プロジェクト終了のご報告
『発掘 the OSAKA』書籍化プロジェクトのクラウドファンディングにご支援頂いた皆様
この度は、故・酒井一光さんの遺稿を書籍化するにあたって、大変多くの方々からご支援をいただき、誠にありがとうございました。皆様のおかげで、無事に3回忌である6月20日に合わせ、完成した書籍を酒井さんの御霊前に届けることができました。遺稿集刊行委員会一同、改めて感謝申し上げます。
皆様から頂いた支援金は、予定通り出版社からの書籍の買取代金に使わせて頂きました。リターンの書籍は、先週末に発送いたしましたので、すでに皆様のお手元に届いているかと思います。もしまだ届いていない方がおられましたら、お手数ですがご一報ください。
また、特典の『発掘 the OSAKA』の特製マップは現在鋭意制作中です。7月末までにはご支援頂いた皆様に責任を持って発送いたしますので、もうしばらくお待ちください。また、特別ツアーをリターンに選ばれた方につきましては、個別に連絡を取らせて頂いているところです。個別にツアー内容を調整し、新型コロナウイルスへの対応を考慮しつつ、ご都合の良い日程で開催してまいります。
クラウドファンディングとしましては、このご報告をもって終了とさせていただきますが、残った資金を元手に、これから3冊目の酒井さんの遺稿集『酒井一光論考集(仮)』の編集作業に入ります。出版できるのは来年になると思います。進行状況は各委員のSNS等で発信してまいりますので、引き続きフォローいただければ幸いです。
なお、ご支援頂いた『発掘 the OSAKA』と、別途製作しておりました『タイル建築探訪』の2冊の書籍は、6月28日頃には、書店やAMAZON等で一般販売が始まる予定です。
ご支援頂いた総額350万5千円の使途につきましては、3冊目の論考集の買取予定金額110万円を残し、リターンにお贈りする書籍の買取代金とその郵送料、梱包材等の消耗品、それから特製マップの制作費用と郵送料、クラウドファンディングのREADYFOR社へ支払う手数料に全て使わせて頂き、残金はゼロとなります。
最後になりますが、できあがった2冊の書籍を酒井一光さんの墓前に手向けた写真をご紹介して報告を終わりたいと思います。笑顔で本を持ってくれているのは酒井さんの姪っ子さんです(掲載許可はいただいています)。酒井さんがライフワークとして残した大部の書籍を通じて、皆様がこれまで以上に建築に関心を持たれ、大阪、そして日本の建築文化がますます豊かなものとなることを刊行委員会一同心より願っております。どうもありがとうございました。
酒井一光遺稿集刊行委員会一同