コロナ禍でも子どもたちに学ぶ場を。インドの無償の学校からのヘルプ

支援総額

3,009,000

目標金額 2,200,000円

支援者
309人
募集終了日
2021年1月21日

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2020年12月17日 23:06

インドに広がる教育格差

ナマステ!(こんばんは!)

 

日本は各地で初雪が観測されたと聞いています。ここ、インド ブッダガヤも最低気温が5度、6度と低くなり、本格的に寒くなりました。日中も昨日、今日と曇りで太陽がでないので寒いです。

 

生活環境の違い

 

この辺りは、電気がない時間も多く、電気があっても電圧が非常に弱く安定しないことから冷暖房器具はありません。

夏の50度近い気温から身を守るために、建物は日が入らず涼しく過ごせるように建てられるので冬は室内にいるほうが寒いです。

 

重ね着をして寒さをしのぎます。

暖房器具がないだけではなく、湯沸かし器もないのが一般的な村の人の生活です。真冬でも水でシャワーをするため、天気が悪いと日光浴で体を温めることができないので、大人も子どもも、風邪をひく人が増えていきます。都会と村の生活には大きな差があります。

 

教育環境の違い

 

先日ラジオでインタビューを受けた時に、地域によって「教育環境」に違いがあるか?」という質問がありました。答えは「大きな違いがある」です。

インドは地域により貧富の差も大きく、教育環境も全くと言っていいほど違います。教師のレベルにも、公立学校の授業内容にも差があるのです。

 

広がる教育格差

 

ロックダウンにより3月から学校が閉鎖され、すでに9カ月が過ぎました。その間にインド政府によりオンラインで授業を提供することを推奨されましたが、私たちの地域には電気も十分にありませんし、児童の家庭にはパソコンどころか、スマホを持っている人も少なく、インターネットもありません。オンラインによる授業を推奨されても、政府から環境を整えるための補助や支援はなく、オンラインクラスをすることは不可能です。その一方で、私たちのいる場所から30分も離れていないブッダガヤの町ではオンラインクラスを受けている小学生もいます。同じ学校に通っていても、家の環境によりオンラインクラスに参加できる子と、できない子がいます。これは小学生に限りません。中学、高校、大学生も同じです。自分たちが住む場所、生まれた場所により勉強ができる環境が異なり、コロナ渦により教育格差が一層広がっています。

 

私たちに出来ることは何か

 

「オンラインクラスができないから何もできない」と諦めるのではなく、「今ある環境で出来ることは何か」を考えています。

今年の6月には規模の小さな「塾」は再開できるようになり、私たちも「プレマメッタ コーチング センター」を再開しました。「プレマメッタ コーチング センター」は日本の千葉にある「天徳寺」さまのご支援により昨年4月から始まった「塾」です。この塾はマハ・ダリット(不可触民の中でも最下層に位置する階級)の人々が暮らす村にあります。週に2回、2時間のクラスを公民館を利用して開催し、10歳前後の35名がここで算数と英語を勉強しています。

 

3か月ぶりに再開する時、お掃除を手伝いに来てくれました。

建物は無料で貸していただいているので、お礼を兼ねて扇風機や机、椅子、ホワイトボードを寄贈しました。毎日午前中に他の方が塾を開催していたり、村の集会所として利用されている場所なのでみんなが快適に使える場所になればと願っています。

 

塾の様子。

 

ここで学んでいる子たちはみんな村の公立小学校に通っていますが、英語の授業がありません。インドの公用語はヒンディー語、私たちの地域もヒンディー語を話しますが、正確にはビハール州の言語で「ビハリー語」と呼ばれています。インドは広いため、東西南北で言語が変わり、ヒンディー語を使う人々は全体の30%くらいです。その為、「英語」は重要な共通言語とされています。

この村は町から遠く離れているので英語を目にする機会も少なく、授業を始めた時はほぼ全員ABCのアルファベットが書けませんでしたが今では英単語も覚えています。学ぶ機会さえあれば、子どもたちの能力に貧富の差はありません。

 

プレマメッタスクールの校舎でも

 

プレマメッタスクールの教室で自習をする少年。

 

写真の中の少年2人は今はプレマメッタスクールを卒業し、別々の学校に通っていますが、今は毎日ここで一緒に自習をしています。少し前までは教室に児童を入れることも禁止されていたので徐々に規制が緩み出来ることも増えてきました。他にも、学校に行けない代わりに塾で勉強をしたいと希望する児童の塾代を負担し、オンラインクラスの代わりに学べる機会を提供しています。

 

もし、いま挑戦しているネクストゴールが達成できフェンスを作れたら、次は子どもたちに「オンラインで世界と繋がるクラスを提供できるように設備を整えたいな」などと次の挑戦を考えてしまいます。。。

今後も子どもたちの未来の可能性が広がるように努力していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

リターン

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

申込数
193
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

・フォトレポート(PDF) 

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。



申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

申込数
193
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

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・フォトレポート(PDF) 

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。



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