支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 187人
- 募集終了日
- 2020年12月25日
社会の不合理を司法の力で変える|公共訴訟の専門家集団が本格始動!
#人権
- 現在
- 1,745,000円
- 支援者
- 107人
- 残り
- 16日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 12,979,000円
- 寄付者
- 656人
- 残り
- 16日
日本一の酒米産地に、黄金の稲穂に囲まれた宿泊拠点をつくる!
#地域文化
- 現在
- 7,040,000円
- 支援者
- 256人
- 残り
- 6日
学びの選択肢を公教育に広めたい!エデュケーショナルファウンディング
#子ども・教育
- 総計
- 20人
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
#子ども・教育
- 総計
- 89人
夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
#子ども・教育
- 総計
- 64人
【岡山県総社市】重症児デイサービスを守る!マンスリーサポーター募集
#まちづくり
- 総計
- 26人
プロジェクト本文
終了報告を読む
その服は、"All inclusive" か?
問いかけつづける、新しいブランドを作ります。
私は太っているから。
私は日本人だから。
私は肌の色が黒いから。
そうやって服の選択肢は、私たちの手から幾度となくすり抜けていった。
でも本当は、私にだって好きな色がある。好きな形がある。
最近は耳にすることも増えた、身体に障害のある方や認知症の方を対象とした
”インクルーシブファッション”や”アダプティブファッション”。
私たちは、そうやって「対象」を限定することさえも手放して、
更にその先の「All inclusive(オール・インクルーシブ)」という新たな価値観を掲げます。
すべての人を、すべての身体を、すべての嗜好を抱きしめて、
できる限り誰もが好きなファッションを楽しめる社会を作る。
そんな選択肢を生み出すための、新たなチャレンジ。
会社の名前は、SOLIT(ソリット)。
由来は「やばいじゃん、それ!」というスラング。
属性やカテゴライズを超えて、「え、それ、いいじゃん!」と言い合える社会を作るため。
その第一歩に、みんなの力を貸してください。
- SOLITの野望
- まず、これから始めること
- SO, WHAT / どんな価値を生み出すのか
- SO, WHY / みえてきた3つの課題
- SO, HOW / どのように実現するのか
- この、クラウドファンディングに込めた願い
- 生涯を通して実現したいと思えたこと
- SOLITのメンバーを紹介させてください
それは、「All inclusiveな経済圏」を実現すること。
All inclusive(オール・インクルーシブ)。
直訳すれば、すべてを含んでいる、という意味ですが、私たちはこれを「すべてを受け入れる」という言葉として、これから始めていく新しいビジネスのすべての合言葉にしたいと考えています。
だれも取り残さない、どれも取りこぼさない。人だって、自然だって、動物だって。「違い」もありのままに受け入れ、健全に共存できる社会をつくること。
そんな社会を、ビジネスの面でも実現していくことが、私たち「SOLIT」の野望です。
もちろん、何か一つのサービスや仕組みをつくるだけでは、そんな社会は実現しません。オールインクルーシブな経済圏を生み出すためには、私たちが生きていく上で必要不可欠な「衣食住」すべてへのアプローチが必要だと考えています。
なぜなら、私たち人間は、1人では生きていくことのできない社会的な生き物であって、この社会というものは、1人ずつの日々の些細な積み重ねにより形成されているもののはずだから。
本当は、社会のあらゆる分野でこの価値観を体現するためにビジネスを興していきたいのですが、私たちの挑戦はまず「ファッション」の分野から始めます。
ファッションは、どんな人たちにとっても触れない日はなく、日々の自己存在確認と自己表現の手段となっているものだから。
SOLITではこの先1年、何をする?
SO, WHAT? ー何をする?ー
第一弾として、誰でも、そして特徴的な体型の方も着脱しやすく、部位ごとに好きなサイズや丈を選ぶことができるセミパーソナライズのファッションを開発しています。
WEBサイトで服を選択し、形・サイズ・丈を自分の好みに合わせて選択をします。SOLITではご依頼いただいてから制作が開始され、受注生産をへて皆さんのお家にお届けします!
