支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 624人
- 募集終了日
- 2021年12月27日
一般譲渡ができない犬猫たちにもしあわせになってもらうために
#動物
- 現在
- 12,237,000円
- 支援者
- 853人
- 残り
- 6日
ゆきねこサポーター募集中|保護猫シェルター幸せの家へご支援を
#環境保護
- 総計
- 127人
残された命に、もう一度温もりを。保護猫たちへ医療支援をお願いします
#動物
- 現在
- 1,628,000円
- 支援者
- 132人
- 残り
- 34日
OneforMee@丹波 ☆安定した保護活動&医療費の継続支援募集
#まちづくり
- 総計
- 48人
保護動物たちの未来のために……リーフノットサポーター募集中!
#子ども・教育
- 総計
- 75人
にゃんこのしっぽサポーター募集★石垣島の捨てられた猫たちに治療を!
#動物
- 総計
- 114人
多くの猫を幸せにするためのご支援を〜(マンスリーらぶサポ)
#動物
- 総計
- 60人
プロジェクト本文
終了報告を読む
第三目標達成のお礼
皆さまの温かいお言葉付のご支援により、第三ゴールである1,200万円も達成することができました。3週間と3日、ちょうど折り返し地点での達成、猫の館MEスタッフ一同、お礼申し上げます!
先日もお伝えしました通り、工事費用を考え1500万円を目指していますので、引き続き最後まで皆様からの応援をどうぞよろしくお願いします。
2021.12.7追記
「第二目標達成のお礼と第三ゴールについて」「第一目標のお礼とネクストゴールについて」はこちら[最下部へ]
保護猫カフェ「猫の館ME」
"猫さんたちのより良い生活環境と出会いの機会"を増やすために。
念願だった「猫実(ねこざね)」の地で成猫に特化した保護猫カフェ継続へ!
私たち「猫の館ME」は、2013年4月に千葉県浦安市にOPENした、成猫に特化した里親募集型の保護猫カフェ&猫にまつわるさまざまな活動をしている複合施設です。
千葉県には大変珍しい地名「猫実(ねこざね)」という場所があります。開業を決意した当初から「猫実に保護猫カフェを開きたい!」と心に決めていましたが、この度ご縁があり、保護猫カフェを開くことのできる猫実の物件に出会いました。
猫実のこの物件に移転することによって、私たちもたくさんの嬉しいことがありますが、猫さんたちにとってもたくさんのしあわせが待っています。
- キャットルームが広くなり、受け入れられる猫さんの数が増える
- 日向ぼっこができる快適なスペースがある
- カフェのご利用定員数が増え、駅から徒歩圏内となり、出会いの機会が増える
- 譲渡スペースの確保によりワンストップで譲渡希望者が猫と出会える など…
ただ、運営的には万年火の車である「猫の館ME」には、このコロナ禍の影響もあり、移転に伴う費用の捻出が十分にできません。今までオーナーの貯金でなんとかやりくりしながらここまで無借金経営で頑張ってきましたが、今回はとうとう全額融資での移転となります。
移転にかかる費用は総額1,500万円。満を持してクラウドファンディングに挑戦いたします。
猫さんと暮らす人のモデルルームとなるような魅力的な施設を猫実の地で実現させ、人も猫さんもお互いにハッピーな社会の実現に向けて、完全室内飼育の徹底を広く呼び掛けられるような役割も担える存在に進化したいと考えています。
この度皆さまにはご支援という形でご協力いただき、猫さんのためにみんなで作るみんなのお店とできればと思っています。
皆さま、温かいご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。
猫の館ME オーナー 小倉
■目次
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ご挨拶と「猫の館ME」の歩み
こんにちは。はじめましての方には、はじめまして!「猫の館ME」オーナーの小倉と申します。沢山あるプロジェクトの中から、こちらをご覧いただきありがとうございます。
