる手法は庭園の配置にも見られ、大きな特色です。
戦後は庭園、建物ともに古河家の手を離れ、昭和27年から無人の状態が約30年ほど続いたため荒廃が進みました。昭和58年~63年、6年間の歳月をかけて大谷美術館は東京都の助成金を得て修復工事を実施し、平成元年より一般公開を行っています。修復の際もオリジナルに忠実に修復しており、当時の面影がそのまま感じられることが特徴です。
※バラ園を含む庭園の管理は東京都公園協会です。本プロジェクトのご支援対象は洋館の建物管理になりますのでご留意ください。
|銅御殿について
銅御殿(旧磯野家住宅)は、東京に残る数少ない明治末期から大正初頭にかけての邸宅建築のひとつであり、伝統的な木造建築の技術と明治以降の大工技術の創意とが融合した近代和風建築の作品として国指定重要文化財となっている建築物です。
実業家の磯野敬が建設した住宅で、棟梁は北見米造。主屋は明治42年着工、大正元年竣工で、車寄を備えた平屋建の書院棟、3階建の応接棟、平屋建の旧台所棟などからなります。屋根は銅板葺で、外壁にも銅板が貼られています。この銅板が(通称)銅御殿の由来です。
新型コロナウイルス感染症の影響
私たちは平成元年の一般公開開始から、今日までたくさんのお客様に支えられて、ここまで運営を続けてまいりました。
しかし新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年12月26日から現在まで、古河庭園の休園に伴い旧古河邸(大谷美術館)も長期臨時休館を余儀なくされています。
しかし、たとえ休館が続いてお客様にご覧いただけない状況でも、建物の管理を怠るわけにはいきません。大正時代から続く、この貴重な建築物をなんとしてでも護っていかなければならない、今その使命感を強く感じています。
クラウドファンディングを開始する理由
建造物の管理運営のため、年間約2000万円(修繕を除く)の運営資金が必要となります。私たちはこれまでも、多くの皆様からのお力添えをいただき運営を続けてまいりましたが、いまだかつてない事態に直面する中で、初めてのクラウドファンディングに取り組むことにいたしました。
クラウドファンディングは、私たちにとって決して一過性の取り組みではなく、新たな財源を確保するための取り組みであると位置づけております。これまで収入の柱であった入館料に加え、当館を大切に支援してくださる方のお気持ちを、運営資金の新たな柱としたいと考えています。
建造物はただ見学するだけに留まらず、館内で美術品を楽しむ、お茶を楽しむ、コンサートを聴く・行う、人生の節目である結婚式や喜寿のお祝い会をするなど、様々な活用方法があります。クラウドファンディングをきっかけにうまれた支援者様との関係性を大切にし、皆様からいただくご意見が様々な活動への糸口となることも期待しています。
後世に文化財を伝えていく活動を、多くの方の応援の声とともに続けることには大きな意味があると考えています。
皆様からいただく資金は、運営資金として大切に使用させていただきます。旧古河庭園が開かれ、大谷美術館も開館できるようになった時には、ご入館の皆様にご満足いただけるよう、 館内の整備を怠らず、館内説明や展示の充実に努めてまいります。
また今後はデジタル化が進展する中で、SNS情報発信やWeb配信の強化に努めるとともに、地域の皆さまや自治体の方々と連携して児童、生徒の芸術文化教育の推進にも寄与していきたいと考えております。
どうか皆様からの心あたたかいご寄付を、何卒よろしくお願いいたします。
●第一目標金額:300万円
●実施内容:あつまった資金を運営資金に充て、美術館運営を行うこと(実施期限2022年3月31日)
※本プロジェクトはAll in形式です。万が一、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担して、必ず上記の実施内容の通り実行致します。
クラウドファンディング挑戦にあたって
公益財団法人 大谷美術館 代表理事 大谷光陽子
この度のコロナウイルスでは、全国民が様々な形で困難に直面しています。私達、大谷美術館も昨年末からの長期休館は半年に及ぼうとしています。
