残すところあと３日となりました＿期間終了までご支援よろしくお願いします

ご支援者の皆様

２月７日にスタートした「電動車いすレンタル事業支援プロジェクト」のためのクラウドファンディングも残すところあと３日となりました。すでに多くの方々からご支援をいただき、お陰様で昨日目標金額を達成することができました。ただ、私たちは最後の最後まで一人でも多くの患者さんに電動車いすを使っていただくべく、引き続き期間終了までご寄付のお願いを続けます。

自分自身が障害を抱える身になって、どうしても健常者、身障者という線引きが気になっていました。なかなかなじめないと言った方がいいかもしれません。身体が不自由になったと言えばその通りなんですが、その線の向こう側とこっち側ということを無理やり意識させられていると感じているからかもしれません。突然、線のこっち側に来てしまったという唐突感もあるのでしょう。しかしよく考えてみると、だれにでも起こりうることなのです。ALSという難病だけではなく、いきなり線を引かれてしまったと感じる病気や事故、様々な出来事は世の中に氾濫しているとも言えます。大切なことは、どんな事態に陥っても常に頭を高く上げて、凛としていられるか。毅然として自分の人生を再構築していけるか、だと気が付きました。守るべき家族がいる、自分を愛してくれている人がいる。自分がどんな状況になっても変わらぬものがある、変わってはならないものがある。そうしたことにしっかりと目を向けて、人生を生き切っていかなくてはなりません。そこに健常者も身障者もない。つまるところ、その線引きは自分自身が行っているのだということに気が付きました。今自分が立っているところが生き場所です。ここしかない、そう覚悟を決めて自分を建直し、モードの変わった自分の人生を生きていければと思います。最後の最後までご支援どうぞよろしくお願いします。

代表理事

畠中一郎