猫の館MEは2013年4月にOPENした、千葉県浦安市にある里親募集型の保護猫カフェ&猫にまつわるさまざまな活動をしている複合施設で、一般の方もご利用いただけます。
当時、千葉県初の保護猫カフェとして開業し、譲渡会ではなかなかご縁につながりにくい成猫に特化した譲渡活動を行って参りました。2013年の開業以来、215頭の猫さんが卒業してヒト家族のもとで過ごしています。
今回、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げようと思った経緯をお伝えする前に、少し長くなりますが、私たち猫の館MEが歩んで来た歴史を、お話させてください。
〜猫の館ME 立ち上げから移転までの軌跡〜
オーナーである私小倉は、8頭の猫さんたちと暮らしています。いずれも元・保護猫で、うち5ニャンは猫の館MEを開業してから、それぞれ理由があってうちのコ宣言した猫たちです。
|開業のきっかけ
昔から実家には猫さんがいたこともあり、独立してからもずっと猫さんを迎えたかったのですが、当時の仕事柄出張族だったために長い間猫さんとの暮らしを諦めていました。しかし、大病を患った際「ずっと我慢していた猫さんとの暮らしができないまま、死んでしまうのかな?」と本気で頭をよぎりました。自分の人生を見つめ直したことがきっかけで、居ても立っても居られず、体が動くようになってからすぐ譲渡会に足を運びました。
うちのコをお迎えしたことをきっかけに、その譲渡会の活動をしている団体から猫の預かりボランティアも任せていただくようになりました。そんな中、60歳を超えた一人暮らしの男性と出会いました。奥様に昨年先立たれ、暮らしていた猫さんも後を追うようにお星さまになり、どうしてもまた猫さんと暮らしたいとおっしゃるのです。
その頃キャットシッターの卵だった私は、高齢の方でも猫と暮らしたい人と、訳あって家族を探しているシニア猫さんとをうまくマッチングできれば、縁づかなくてどんどん猫さんが増えてしまっている猫の保護活動家さんのお家からも猫さんが減り、三方良しなのにな。という考えが日に日に強まりました。
キャットシッターは猫さんたちと身近に接することができる大変有意義な仕事です。しかし大勢の猫さんのお宅に出入りする立場なので、TNR(※)や保護の最前線の活動をして、もし自分がウイルスや虫などの媒介をしてしまったら、お客様の猫さん達にご迷惑がかかるかも、という後ろめたい思いがありました。
※野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)こと。
一方で、譲渡会では子猫が人気なので猫ボランティアさん宅にはご縁がなく大きくなった保護猫がたまり、お世話する猫さんの数が増えていることを知りました。キャットシッターの私でもできる保護猫活動は、猫ボランティアさんの代わりに、そして成猫のためにとびきり素敵なご縁を探してくることだ!と考えました。
それが「大いなる預かり」役に徹するという、今の保護猫カフェの形です。
|千葉県初の保護猫カフェ「猫の館ME」をオープン
猫の館MEは、2013年に千葉の浦安に千葉県初の保護猫カフェとしてオープン。猫さんに関する複合施設で以下のような猫専門サービスを展開しています。
里親募集型の保護猫カフェ/キャットシッティング(猫専門ペットシッター)/猫専門グルーミング(シャンプーやケア)/猫用品や猫雑貨のセレクトショップ/譲受施設/猫に関するセミナーや猫ヨガ開催/ミニ個展などのギャラリー開催/猫専用賃貸マンションのアドバイザー
譲渡会では、参加する猫さんがアウェイの会場に行って、緊張して隠れて固まるということが多いのですが、保護猫カフェでは、猫たちが暮らしている場所に譲渡希望者がアウェイで訪ねて来て、その猫さん本来の姿を見ることができます。
仔猫のほうが成猫よりも人気があり、ご縁の機会が多いのは事実なのですが、成猫だってまだまだカワイイし、遊ぶし、ナデナデ好きなコは甘えてきてくれます。また恥ずかしがり屋の猫さんは譲渡会でなくても人を避けて近づかないなど、その猫さん本来の姿を見せてくれます。
一般家庭である猫ボランティアさんのお宅にいるよりも、成猫にもお家が見つかるチャンスが高くなるのが保護猫カフェという場所なのです。