SO, WHY? ーなぜやるの?みえてきた既存のファッションの課題ー
SOLITは、様々な身体的特徴を持つ仲間たちと一緒に、それぞれにあわせてカスタマイズができる衣服開発を進めています。筋肉のつき方が特徴的でジャストサイズが着こなせない人も、身体に障害があって既存の服だと着脱に困難を感じる人も、車椅子ユーザーの人もいます。身体障害のある方、特に車椅子ユーザーの仲間と共に開発する中で、あらためて「画一的なサイズや形の衣服以外の選択肢の少なさ」に大きな課題があることを知りました。
本当はデートに着ていけるようなモテるジャケットとか着たいけど、肩があがらなくて着れる服が限られる。(脳性麻痺・30代)
基本は、自分で服を選んだことはない。カッコいいものがあっても、自分では着れないと諦めている。(脊髄損傷・20代)
下半身が太くて、気に入った服を試着室で着ると、着れないことが多い。私が悪いのかな...。(下半身肥満・20代)
いま世界人口の約10%(6億5000万人)が障害をかかえ、さらに障害のある方の約10%、6500万人が車椅子ユーザーです*。もちろん車椅子ユーザーだけでなく、多様な体型や価値観、セクシュアリティをはじめ、どんな人も包括できるものをもっともっと選択できる状態になってほしい。
*注 World Health Organisation. World Report on Disability 2011. World Health Organisation. Geneva. 2011. Available at; http://www.who.int/disabilities/world_report/2011/en/ (accessed 2 June 2018)
しかしそのためには、大きく次のような課題があるのが見えてきました。
既にグローバルブランドやスタートアップが「アダプティブファッション」「インクルーシブファッション」と名を打っており、続々と選択肢は増えています。どれもとても素敵で、私たちは選択肢が増えていくことに心が踊って仕方がありません。
ただ、やはり量産しなければビジネスが成り立たないという課題を持つブランドも多いのが現状です。受け入れられる障害や課題が限定的であったり、個々人に合わせるとなると1点ごとのオーダーメイドになり価格が高くなるか、生産の継続性に課題の残る手法になったりと、「選択肢」にはなれど、やはりまだその服と人との距離があります。
ここに、わたしたちが新たにチャレンジする余地と、意義があると思っています。
SO, HOW? ーどのように実現する? 3つの譲れないこだわりー
そんな課題を解決するために、開発しているのが、セミパーソナライズのファッションを提供できるシステムです。
これまでの「インクルーシブファッション」や「オーダーメイド」と違って、3つのポイントにこだわりたいと考えています。
01 独自のAll inclusiveデザイン・パターンの制作
当事者だからこそわかる言語化しにくいその課題や想いを伺うこと。そして日々障害のある方とふれあう専門家による歴史的・学術的知見と現場経験による見解。その双方からのアプローチをしています。制作過程において、できる限り「違い」をありのままに受け入れることができるよう、日々問い続け、制作しています。
POINT
・部位ごとにサイズや丈を選択可能
・可動域に制限があったり、手に麻痺がある方でも着脱しやすく、動きやすい仕様
02 セミパーソナライズでも中価格を維持
これまで自分の身体にあわせようと思うと、高価格なオーダーメイドや追加料金によるリメイク、既存のパターンからの選択となり、特徴的な体型の方にとってハードルが高く、さらには価格的な問題により手に取りにくいものになっていました。
そこで、作業工程の効率化と受注生産モデルにすることで中価格帯を維持できるようにしました。
POINT
・既存の生産ラインを活用し、効率化
・ ロス、店舗前提の価格をやめ、原価率を高める
03 人権・環境に配慮した素材と製造
マイノリティだけでなく、だれも、どれも、人だって、自然だって、動物だって取り残さない「オール・インクルーシブ」でありたい。そう考え、地球環境に配慮した素材や製造、配送方法を選択し、常に問い続け、アップデートし続けています。
POINT
・依頼があってから必要分のみを製造し、ロスを極力出さない受注生産・D2Cモデル
・配送方法や素材を自社選択規定を設け、規定内のものしかつかわない
いま、私たちは、試行錯誤しながら、日々プロトタイピングを制作しています。そしていよいよ、サービス開始にむけた資金調達や、「どう届けるか」「どう伝えるか」をさらに丁寧に捉えて紡いでいこうという段階に差し掛かっています。
