障害の有無に関わらず、その人の夢に寄り添う。職業支援の場開設

いよいよ支援締め切りまであと５時間を切りました。

 

達成までまだまだ諦めません。どうかご支援をよろしくお願いします！

https://readyfor.jp/projects/piecelab2020

 

私は目の前の人達にいつも全力で関わります。

仕事の時もそう。目の前の子ども達と一緒に全力を出す。私とはそういう人なのです。

 

そして今回の企画の新着の中で、私は何度も子ども達のことについて話してきました。

 

では、なぜ私がここまで目の前に人達に本気になるのか。

特に子ども達に対してなぜ本気を出すのか。

どうしても最終日に伝えたい。そう思いました。

 

それは、私の兄のことと繋がっています。

 

私の家は兄、姉、私の３人兄弟。兄も姉も私に優しく、兄は学校から帰ってくるといつも私と遊んでくれました。

 

その兄が中学校３年生を迎え、希望の進路に向けて受験勉強を進めていました。幼いながらに私は兄のことを応援していました。毎日勉強で忙しいはずなのに、兄はいつも通りでした。

 

しかし、秋から冬になる時、異変が起きました。

 

兄が部屋から出てこなくなりました。それと同時に学校に行けなくなりました。

「不登校」に突然なりました。何の前触れも感じることなく・・・。

本当に突然です。

 

なぜ兄が不登校になったのか。

それは「どんなに頑張っても認めてもらえない。結果を出さなきゃ意味がない」そのことに追われていた・・・。

兄は家に届けられた通知表をビリビリに破いていました。

人の物差しで測られ、一人で頑張り続けてきた結果がこれ・・・。

 

私は幼いながらに「一人で頑張り続けること」の怖さを知りました。

そして、兄が部屋から出てこなくなった事実にしばらくの間泣き続けていました。

 

そんな私は数年後、教育学部に入り、教員の免許を取得した後に長野県の教員として働き始めました。

 

そこで出会ってきた多くの子ども達。

https://readyfor.jp/projects/piecelab2020/announcements/119765

 

一人で頑張り続けてきた結果、立ち上がれなくなるのを多々見ています。

私の兄が中３で動けなくなったのを見てから、私の姉、私、そして私の教え子達・・・。中３という節目に兄のように崩れてしまわないかといつも心配になります。「何の心配も感じなかった」ということは今まで一度もありません。

 

 

では、一人で頑張らなきゃいけないんだろう・・・。

それは今も疑問です。

「自立」って言うけれど、一人だけで生きていける人なんてどこにもいない。

 

逆に助け合うことがなかなかできないのは何でだろう・・・。

きっとみんな一人で抱えていることが多いんだろうね。

だから他の人を見る余裕なんてないんだろうね。

 

 

でも、それが続いた結果、部屋から動けなくなった私の兄がいます。

目の前でそれを見ています。

そして兄だけじゃなくて・・・。

 

でも、本気を出してくれた相手に対してはその言葉に応えようと人は頑張れる。

本当は、人は人の気持ちに素直に応えるようになっている。

本気出せば、相手も本気出す。

自分の態度が相手の態度だ。

 

 

だから、私は「助け合うことが当たり前」の優しい場所をつくろう。そう思って今に至ります。

その「助け合う」

 

新着情報で挙げた通り、必要としている人が実際にいます。

でも、必要としている人だけの力ではまだまだ実現できません。

 

何度も言います。

どうか、あなたの支援というpieceを貸してください。

実現のためには多くの人の力が必要です。

どうかご協力お願いします。

 

https://readyfor.jp/projects/piecelab2020

 

松本市筑摩に構えます！！