なかなかスポットが当たりにくい成猫たちのお家さがしに特化した場所を作ることは、やりたがる人は多くないだろうけれど、だからこそやる意義があるのではと、考えました。
|当時の物件探しは難航
ご存知の方も多いと思いますが、ご当地千葉県浦安市には「猫実(ねこざね)」という町名があります。
全国的にも「猫」がつく地名はそうあるものでもありません。しかも猫実は駅から徒歩圏内にある町名なので、「保護猫カフェを開くなら猫実で」と心に決めて物件探しをしていました。
2021年現在は、保護猫カフェは全国でも珍しくなくなり100店舗以上存在していますが、物件探しをしていた9年前は、全国に10件程度だったことを記憶しています。そもそも保護猫カフェという単語もありませんでした。
そんな保護猫カフェ黎明期だったからか、物件探しは難航。猫実は主に住宅街のため、猫カフェに適した広い物件が少ない地域でした。
ペット可物件の賃貸住宅のうち「犬のみOK」などという条件が付いていることも珍しくありません。それはおそらく不適切な猫さんとの暮らし方をされて、過去に迷惑を被っている大家さんがいるから、という理由もあるかと思います。猫は粗相をする。爪とぎで壁や柱をダメにされる…。臭い…。
しかし、本来猫さんはとてもきれい好きな生き物で、猫トイレや室内をこまめに掃除して管理することで、におい問題は生じません。壁で爪を研いでしまう癖がある場合、その場所に縦型の爪とぎや防止シートを貼ることで、爪とぎ被害の対策もできます。
猫さんに対する誤解を説くために「大家様にプレゼンをさせて欲しい」とお願いをするも、お話を聞いてもらうことさえ叶わず、物件が空いていても貸してもらえない。そんな不遇の時代でした。
|やっとの思いで見つけた現在の物件
ある日、「小倉さんが猫実で物件を探しているのは知っていますが、面白い物件が堀江にあるので、見学だけでもしてほしい」と言われ不動産屋さんから紹介されたのが現在のお店です。
古いビルでも、内装がたまたまヨーロピアンアンティーク調の造りで、目の前には桜の木。居抜きでこんな素敵な空間が借りられるならと、今の地での開業を決意しました。
小さな個人商店に毛が生えたような会社でしたので、大企業のように資金力がありません。開業に必要な備品購入のためご支援のお願いを私の本来のお仕事(キャットシッター)の顧客に説いて回ったり、お手紙を何百通も郵送したり、そうやってご支援を募ってケージ等の必要な備品を揃え、皆さまの気持ちで何とか開業した大切なお店です。
しかし立地的には駅から遠く、住宅街の雑居ビルの2階、しかも子猫のいない成猫に特化した譲渡を目的とした猫カフェ。さらに、私たちは愛護団体ではなく、あえて最初から株式会社という形を選ぶというチャレンジだらけの船出でした。
|たくさんのご縁でできた猫の館ME
千葉県初の保護猫カフェということで、これまで新聞やテレビの取材もたくさん来ていただきました。オーナーが猫の職業の専門家ということもあってか、教育テレビやまじめな猫番組に出演させていただく機会も何度かあり、ネコ本の編集に協力させていただくご縁もできました。
しかし猫界での認知度は上がったものの、どうしても収益の点が追いついてきません。開業してからは常にお金との闘いでした。
お店の空間は素晴らしいものの2階では入店しづらく目立たないため、お客様の集客には本当に苦労し続けました。恥ずかしながらお店オープンから6年間、常に赤字の垂れ流しで、途中で家を売却し、そのお金を充てて運営していました。
|2016年リニューアルオープン。軌道に乗り始めた矢先の新型コロナウイルス感染症
猫さんたちのためにも経営をなんとか安定させたいと、2016年12月、同ビルの1階に保護猫カフェおよび併設する物販ストアを移動させ、リニューアルオープン。その時に「保護猫カフェが売上補てんのために物販も行う」という立ち位置から「猫を売らない猫の店」をキャッチフレーズに「生体販売しない猫専門ペットショップ=猫以外の物をいろいろ売っているお店が経営している保護猫カフェ」という方向へ大きく舵を切りました。「お買い物で猫支援」を標語に掲げ、猫の館ME第2期の始まりです。