初期立ち上げの際に必要なプロトタイプ製作費や、WEB・ECサイト制作費用は自己資金や銀行からの調達でなんとかなりました。しかし、ここからさらにリリースに向けた運転資金の調達に苦戦しています。仲間と、そのチャンスと、応援してくださる方が集まってくださったからこそ、どうにか...どうにか実現したい。
そこで挑戦に踏み切ったのがクラウドファンディングです。
私たちは今回のクラウドファンディングを、資金のお力添えだけでなく、「All inclusive経済圏の実現」を共に目指す仲間も募るチャレンジだと考えています。私たちだけでは、そんな世界の実現には程遠い。多くの企業・省庁・団体やメディアの皆さん、そしてさまざまな価値観の一人一人の声と想いが必要です。
さまざまな価値観や多様な特徴のある仲間と共に「これからのAll inclusive」を考え、共に問い続ける仲間となっていただけたら嬉しいです。ぜひ皆さんのお力添えをお願いできれば幸いです。
<SOLITが予定する今後のステップ>
■2020年11/25-12/25 クラウドファンディング実施
■2020年12月
・梱包や配送における環境への影響や素材選定
・車椅子を使われている方や、特徴的な体型の仲間に再度試着チェック
・頂いたフィードバックを元にした、細かな部位などの修正
・ブランドサイト制作
■2021年1月~2月 最終ブラッシュアップ
・ブランドサイトから実際に購入~お届け、実際に着ていただくというフローを数名にトライアルいただき、検証と改善を行う
■2021年1月 オンラインイベント予定
■2021年1月 アイデアブレストワークショップ予定
■2021年2月 試着会開催(東京・大阪・熊本)予定
■2021年3月 販売開始
■2021年2月~4月 撮影会開催予定
※上記ステップは、2020年11月25日現在のものとなります。
※スケジュールの変更やイベントの詳細については、決定次第順次アナウンスいたします。
※クラウドファンディングで皆さんからいただくご支援を、2021年8月末までの運営費として使用することを以て、プロジェクト実施完了とします。
SOLIT株式会社 代表取締役 田中 美咲
私は、2013年に自然災害・防災に特化したソーシャルスタートアップを設立し、そこで7年間社会課題の現場で課題解決に没頭してきました。そして信頼できる次世代のリーダーへ全てのリソースと事業継承ができたので、次に2017年から今もなお、社会課題解決に特化したPRと企画の会社「morning after cutting my hair,Inc.」を設立・経営しています。
側から見れば、起業して、なんらかの賞をいくつも受賞して、何不自由なく活躍をしているように見えるかもしれません。そしてそう言われることがたくさんありました。
でもこれまでの活動は、ネットに悪口を書かれたり、メンバーとの別れや、妬みや恨み、事業の失敗などの繰り返しで、とんとん拍子になんて全くいっていません。何度も諦めそうになったことや、苦しい経験をしました。
それでもついつい目にしてしまう様々な社会課題に対して、見て見ぬ振りはできない自分がいました。
そんな中、自分の中で言語化できず、なんだかもやもやすることがずーっと心の中にありました。それは、私の友達のこと。世界を旅しながら、お仕事として関わる中で出会った仲間のこと。
それは、俗に言えば難民の人もいれば、障害者の人も、被災者も、セクシュアルマイノリティーも、貧困層と言われる人も、田舎の僻地に暮らす人も、知的障害のある方も、認知症の方も。でも私にとってはみんな同じように友達で、恋のはなしもするし、ファッションのはなしもする。ばかなことをやればいじるし、ネタにして笑いにするし、それは愛の裏返しで、みんなのことが大好きでした。
それでも、なぜかどこかニュースや企画では「かわいそうな存在」というカテゴリーになっていたり、「助ける存在」になっていて、違和感がありました。もちろん、社会保障があることはいいことだし、生き辛さを解決できる選択肢は多いほどいいにこしたことはないけれど、あれもこれも「保障される側」という見えないカテゴライズと、それにより勝手なアイデンティファイがされていて。
防災のスタートアップを運営している時も、「被災者のために!」などわたしは一度もいったことがなく「被災地復興したい」ということも言わないようにしていたのは、この違和感ゆえだったなと思います。
そしてようやく、まだ言葉にはできていないけれど...わかったこと。
「もういいかげん、自由でよくない?」
私の中の何かが叫びました。
