こんにちは。

 

今日は、ボランティア活動の一つ『学童保育支援』を紹介します。

 

 

これまで大人の被災者の話を聞くボランティアはたくさんいても、

心にはもっと深い傷を受けているだろう子どもたちの心のケアをする人が少ないという話を聞いて、彼らと接する機会がほしいと思っていました。

 


そこで、昨年は『学童保育支援』として、子供たちとの“ふれあい”を行いました。

6歳から10歳までのこどもたち20人くらいが2日間にわたって学校の1室に集り交流をしました。

 

 

最初に学生たちから自己紹介をした時は、子供たちは、外国からの訪問者に少し戸惑い、よそよそしい感じでした。

 

▲写真:子供たちに自己紹介をするプロジェクト参加者達

 


しかし、一緒にうちわに絵を描いたり、ハンカチ落としなどのゲームをしていくうちに「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼ぶようになり、次第に子供たちにも明るい笑顔が戻りました。

 

 

▲写真:うちわに思い思いの絵を描きました

 

 

お昼ごはんの時には、もうすっかり打ち解けていました。

ある女の子とイスラエル・パレスチナ女学生とのやり取りです。

もちろん、お互いに言葉はわかりません。

 

女の子が「お姉ちゃん、かわいい!」と言ったところ、

その女学生達は雰囲気で何を言ったのか感じ取ったらしく、照れて顔を赤くしていたのが印象的でした。その後も、和気あいあいと一緒にお昼を楽しんでいました。

 

 

そんな元気な子供たちでしたが、ある女の子が突然に震災の事を話しだしました。

(学生側から子供達に震災の話をすることは禁じられていました)


「私のね、お母さんの妹に赤ちゃんがいるんだけどね。

 地震で、赤ちゃん、流されちゃった。」

 

 

また、子供たちを見てくださる保母さんにも、当時の話をして頂きました。

 

「実母と家を失い仮設に住んでいたが、学童のこどもたちに励まされ、精いっぱい頑張れることができ、幸いなことに家を建てることができた。

 だが、息子の結婚式の時に、生い立ちのスライドショーを作るための写真類を失ってしまったのは、本当につらかった。

 保母をしていた経験から、育児日記も丁寧に書き記していたが、その大切な記録も失ってしまった。」

 

 

かけがえのない家族や家だけではなく、大切な思い出の品も一瞬にして失ってしまった子供や先生。

つらい経験をしながらも、前を向いて頑張っている笑顔がとても印象的でした。

 

 

つらい経験の形は違うけれど、イスラエル・パレスチナでも紛争という現在進行形のつらい現状があります。

このつらい経験があるからこそ、お互い共感しあえるのだと思います。

 

 

今年も、このふれあいを通して、大きな心の傷を受けた子供たちにとって、

「遠い国からもお兄ちゃん、お姉ちゃんが来て遊んでくれた」という楽しい思い出となり、少しでも癒されるのなら本望です。

 

 

このプロジェクトが実現できるために、どうぞご支援をよろしくお願い致します。

 

 

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