このリニューアルの時にもブログで支援を募り「自前クラウドファンディング」と称して、リニューアルの工事費用を皆さまからご支援いただき、現在の店舗を開くことができました。本当にありがとうございます。
お店で使う家具の組み立てや、2階ラウンジからのケージを含めた家具移動には、たくさんのサポーターの方や里親さんが力を貸してくださいました。やっとの思いでオープンにこぎつけた1階の現在の店舗。予算がなくて元々の味気ない蛍光灯のままだって、私にとっては皆さんの大切な気持ちがたくさん詰まった大切な大切な場所です。
最初は仕入額を考えたら人件費のほうが高くついてしまい、物販をする意味はあるのかと心配をしていましたが、気が付いたら大きく成長。徐々に固定のお客様が増えていったことは嬉しい財産です。
展示スペースも設け、下の写真はちょうど記念すべき卒業生(譲渡)が100頭を迎えた時に開催した「卒業生いまむかし展」です。猫の館MEにいた時の写真と、里親さんから送っていただいたお家のコになってからの写真を並べて貼って、それをお客様にご覧いただくという展示を行いました。この写真の数だけ、幸せになった猫さんがいる、という証です。
運営7年目、1階に移転してから3年で、とうとうぎりぎりで黒字を達成します。お給料日や経費の支払い月末でも、毎月胃が痛くなることが少なくなりました。
しかし喜んでいられたのもつかの間、翌年にはコロナ禍でまさかの赤字に逆戻り。平日のキャットルームはお客様ゼロというのも多く続いていて、常に思っていることはやはり「ある程度の広さと規模と駅から徒歩という条件が揃わないと、猫カフェとしては生き残れない」ということでした。
しかし営業を自粛していた期間も、ネットショップを通じて全国のサポーターの方が応援の意味でお買い物を続けてくださったお陰で、スタッフ達のお給料を遅延せずになんとか生き残ることができました。サポーターの方からのチャリティグッズの提供もとても救われ、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、一番確実で安定していたキャットシッターというお仕事は、旅行業界に準じて忙しさが決まります。お出かけや出張の間、お家で留守番する猫さんのお世話をするため、ステイホームで一時期、お仕事が0件という月が続きました。開業当初は、それこそシッター業で稼いできたお金を全て人件費に充てていたような柱となる事業ですが、その大きな柱の1本が崩れてしまったのです。
お金が続かなくては、保護猫カフェは続けられません。でも提携する愛護団体メンバーから依頼されている入居希望の猫さんは、相変わらず列を作って待っています。緊急事態宣言などで譲渡会も満足に開催できず、猫ボランティアさんのお家にも、譲渡が決まらない猫さんがあふれているのです。
コロナ禍でキャットシッター業がだめになりましたが、あいた時間を使って不動産屋さん回りを再び積極的に行い、憧れの地である猫実での開業に向けて歩みを進めました。
|やっとの思いで、猫実でのオープンが現実に
9年前の開業当初とは確実に違うこと。それはとてもたくさんの応援してくださる味方がいらっしゃることです。
あの時一人で闘っていた、今より10年若い新米社長は大変ありがたいことに、お客様・里親さま・サポーターさま・愛護団体の皆さま・獣医師の先生・議連の議員の皆さまなどから、情報提供や後方支援やさまざまな応援をいただけるようになりました。
もちろん今回も一筋縄ではいかず、悔しい想いもたくさんしましたが、昨年プレゼンの機会を与えていただいた不動産屋さんから電話があり「お店を貸してもいいとおっしゃっている大家さんがいる」という連絡をいただきました。
念願の猫実で保護猫カフェができるかも。
しかし聞いてみると、物件は物販スペースを含めて望んでいた広さの半分ほどでした。私たちにとって保護猫カフェの活動と物販は、今や表裏一体。でもこの面積では物販部門の移転は正直厳しい。
悩んで悩んで悩んだ挙句、苦渋の決断で保護猫カフェ部門のみの新規移転を決断しました。キャットルームだけであれば、今より面積はとても広くなります。正直、今でも不安はあります。保護猫たちが猫実に移転してしまった物販部門は、お客様が減るのではないか。保護猫のためにと、お買い物をしてくださっているかたが来なくなってしまうのではないか。