私は現在子育て中。子どもたちは、古い「木の家」も天井の高い「邸宅」も知りません。どんどん失われているからです。社会の経済状況も悪化する中で、老舗の料亭がなくなったり、古い由緒ある旅館が廃業になるという事象は加速し、ついこの前まで「お屋敷町」と称された場所もマンションばかりになりました。
銅御殿と旧古河邸はオリジナルをそのまま保存することに重きを置いています。使いやすいように改修していません。その建物に入れば明治大正時代に、すぐにタイムスリップできるのです。長い畳廊下、手作りの揺らめくガラス窓、昔のままの真鍮のドアノブ、風の音も聞こえます。鉄筋の白い壁の住宅しか知らない子どもたちにも、ぜひこの空気を体感してほしいのです。そして歴史を学んでほしい。
この2つの建物は素晴らしい材料と技術でできています。明治の開国以来国際社会に参入し、欧米に追いつこうとした明治の人たちの大変な努力と素晴らしい決断があり、加えて外国からの技術導入を可能ならしめるレベルにあったことが、和洋の調和による日本の発展につながったと考えます。日本の近代化の歴史上、大きな転換期となった明治の人たちに学ぶとともに、この2つの建物を日本の歴史を学ぶ文化財として連携させながら、永く大切に後世に伝えたいと思います。
皆様のご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
応援メッセージ
キーン 誠己 様
一般財団法人ドナルド・キーン記念財団 代表理事
一昨年2月に亡くなった父ドナルド・キーンは、日本文学や日本文化を世界に紹介した学者であり教育者でした。「キーン先生の存在がなければ、日本が経済大国として世界に認められたとしても、ぎすぎすした薄っぺらな国にしか見えなかったでしょう」と言った方がいましたが、その通りだと思います。
父は初めて古河庭園に行った時すっかり気に入ってしまいました。そして目の前に見えるマンションに住みたいと思いました。それ以来亡くなるまで45年間住み続けました。研究の合間に、書斎から眼下に見下ろす古河庭園の木々に心を癒し、ベランダに出ては風景を楽しみました。そして四季を通じて時々散歩に行って、庭園をすみずみまで散策しました。木々や草花、日本庭園、洋館を楽しみました。バラの季節には必ず行きました。よく冗談半分に、「古河庭園は僕の庭です」と言っていましたが、父の生涯は古河庭園とともにありました。父は今も天国から古河庭園を応援しています。
石山 修武 様
早稲田大学理工学部名誉教授
日本建築学会賞 ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、吉田五十八賞など多数受賞
遠藤 徳夫 様
香川調理製菓専門学校 助教授 プランタン責任者
駒込にある、香川栄養学園「プランタン」は、専門学校のパティシエを教育する附置教育機関です。旧古河庭園内大谷美術館内にある喫茶室に、フルーツケーキ・オレンジケーキを提供させて頂いております。駒込駅から、庭園に向かう途中にあり、ケーキをご賞味いただいたお客様が、帰りに訪れていただくことも有ります。プランタンは創業52年を超えて、旧古河庭園大谷美術館と共に、駒込の歴史を歩んできました。春と秋に開催される「バラ」のイベントでは、大変多くのお客様にケーキを食べて頂き、ご支援いただいております。私自身も、庭園・美術館の空間が好きで、訪れると大変、心が癒されます。
昨年から、コロナ禍の影響で閉館されていると伺っています。早くコロナ禍が収束して、多くの方に庭園を訪れてほしいと思っております。心安らぐ空間が戻るように、大谷美術館を応援いたします。
税制上の優遇措置について
公益財団法人大谷美術館への寄附金には、税法上の優遇措置が適用されます。この寄附金を支払った翌年の1月1日現在、都内にお住いの方は、確定申告書を所轄の税務署へ本証明書を添付し申告することにより、 所得税、個人住民税の税制上の優遇措置を受けられます。
尚、東京都以外にお住いの方は、所得税のみ優遇措置を受けられます。
注)所得税の確定申告の義務がない方は、寄附を行った年の翌年の1月1日現在お住まいの市区町村へ住民税申告を行うことにより、個人住民税の寄附金税額控除の適用を受けることができます。
