【地域と共に歩む文化拠点】全国の小劇場の「再開」にご支援を

早いもので、プロジェクト終了まで残り10日を切りました。

新型コロナ絡みでは、劇場に関するニュースも絶えませんが、ネットワーク内でも毎日のように活発に議論を交わしています。

こんな中でも、クラウドファンディングも毎日途切れずご支援いただいており、本当にありがたいです。今月末の終了まで、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は、いただいた応援メッセージをご紹介します（敬称略）。

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●角ひろみ（劇作家 演出家 俳優）
 

小劇場が「小」であることが何より豊かで贅沢で大切に思います。
わたしはその「小」に大きく救われてきました。街や地域や人に小さな灯が灯り続けることを願っています。
灯し続けられるような創作と行いを、わたしもしてゆきたいと思っています。

●泊 篤志（飛ぶ劇場代表 劇作家 演出家）

　我らのスタート地点を助けねば
演劇をやり始めたのは、まずは非常に密な空間だった。大学の教室を借りて締め切って暗幕で真っ暗にして。
やがて学外に出て芝居をやる時もやはり密な空間だった。お客さんが50人も入ればいっぱいいっぱいな空間に90人入れただのウチは96人まで入れたぞみたいな、芝居の出来不出来とは別の張り合い方をしていた。それを、小屋のオーナーさんは「無茶するねー」みたいな一言で許容してくれてた。
今の基準で考えれば絶対にNGなんだけど。自分はそういう大らかな時代と民間劇場の懐の深さに育ててもらったんだと自認している。あの二十歳の頃のスタート地点があったからこそ、果敢に無茶なチャレンジもできたと思っている。
あの小さい空間が今、その密な空間を避けなければならない時代になった。空間に余裕を持たせたり、厳しい運用ルールも必要になってくる。民間でこれを維持していくのは至難なことだと推察できる。スタート地点が無くなるということは、10年後、20年後、ボディブローのように演劇文化を衰退させていくだろう。
これまでお世話になってきた演劇人総がかりでこれを助けねばと思っている。

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※応援メッセージをくださった方々をはじめ、全賛同人の方々のリストはこちらから。