しかし、今のお部屋よりも広くて、念願の窓がある環境で猫さん達が暮らせることになり、駅から徒歩圏内の猫実の地でアクセスもよくなり里親募集活動を今よりも加速して進めていくことができます。
このままアクセスの悪い場所で営業を続けているよりも、「猫実にある保護猫カフェ」というキャッチーな地の利を活かすことは集客にもつながり、その保護猫カフェが運営しているショップであることには変わりないため、むしろ2倍になるお家賃を支えていただけるファンを増やして、どんどん譲渡を進めていきたいと思っています。
この長いヒストリーの中で、今回の猫実の地への移転は悲願達成でもあります。
とは言え、万年火の車の猫の館MEには、移転に伴う費用の捻出が十分にできません。今までオーナーの貯金を使い果たしたものの無借金経営で頑張って来ましたが、とうとう全額融資での不退転の決意での移転です。
移転を急ぎたい理由が、実はもう1つあります。
いつもブログやSNSをご覧いただいている方はご存知かと思いますが、今のお店は入居初年度から続く雨漏りに悩まされております。
台風や暴風雨の度に、営業を途中で打ち切ったりOPENできない日があります。つい先日の台風でもまた被害が出ています。
この状況を脱するためにも早く移転をし、快適な空間で猫さんたちにのびのびと過ごしてもらいたい、そう考えています。
皆さまのご支援で猫さんたちのためにできること
|猫さんたちにもしあわせいっぱいの移転先
猫実の新しい店舗の場所は、この夏まで海産加工場だった古い建物があった場所で、更地にして現在、建物を建築中です。
「一から新しく作るため、ある程度希望を受けられますよ」というお声を掛けていただけた物件のため、これまでの経験を活かして、猫番組などによく出演されている猫清水さんこと一級建築士の清水満氏の設計のもと、猫さん達とお世話をする人スタッフ達双方にとって快適な空間になるよう設計していただきました。(10年来の付き合いのある清水氏は、あの猫検定の監修に携わっていらっしゃる方なのです!)
その1:広々としたキャットルームでご利用定員数と入居できる猫さんの数を増やせる
現在のキャットルームと比べると面積が広くなるため、ご利用定員をかなり増やせることになります。そして広くなるということは、入居できる保護猫の数も、今より多くできるため、譲渡も今より加速できることにつながります。
広いキャットルームにはキャットステップなども設置できるので、猫さんたちにもより快適な場所で過ごしてもらえます。
その2:猫さんがくつろげる日向ぼっこスペース
現在のキャットルームには北側に面していて、開けられる窓が1つしかないのですが、新しい場所では「猫たちにひなたぼっこをさせてあげたい!」という思いが実現できるお部屋になります。図面上テーブルが置いてある譲渡会スペースと書かれている場所は、普段はキャットルームの一部として使用するため、窓辺で猫さんがくつろぐことが可能になります。
その3:駅から徒歩圏内の地で里親さんとの出会いの機会が増える
前述の通り、現在の場所は駅から離れていることもあり、特にこのコロナ禍では気軽に足を運んでくださる方が減ってしまいましたが、猫実は駅から徒歩圏内の地なので、ご利用いただく方も増えて、里親募集活動を今よりも加速して進めていくことができる見込みです。
その他にも、これまでは水場がキャットルームの外にあり、猫さんのごはんを準備したり洗い物をする度にスタッフの労力が無駄にかかっていましたが、新しいカフェではお皿を洗っていてもお客様の対応ができる位置にキッチンがあり、いちいち靴を履いたり脱いだりしなくても済む作りになっています。
便利な点だけではなく、おしゃれで撮影場所としてもどんどん使っていただけるような内装に仕上げ、譲渡希望者の方も、純粋に猫カフェとして利用する方も、たくさん訪れていただけるような空間を目指します。
また、新しい店舗では、今まで細々とお受けしていた猫さんのシャンプーサービスもこれまでより積極的にお受けできる体制に致します。開業当初から契約している猫専門グルーマーの出動も増やし、完全予約制でお受けできるスペースも確保します。