また、法人様の寄附については、特定公益増進法人に対する寄附に適用される、別枠の損金算入をご利用いただくことができます。
●ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、新着情報などでご紹介させていただく場合があります。
●銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
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プロフィール
公益財団法人大谷美術館は、旧古河邸(大谷美術館)と旧磯野家住宅(銅御殿)の建物の管理・運営を担い、見学会の実施、施設内での展覧会の開催、喫茶室の運営などを行なってきました。 旧古河邸(大谷美術館)は、鹿鳴館やニコライ堂などを設計したジョサイア・コンドルが設計した洋館内部に和室を完全な形で取り込んだ極めて珍しい建造物です。 旧磯野家住宅(銅御殿)は、東京に残る数少ない明治末期から大正初頭にかけての邸宅建築のひとつであり、伝統的な木造建築の技術と明治以降の大工技術の創意とが融合した近代和風建築の作品として国指定重要文化財となっています。
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ギフト
10,000円

A|旧古河庭園ご招待券セット
●お礼のお手紙(PDF)
●寄付金領収書(PDF)
●館内案内動画 (15分) オンライン視聴権
●旧古河庭園ご招待券セット(年間パスポート1枚、入館券2枚、喫茶券2枚)
※年間パスポートは庭園の年間パスポートとなり、洋館の年間パスポートではありません。
- 申込数
- 239
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
30,000円

B|オリジナルトートバッグ
●お礼のお手紙(PDF)
●寄付金領収書(PDF)
●館内案内動画 (15分) オンライン視聴権
●旧古河庭園ご招待券セット(年間パスポート1枚、入館券2枚、喫茶券2枚)
※年間パスポートは庭園の年間パスポートとなり、洋館の年間パスポートではありません。
●「ジョサイアコンドル 日本の造花 (いけばな)」のオリジナルトートバッグ 1枚(360mm × 370mm × 110mm)
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円

A|旧古河庭園ご招待券セット
●お礼のお手紙(PDF)
●寄付金領収書(PDF)
●館内案内動画 (15分) オンライン視聴権
●旧古河庭園ご招待券セット(年間パスポート1枚、入館券2枚、喫茶券2枚)
※年間パスポートは庭園の年間パスポートとなり、洋館の年間パスポートではありません。
- 申込数
- 239
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
30,000円

B|オリジナルトートバッグ
●お礼のお手紙(PDF)
●寄付金領収書(PDF)
●館内案内動画 (15分) オンライン視聴権
●旧古河庭園ご招待券セット(年間パスポート1枚、入館券2枚、喫茶券2枚)
※年間パスポートは庭園の年間パスポートとなり、洋館の年間パスポートではありません。
●「ジョサイアコンドル 日本の造花 (いけばな)」のオリジナルトートバッグ 1枚(360mm × 370mm × 110mm)
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
プロフィール
公益財団法人大谷美術館は、旧古河邸(大谷美術館)と旧磯野家住宅(銅御殿)の建物の管理・運営を担い、見学会の実施、施設内での展覧会の開催、喫茶室の運営などを行なってきました。 旧古河邸(大谷美術館)は、鹿鳴館やニコライ堂などを設計したジョサイア・コンドルが設計した洋館内部に和室を完全な形で取り込んだ極めて珍しい建造物です。 旧磯野家住宅(銅御殿)は、東京に残る数少ない明治末期から大正初頭にかけての邸宅建築のひとつであり、伝統的な木造建築の技術と明治以降の大工技術の創意とが融合した近代和風建築の作品として国指定重要文化財となっています。