だから私は、ターゲットを絞った方がいいという通説や、拡大しなければいけないビジネスという起業家業界の慣し、社会の課題は解決しなくてはいけないという考えから一歩離れ、できる限り誰しもが選択可能な選択肢を作り、選ぶのは自由である。ただ選択肢はある。そんな状態を作りたいと思います。
まだリリースしたわけでもないのですが、ここまでにも多くの方に相談させていただいたり、アドバイスをしていただきました。まずはここで心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
そして今後もよろしくお願いいたします。
SOLITメンバーは、既存の社会に”やさしく”中指を立てながら、既存の枠組みを優に越え、存在しないものを生み出すことにわくわくにやにやしながら、笑いながら悩める勇者のような人が集まりました。
それぞれが何かしらのプロフェッショナルで、普段は関わることのない分野同士だからこそ、共通言語を探るところからスタートしましたが、大きな目指す世界が一緒だからこそ、力を合わせて活動しています。
この構想を掲げてから、半分以上のメンバーとはまだ会ったことがないまま事業を進めています。東京を中心として大阪や熊本、神奈川と場所もバラバラ。そしてアパレル関係から医療関係、PRやマーケティング、デザイナー、異業種異職種の集まりです。
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プロフィール
1988年生まれ。東日本大震災をきっかけとして、2013年3月に「防災をアップデートする」ことをモットーに「一般社団法人防災ガール」を設立。2018年に世界のメディアが選ぶ女性社会起業家に日本人唯一選出。第32回人間力大賞経済産業大臣奨励賞受賞。2017年2月より社会課題に特化した企画・PR会社morning after cutting my hair,Inc創業、代表取締役兼任。 2020年9月15日、世界民主化の日にオールインクルーシブライフスタイルサービスの会社「SOLIT,Inc」創設
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リターン
10,000円
SOLIT!サポーターコース|スタンダード
▶サンクスメッセージ
▶SOLIT!サポーターステッカー
▶サポーター限定オンラインイベントご招待
※オンラインイベント:2021年1月開催予定(アーカイブ有)
- 申込数
- 96
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
30,000円
SOLIT!サポーターコース|プレミアム
▶サンクスメッセージ
▶SOLIT!サポーターステッカー
▶サポーター限定オンラインイベントご招待
▶試着会ご招待
※オンラインイベント:2021年1月開催予定(アーカイブ有)
※試着会:2021年2月頃、東京・大阪・熊本にて開催予定
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
SOLIT!サポーターコース|スタンダード
▶サンクスメッセージ
▶SOLIT!サポーターステッカー
▶サポーター限定オンラインイベントご招待
※オンラインイベント:2021年1月開催予定(アーカイブ有)
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- 96
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- 2021年3月
30,000円
SOLIT!サポーターコース|プレミアム
▶サンクスメッセージ
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▶試着会ご招待
※オンラインイベント:2021年1月開催予定(アーカイブ有)
※試着会:2021年2月頃、東京・大阪・熊本にて開催予定
- 申込数
- 4
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
プロフィール
1988年生まれ。東日本大震災をきっかけとして、2013年3月に「防災をアップデートする」ことをモットーに「一般社団法人防災ガール」を設立。2018年に世界のメディアが選ぶ女性社会起業家に日本人唯一選出。第32回人間力大賞経済産業大臣奨励賞受賞。2017年2月より社会課題に特化した企画・PR会社morning after cutting my hair,Inc創業、代表取締役兼任。 2020年9月15日、世界民主化の日にオールインクルーシブライフスタイルサービスの会社「SOLIT,Inc」創設