|満を持してのクラウドファンディング挑戦
経営がとても苦しいことを知ったお客様がたからも、クラウドファンディングを勧められたことがありましたが、いつも「いつか猫実への移転のお話が決まったら、その時は満を持してクラウドファンディングのプロジェクトを行いたいので、皆さんのお力をお貸しください」と添えていました。
さて、とうとう「その時」になりました。
移転費用はいろいろと見積って1,500万円。そのうちどれくらいクラウドファンディングを通じてご支援いただけるかチャレンジではありますが、私たちの目指す「猫さんと暮らす人のモデルルームとなるような魅力ある施設の実現」で、今よりも譲渡数を加速して、そして完全室内飼育の徹底を広く呼び掛けられるような役割も担える存在に進化したいと考えています。
●第一目標金額:500万円
◉目標金額の使途:
・基本的な内装工事費
●第二目標金額:1,000万円(追加500万円)
◉目標金額の使途:
・床暖房設置工事費、キャットステップ設置費、看板設置費
●第三目標金額:1,200万円(追加200万円)
◉目標金額の使途:
・敷金などの契約金、リターン費用
今までもそうですが、今度の猫実のお店は、今までのサポーターの方々に加え、クラウドファンディングで出会った新しいサポーターさんも一緒に、猫さんのためにみんなで作るみんなのお店とできればと思っています。
「猫さんがいても、こんなに素敵に暮らせるのですよ」という見本になるよう、多くの人がたくさん通いたくなるような、わくわくして楽しい場所の実現に、どうか皆さまのご支援を賜りますよう、お願いします。
最後に:人も猫さんもお互いハッピーな社会の実現に向けて
|MISSIONの実現に向けて
実は今回の物件の契約期間はなんと15年!10年待った甲斐がありました。猫実という地名を生かして、そのうち懇意のお店の方々と「猫実ねこ祭り」などを開催し、地域全体で町興し的に保護猫応援の文化を作っていけたらと思っています。
そして今、都会では野良犬がいないように、15年経ったときには、完全室内飼育の徹底が世の中に浸透して、不幸な外猫さんがいなくなっていることを切に願っています。
お店を立ち上げた時 "「猫家族を迎えるなら、まずは保護施設へ行こう」が当たり前の世の中になるよう、それを目標に活動を続けます” と宣言をしました。
これらの活動をあと15年続けたのち、その頃には殺処分もなくなっていくと信じています。
これは猫の館MEのMission Statementです。人も猫さんも双方がハッピーになるためのお手伝いをするのが私たち猫の館MEです。
猫さんを愛する全ての人が、楽しくお店を利用していただき、そして猫さんとの暮らしが初めての方には、この愛おしい猫さんの魅力にハマっていただくきっかけになれるよう、その結果、猫さんもハッピーになれるよう、そんなランドマーク的な存在になれたら幸いです。
最後に、里親募集を目的とした保護猫カフェならば、施設があるだけでいいではないか、というご意見もあるかと思います。それはそれで間違ってはおらず、身の丈に合った施設を運営することは素晴らしいことだと思います。
一方で充分な資金のある商業猫カフェを見る時、一般の人々はやはり、おしゃれで綺麗でわくわくする施設に集まるのだ、という事実を突きつけられます。コロナ禍、平日の昼間でも何十人もお客様を呼べているのです。
でもそれは逆に「こういう風にすればお客様は集まるのだ」という学びにもなりました。そこまでのことはできなくても、保護猫活動には関係のない一般の人々からもたくさんのファンができるようなお店になれば、猫さんたちのための活動の運営費を賄えるようになるのです。
今、それを叶えられるチャンスが来ました。
このプロジェクトをご覧になっている方、応援してくださる方、最後までお読みいただき、ありがとうございます。石の上にも10年。その10年目のチャレンジをどうか皆さんのお力で支えていただけたら幸いです。
今は自分たちの猫と活動を守ることで精一杯の現状ではありますが、今回皆さまからいただいたご支援の期待を裏切らないよう、猫さんたちをたくさん幸せにしていきます!
