小豆島の子ども・若者支援の一つとして、「移動」を支えたい!

小豆島の子ども・若者支援の一つとして、「移動」を支えたい!

支援総額

1,101,000

目標金額 1,000,000円

支援者
94人
募集終了日
2021年2月20日

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プロジェクト本文

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ネクストゴールに挑戦します。

目標の100万円、おかげさまで達成することができました。ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

 

皆様方から戴きましたお気持ちを大切に、子どもや若者たちのため、有効に使わせて頂きます。

そして、ネクストゴールにチャレンジしたいと思います。

 

目標金額は、150万円です

 

使い道は、子ども食堂や居場所に、移動手段がなくて来られない子どもたちのために使わせて頂きます。

 

また、日々の生活の中での、必要な移動手段の確保のために使わせて頂きます。

 

 

子どもや若者とそのご家族が、

安心して「相談」できるように。

安心して「行ける」を作るために。

安心して「生きていく」ために。

 

やらなければいけないことが、まだまだありますが、一歩一歩進んでいきたいと思います。

 

どうぞ、続けましてご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

小豆島 子ども・若者支援機構

岡広美

 

 

 

子どもたちがありのままの自分を大切にできるように。

はじめまして。一般社団法人小豆島子ども・若者支援機構の岡広美です

当団体は2018年に始まったばかりの小さな非営利団体です。主な活動として空き家を借用し、毎週「水曜日の居場所」を開いています。 

 

子育てにしんどさを感じているお母さん、学校に行きづらいお子さんなどが、それぞれに思い思いの時間を過ごす場所です。その時々によりますが、1回の開催で3人~10人程の参加者が集い、ゆるゆるとやっています。子どもや若者とそのご家族がホッとでき、一人ひとりが自分らしくいられ、みんなでつながれる居場所作りを目指しています。

 

 

他にも、新型コロナウィルスで長期休校が始まった直後から、子ども宅食としておにぎりやご飯の配食を始め、多くの保護者の方から「ありがとう」の声を頂いています。

 

※こども宅食について、ウェブメディア「瀬戸内通信社」(https://setouchipress.com/hiromioka)や朝日新聞などに掲載されました。

課題…子どもたちの移動の自由

小豆島でニーズが高まっている子ども・若者支援の一つに、「移動手段の確保」があります。小豆島は多くの人が車での移動をメインにしており、公共交通機関はバスやタクシー。バスの本数は地域や時間帯により異なりますが、1時間に1本、2時間に1本しかない場合もあります。 

 

例えば、子どもたちにはこんなことが起こっています。

 

定時制高校の生徒の中には、学校の終了時間よりもバスの最終便が早いため、家族や知り合いによる送迎がない場合、島内の暗い夜道を徒歩か自転車で帰ることになります。しかし、車でないと家までたどり着けない地域に住んでいる生徒もいます。 

 

ある生徒は、最終バスを降りた後、家一軒無い暗い山道を40分かけて、雨の日も風の日も歩いて帰宅していました。イノシシなどの動物に遭遇することもあり、怖かったと話していたのを覚えています。

 

子どもから買い物や遊びに行ったことがない、小豆島の名所に行ったことがない、と言われたこともあります。

 

 

当団体で開催している居場所に参加するにも、移動手段がなければ来ることがきません。送迎ができないために、残念ながら参加を断ったこともありました。また、片道25キロも離れた場所からやってくる子は、往復のバス代の心配をしなくてはなりません。

 

小豆島は大きな島です。状況によっては「自由に動く、自由に行動できる」ための困難性が高いのです。

 

 

移動の自由があれば、暗い夜道も心配がなく、行きたい場所に行くことができ、会いたい人に会え、新しいものに遭遇することができます。そんな移動の自由が必要以上に制限を受けない環境が必要だと考えています。

 

移動が制限されることによるさまざまな体験の不足は、社会性を獲得するための情報認知不足として、その後の成長に影響を及ぼす可能性があります。勿論、新しい人やモノ・コトとの出会いも少なくなってしまいます。

 

そこで、当団体利用者の移動支援を行うための資金源として、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

居場所へ通う子どもたちが自由に行動できる環境をサポートしたい!

毎週開催している「水曜日の居場所」一つをとっても、参加するための交通手段が限られているため、移動の支援が欠かせません。当団体では、居場所に訪れる子どもたちに向けた移動支援を行っています。

 

 

今回、この移動支援の活動費用をクラウドファンディングで募っています。

移動支援の活動費の内訳は、具体的には下記のようになります。

 

居場所に通う子どもたちや、ご家族の移動支援を目的とした、

・ガソリン代

・移動を伴う活動費用

・運転をしてくれる有償ボランティアさんへの謝礼 など

 

このクラウドファンディングの支援によって、下記のようなことを実現できると考えています。

・子どもたちが行きたい時に居場所に行ける

・バス代を心配せずに居場所に参加できる

・子どもたちが移動を伴う社会活動に参加できる

・居場所に通う子どもと親御さんの役場、病院、ハローワーク等の申請支援や付き添い

・定時制高校などに通い、移動支援が必要な子どもの送迎サポート など

 

どんな状況にあっても、どの子どもたちもできるだけ等しく、さまざまな体験ができる環境を作りたい。

 

ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします。

活動紹介:大人も子どももありのままの自分でいられる「水曜日の居場所」

「水曜日の居場所」では、「気兼ねなく、自分らしくいられる居場所」を目指しています。いろいろな物差しで計られることのない、誰も排除しない・されない場所です。

 

個性や特性、癖やこだわりなどの違いを持ちよって、その時その場を共有します。そして、困ったら一緒に考える。すぐに解決できなくても、共感して寄りそうことはできると思うのです。 

