コロナ禍で家族と会えない終末期医療の現場にテレビ電話面会を

皆さま、こんにちは。

昨日、老人ホームなどの高齢者施設でのテレビ電話面会も本プロジェクトの対象にする旨をお伝えしましたところ、さっそく複数の問い合わせをいただいております。引き続きご連絡をお待ちしております。

さて、本日は早期緩和ケア大津秀一クリニック院長である大津秀一先生から、新しいリターンをご提供いただきましたので紹介いたします。大津秀一先生はなんといっても「死ぬときに後悔すること25」という大ベストセラーを出版され、以後も多くの著書を世に送り出されておられます。また臨床においても、ホスピス、在宅医療、大学病院での緩和ケアチームといった多彩な経験を積まれたのち、現在は早期緩和ケアのクリニックを開業され、まさに私からみても緩和ケアの最先端を突っ走っておられる先生の1人であると確信しています。さらに最近ではYouTube（緩和ケアちゃんねる・かんわいんちょー）での発信にも力を入れておられます。

大津先生からのリターンはこの春に新しく出版された「傾聴力～相手の心をひらき、信頼を深める」のサイン本となります。患者さんとの関わりこそ、まさに緩和ケアの大切な要素の1つであり、コロナでコミュニケーションが難しくなっている現状であってもタブレット端末というデバイスを介することでチャンスが広がると確信しております。そんな今だから、改めて大切にしたいこの傾聴力。ぜひ皆さま、お読みいただければと思います。

また、Yahoo!個人のオーサーでもある大津先生からは、このプロジェクトに関して、なんとYahoo!個人に投稿する形で触れていただきました。COVID-19時代の緩和ケアに何が必要かについて論じておられます。こちらもぜひご参照ください。

病院で「面会困難」「死に目に会えない」 新型コロナ時代の困難と緩和ケア