どうか猫の館MEの活動が続けて行けるよう、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
いただいた応援メッセージ
|ウォルフィー動物病院 院長 獣医師 松村肇 先生
浦安市に開業して9年目になる、保護猫カフェ「猫の館ME」。スタッフさんを始め、小倉オーナーの「猫ちゃん愛」は私達、獣医療従事者から見ても人一倍“愛情”に溢れていると実感しております。
小倉オーナーは保護主様および里親様との連携で、猫ちゃんの新しい生活を開いて下さっておりますが、この活動には小倉オーナーの熱い信頼があってこそ成り立ちます。
小倉オーナー&スタッフさんの熱意が籠ったこの活動が「新境地 浦安市猫実」でこれからも続きます様に、我々も願ってやみません。今回のクラウドファインディング、「新施設移転」で更なる活動発展の為に、皆様のご賛同ご協力をお願いいたします。
|富岡さくら会 代表/一般社団法人Share Lifeメンバー 落合恵理子氏
30年勤めた日本航空を退社して、浦安の地でボランティア団体「富岡さくら会」を立ち上げて約8年になります。
現在定期的に一般社団法人Share Lifeとの共催で保護猫の譲渡会を開催しておりますが、月に1~2回の譲渡会ではなかなか里親様の応募が無い猫が多くいます。預かりボランティアの元には、そんな猫たちがあふれています。この状況で最後の頼りとなるのが保護猫カフェ「猫の館ME」さんです。ここでは普段のリラックスした姿を見ていただけるので、譲渡会で顔も見せてくれなかった猫にも、新しい家族を得るチャンスが広がります。
今回の移転が実現すれば、私たち預かりボランティアもまた新たな猫たちを救うことができると期待します。移転後は周辺地域における保護猫譲渡の一大拠点になると思いますので、皆様のご協力をお願いいたします。
|一般社団法人ベビーキャットレスキュー 代表 菊地裕子氏
オーナーの小倉さんとは、私がまだ個人で保護活動をしているときに里親さんとして初めてお会いしました。当時小倉さんはまだ事業を始めていませんでした。普通の女性だと思っていた小倉さんは気が付いたらシッターの勉強をし、キャットシッターとして仕事をはじめ、お金をため保護猫カフェを始めました。
私にはない才覚と行動力をうらやましく思ったこともあります。でもそれは毎日、まじめに誠実に勉強を続け、努力を惜しまなかった結果なのです。
彼女は皆さんの期待にしっかりと応えてくれると信じてよい方です。ぜひ、プロジェクトの説明をご覧の上、ご協力をお願いしたします。
ご留意事項
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
皆様のご支援により、第二ゴールである1,000万円も達成できました。プロジェクト開始からちょうど二週間経過時点での達成、心より感謝申し上げます。皆様からのご支援と温かいお言葉に励まされています。
お願いごとが続き恐縮ですが、いよいよ最終日までの第三目標1,200万円(あと200万円)を設定させていただきます。
最終目標は、敷金充当やリターン品の手配および発送費用の調達です。実際の現場では第二ゴールの金額どころではない工事見積りが届いていて、現在クラウドファンディングの裏でその費用調達の奔走でクラクラしています。そのためにも最終目標も必達どころか、第一第二と同じ+500万円(1,500万円)を達成できるとたいへんありがたいと考えております。
皆様、最後までぜひ、ご支援ご協力をよろしくお願いします。
2021.11.25追記
不安でいっぱいだったプロジェクトのスタートでしたが、いざ始まってみるとたくさんのサポーター様のおかげで、開始からわずか3日目で第一目標金額である500万円に到達することができました!心よりお礼申し打上げます。
ここからが本番の、ネクストゴール1,000万円(あと500万円)に挑戦です。基本的な内装工事に加えて、猫たちの破壊が及ばない床暖房やキャットステップやウォークの設置費、譲渡会を行う際の可動敷の壁の導入、そしてお店の顔になる看板など実際の保護猫カフェとして仕上げるための工事費調達となります。
移転後は皆さまのご期待に添えるよう、猫たちが楽しく暮らせて、譲渡の拍車もかけられる、そんな施設を完成させる所存です。引き続き皆さまのご支援ご協力をお願いします。
2021.11.14追記
- プロジェクト実行責任者:
- 小倉則子(ガッテリア株式会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年2月22日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ガッテリア株式会社が保護猫カフェを2022年2月に移転開業予定。その店舗賃貸契約および内装工事、クラウドファンディング手数料およびリターン品の準備に使用
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 本クラウドファンディングで実施するプロジェクトでは、履行のために動物取扱業責任者の資格が必要となります。現在、既に手続きを進めておりますが移転の場合、廃業後に新規申請しなければならならず、また保護猫カフェは1箇所でしか責任者にはなれないため、本プロジェクト実施である2022年2月22日までには、資格取得の見込みが立っております。 現在の保護猫カフェでも、以下を取得して活動しております。 ●第一種 展示・保管・譲受飼養 ●第二種 譲渡し (2021年11月7日現在)
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金と、日本政策金融公庫からの借入
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プロフィール
千葉県浦安市にて猫を売らない猫の店「猫の館ME」を運営しています。保護ねこカフェに猫専門ペットショップを併設し、猫のシャンプー、お留守番サービスのキャットシッター、飼い主がいなくなった猫の引き取り(譲受飼養)の動物取扱業を取得し、猫にまつわる様々な活動を行うことで得た利益を、保護猫たちのお家探しのために充てながら、譲渡が難しい成猫を中心にこれまで200匹以上の猫をヒト家族へのご縁につなげています。 保護猫のことを知らない一般の人々にも啓発を行い「猫家族を迎えるなら、先ずは保護施設へ行こう」が当たり前の世の中になるよう、活動を続けています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
102,222円
猫切子グラスコース(追加分)
●猫の館ME永遠の店長見習い「ごえもん」から感謝のメールを写真付きでお届けいたします。
●活動報告書(メール)
●猫の館MEにゆかりのあるガラス作家「可夜硝子」さんの猫切子グラスを1点、木箱入りでお届けします。
ご好評のうちに早々に定数に達してしまった猫切子グラスコース。早期分とは別に追加でもう10個、ご用意することができました!