 

何を発信しても、何かに対してNOと言っても、まずは発信したことも、「NO」と言ったことも肯定される、安心できる居場所づくりを心掛けています。 

 

安心して過ごす中で、子どもたちは他者への信頼を獲得し、自分は自分のままでいいと学び、本能が安心すれば、どんな子も必ず!絶対!変化していきます。

 

そうして子どもたちは自分から、見事なまでに前に進み始めます。また、一人ひとりが大切にされることで、相手を大切にできることを学ぶ場になればと考えています。

 

 

ただ、歩み始める時間は、一人ひとり違います。私たち大人が一人ひとり違うように。

 

居場所は次へのステップのための通過点。子どもの成長を近視眼的に捉えるのではなく、待ちながら機を見てアプローチするようにしています。 

 

アプローチしてもダメな時もあります。それでも、子どもは必ず変わると信じて待つ。この場所は、トライ&エラーをくり返せる「失敗ができる場所」でもありたいと考えています。 

 

大人が一人で待つことが大変なときは、仲間と共に「待つ」。我が子の良い面を周りの人から認めてもらいながら、みんなで支え合って「待つ」。

 

大人の参加も歓迎しています。大人の方には、活動のお手伝いをお願いしています。子どもも大人も一緒にみんなで過ごし、関わり合い、育ち合う場所。共に食卓を囲み、誰かと遊び、話したり、一人で工作や勉強をしたり…誰もが思い思いに過ごしています。

 

人と交流しても、しなくてもいい。自分らしくが一番!「ありのままの自分」を大切にできる居場所づくりをしています。

 

活動の原点:ある子どもとの出会い

団体が法人化する前、ある一人の子どもと出会いました。 真ん丸でまっすぐな目をしたお子さんでしたが、それまで虐待を受けてきた後遺症と思われる影響で、激しい逸脱行動を起こしていました。

 

その結果、ある施設から「子ども一人では来ないでください」と言い渡されました。 本来であれば子どもを守るべき施設が、来ないでくださいと言わなければいけない事態に、一体何が起こっているのだろう…と、とてもショックを受けました。そう言い渡さなければならない職員さんも、辛かったと思います。 

 

そうして私たちと一緒に遊ぶようになったある日、その子のささやかな誕生日会をしました。ロウソクが立てられた苺と生クリームの丸いケーキを、その子は不思議そうに眺めています。みんなでハッピーバースデーの歌を歌い終わっても、じっとケーキを見つめたまま。

 

「ロウソクの火を消すんよ~」とみんなに促されるまで動かなかったその子を見て、これまで誕生日会をしてもらった経験がないのだと気がつきました。

 

 

その子は小豆島で暮らしたいという希望を持ちましたが、結局、島を去ることになりました。

 

島で暮らしたいと願った子どもが、どうして出ていかなければいけなかったのか。なぜ、たった一人の子どもの小さな願いが叶わなかったのか…。今も思い出す度に、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。誰も悪くないのに、その子も、その子を支えてくれた地域の人たちも傷ついた経験でした。

 

世間では「虐待」と称して、保護者を非難する風潮もありますが、自分が受けてきたしつけを良かれと思って子どもに行っている場合も多いです。そのお子さんの場合も、救われるべきは、親御さんの子ども時代だったのではないかと思います。

 

「負の連鎖」を感じながら、何もしないわけにはいきません。子どもたちの笑顔のために、できることがたくさんある。「子どものために動ける応援団」を作る必要があると確信しました。小さくても大きくても、弱くても強くても、障害があってもなくても、誰もが排除されない、子どもなら誰でも参加できる「遊ぼう会」と称した集まりを2018年2月にスタートさせました。 

 

この「遊ぼう会」が「小豆島子ども・若者支援機構」の原点となり、現在の「水曜日の居場所」をメインにした活動につながっています。

居場所作りと、居場所に行ける自由の両立を。

 

 

私たちは、生まれたばかりの小さな非営利団体です。子どもたちとごはんを食べながら、彼らが自分らしくあるためのサポートを、ゆるやかに続けていきます。

 

様々な困難を乗り越えようと居場所に通う子どもや若者たち。彼らがこの場所に来る自由を、一緒にサポートしていきませんか。 

 

今回のクラウドファンディングにご賛同いただける方は、ぜひご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。定期的にレポートもUPしていますので、是非ご覧ください。 

 

 

※本クラウドファンディングのリターン準備に必要な(食品製造許可・食品衛生責任者・食品加工許可)は取得いたしました。

 

【プロジェクト終了要項】

運営期間    
2020年10月1日~2021年5月31日

運営場所    
香川県小豆郡草壁本町135-10

運営主体    
一般社団法人 小豆島 子ども・若者支援機構

運営内容詳細    
供食支援を伴った子ども・若者の居場所活動を通した相談支援

その他    
コロナ禍による、子ども宅食等の開始

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プロフィール

1961年生 社会福祉士 スクールソーシャルワーカー

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リターン

3,000


お気軽ご支援

お気軽ご支援

▷子どもたちからのお礼状
▷パンフレット

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


5000円コース

5000円コース

▷子どもたちからのお礼状
▷自分たちで育てた薩摩芋を使ったさつまいもゴマクッキー
1袋(変更の可能性があります)

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

3,000


お気軽ご支援

お気軽ご支援

▷子どもたちからのお礼状
▷パンフレット

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


5000円コース

5000円コース

▷子どもたちからのお礼状
▷自分たちで育てた薩摩芋を使ったさつまいもゴマクッキー
1袋(変更の可能性があります)

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月
1 ~ 1/ 6

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