飼い主のいない猫30頭の不妊手術を実行します

知立くらしのニュースに掲載して頂きました。

同時に、当プロジェクトのことを知立地域ねこの会さんが自治体にお話ししてくださり

プロジェクトを町内会で共有して頂けることになりました。

先ずは、飼い猫が捕獲されてしまわないように

ＴＮＲの実施と概要を回覧板で告知させて頂きます。

 

 

これまでご支援してくださった皆様は、動物愛護の精神に満ちていて

決してペットショップで仔犬や仔猫を購入する事は無いと思います。

ですが、そういった選択肢しか知らない方には

ぜひ、譲渡会で里親になる、という選択肢を知っていただきたいのです。

里親になる為には、保護されていた間の医療費を負担する必要があったりしますが

ワクチンや必要な手術が済ませてあったりするので、一から荒々しい野良猫を飼育するよりも

人慣れやトイレのトレーニングも済んでいたりするので、とても安心なシステムです。

 

 

また、中高年の皆さんは、ご自身の寿命と仔犬や仔猫の生涯と

どちらが長いのかを真剣に考慮する必要があります。

自分に自由が利かなくなって、犬の散歩にも行けない、と

飼い犬を放してしまったり、捨てるような事があってはいけません。

でも、譲渡会にはシニア犬やシニア猫もいます。

そういった選択肢で、自分のライフスタイルと年齢に応じて

ぜひシニアの保護犬や保護猫の里親さんになってあげて下さいね。

 

 

もちろん若い方々も、保護犬、保護猫、そして

地域猫と呼ばれる、不妊手術を施して元の場所に返された飼い主のいない猫を家族として迎えてあげて下さい。

猫たちを見守っている地域猫サポーターさんがいらっしゃる場合は

突然その猫が居なくなると何か事件や事故に遭ったのでは？と心配してしまいますから

お家にお迎えする前に、見守っている方に一声かけたり相談して下さると良いと思います。

 

 

捨て犬や野良猫は多すぎて各地で殺処分も頻繁に行われています。

日本全国で、迷子や捨てられた子が驚くほど沢山、動物が愛護センターに収容され殺処分にされるのです。

それなのに次々と新しい命を市場にリリースするような

現在のペット販売の在り方について、私はとても疑問に思っています。

 

 

みなさんは売れ残ったペットショップの動物の行く末をご存知ですか？

売れ残った子たちは、ある時は隠密にゴミとして処分され

ある時はブリーダーの元に戻されます。

そこでは身動きも満足にできない不衛生な檻の中に閉じ込められ

生涯をただ繁殖の為に費やされ、ボロボロになってこの世を去ったり

時には使い物にならなくなったと生き埋めや、生きたまま焼却されたりするのです。

人間のする事とは思えないような。

でも、確かに、人間がしている事なのです。

 

 

現在のインターネット利用世代の半数くらいは

そういった現実を知っていると思いますが

インターネットに馴染みがない世代も多いものです。

知らずにペットショップで命を購入してしまった事もあるかもしれませんが

このような現実があること、決して忘れないで下さい。