モデルは可夜さんが保護した黒猫・雪ちゃん。瀕死の重症を負った黒猫さんを助けたことをきっかけに、一度諦めた硝子の世界で猫切子という分野を確立し「今は硝子で生きている。添い遂げるまで一緒にいよう」とTV等でも紹介されるまでになった運命を変えた黒猫さんのステキなストーリーが宿っています。
2017年おみやげグランプリ「クールジャパン賞」に輝いた作品は、どれも息をのむほど美しく、江戸切子の底に施された猫さんのカットは、お酒を飲む贅沢な時間をご提供します。
猫支援しながら芸術作品をお迎えいただくという贅沢な幸せスパイラル、ぜひご堪能ください。
※色柄などはこちらにお任せください!
*リターンは一度に複数口ご支援可能です
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 2
- 発送完了予定月
- 2022年2月
10,000円
猫の館ME応援10000コース
●ごえもん永遠の店長見習いからのサンクスメール
●活動報告書(メール)
リターン品はいらないから、施設のために使って欲しい!というかたに。
*リターンは一度に30口までご支援可能です
- 申込数
- 186
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
102,222円
猫切子グラスコース(追加分)
●猫の館ME永遠の店長見習い「ごえもん」から感謝のメールを写真付きでお届けいたします。
●活動報告書(メール)
●猫の館MEにゆかりのあるガラス作家「可夜硝子」さんの猫切子グラスを1点、木箱入りでお届けします。
ご好評のうちに早々に定数に達してしまった猫切子グラスコース。早期分とは別に追加でもう10個、ご用意することができました!
モデルは可夜さんが保護した黒猫・雪ちゃん。瀕死の重症を負った黒猫さんを助けたことをきっかけに、一度諦めた硝子の世界で猫切子という分野を確立し「今は硝子で生きている。添い遂げるまで一緒にいよう」とTV等でも紹介されるまでになった運命を変えた黒猫さんのステキなストーリーが宿っています。
2017年おみやげグランプリ「クールジャパン賞」に輝いた作品は、どれも息をのむほど美しく、江戸切子の底に施された猫さんのカットは、お酒を飲む贅沢な時間をご提供します。
猫支援しながら芸術作品をお迎えいただくという贅沢な幸せスパイラル、ぜひご堪能ください。
※色柄などはこちらにお任せください!
*リターンは一度に複数口ご支援可能です
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 2
- 発送完了予定月
- 2022年2月
10,000円
猫の館ME応援10000コース
●ごえもん永遠の店長見習いからのサンクスメール
●活動報告書(メール)
リターン品はいらないから、施設のために使って欲しい!というかたに。
*リターンは一度に30口までご支援可能です
- 申込数
- 186
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年2月
プロフィール
千葉県浦安市にて猫を売らない猫の店「猫の館ME」を運営しています。保護ねこカフェに猫専門ペットショップを併設し、猫のシャンプー、お留守番サービスのキャットシッター、飼い主がいなくなった猫の引き取り(譲受飼養)の動物取扱業を取得し、猫にまつわる様々な活動を行うことで得た利益を、保護猫たちのお家探しのために充てながら、譲渡が難しい成猫を中心にこれまで200匹以上の猫をヒト家族へのご縁につなげています。 保護猫のことを知らない一般の人々にも啓発を行い「猫家族を迎えるなら、先ずは保護施設へ行こう」が当たり前の世の中になるよう、活動を続けています。