宝塚スター園井恵子。その故郷・岩手川口駅に「花のみち」を!

宝塚スター園井恵子。その故郷・岩手川口駅に「花のみち」を!

支援総額

1,219,000

目標金額 1,000,000円

支援者
132人
募集終了日
2020年6月7日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

皆様からの温かいご支援、ご協力のお陰で、目標額として掲げました100万円は達成することができました。感謝と共に改めて御礼申し上げます。

 

私たちは、さらにネクストゴールを設定し、引き続きご支援をお願いすることと致しました。

 

ネクストゴールは150万円とさせていただきます。

 

このプロジェクトでは、原爆に散った未完の大女優と呼ばれる園井恵子が夢の実現に向けて独り旅立った「岩手川口駅」に、不安な彼女を温かく迎え入れた、宝塚の「花のみち」を模した「園井恵子花のみち」を造り、未来へ向けて現代を生きる若者達に「夢と希望、そして勇気」を与えると共に、平和を願う場にしようと立ち上げました。

 

これは単に「花壇遊歩道」ではなく、この地を訪れた方々に、園井恵子さんの生き様をお伝えするという大きな使命を持った道です。

 

そこで、ネクストゴールでご支援頂いた金額で、園井恵子さんの稀有な生涯をご紹介できる表示版を、芸術性高いもので作り上げ、設置させて頂きます。

 

どうぞ、引き続きご支援をよろしくお願い致します。

 

 

若者の夢と勇気を後押しする場所として、

岩手川口駅に「園井恵子 花のみち」を創ります!

 

数ある支援ページの中から本ページをご覧いただき、ありがとうございます。

園井恵子を語り継ぐ会代表の柴田和子です。

 

私が園井恵子さんのことを知ったのは、今から三十年ほど前のことでした。
女性週刊誌の“原爆に散った未完の大女優―元宝塚スター園井恵子”のタイトルとその美貌の写真に惹かれ、目を通していくうちにさらなる衝撃!!

何と彼女は我が岩手町の人だったのです。

 

幼い頃より宝塚が大好きで、自称“ヅカ通”のこの私が“園井恵子”を知らなかったのです・・・・・・。

 

夢を追い求めた少女時代、

そして夢半ばで原爆に散った悲劇のヒロイン・・・
類稀なる激動の人生を送った園井恵子

 

岩手県が生んだ、元宝塚歌劇団トップスター園井恵子。

令和元年には歴代のスターが名を連ねる「宝塚歌劇の殿堂」にも選ばれ、

兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場内に名前が刻まれました。

ただ、園井恵子の名前を知っている人は、かなりの宝塚ファンか映画通ではないでしょうか。

 


園井さんにまつわる“ご縁”が広がり、平成6年に地元有志による「園井恵子を顕彰する会」が発足。

美しいお姿を再現すべく、ブロンズ像建立ということになりました。
その活動の中で、私は彼女を知れば知るほど、単に宝塚スターや女優としてのみならず、

一人の女性としての素晴らしさに感銘を受け、

皆様にも園井恵子をより知っていただきたいと感じこのプロジェクトを立ち上げました。

 

なお、リターンの商品は園井恵子が最も愛した花である『椿(つばき)』と

故郷である『岩手町』、そして園井恵子が旅立った  "岩手川口駅"  の鉄道路線である

『IGRいわて銀河鉄道』の沿線にこだわり選びました。

 

園井恵子(本名:袴田トミ)は大正2年8月6日、岩手県松尾村(現:八幡平市松尾)に生まれます。

翌年、祖父の死とともに一家は川口村(現:岩手町川口)駅通りに移り住み、

少女時代をこの川口で過ごすも、その後叔父一家と祖母について小樽へ渡り、

昭和2(1927)年北海道庁立小樽高等女学校に入学します。

 

 

しかし、昭和4(1929)年、周囲の反対を押し切り女学校を中退、単身宝塚へ乗り込みます

 

彼女が宝塚入りしたのは6月。

すでに宝塚音楽学校の入学試験は終わった後でした。

 

音楽学校は帰郷するように促しますが、彼女の決心は微動だにしません。

根負けした音楽学校は異例の受験を許し、晴れて宝塚音楽歌劇学校への入学が認められたのです。

 

園井恵子が勇気をもって挑んだ夢の世界の扉は開かれ、希望に満ちた「タカラジェンヌ」への一歩を踏み出したのです。

 

昭和5年宝塚少女歌劇団花組で初舞台を踏んだ後は、

翌年4月 月組公演「ライラック・タイム」での好演を宝塚音楽歌劇学校の小林一三校長(阪急電鉄創設者)に絶賛されるなど、

「ハカマ」の愛称で親しまれた園井は多くのファンを獲得していきます。

 

一方で、商売に失敗した父は園井に頼って、一家5人で宝塚に移住します。

園井は病弱の父に代わり家計を支える身として一層舞台に励むことになります。

 

数々の舞台を踏み、その多彩な役柄を見事に演じ切る姿から、園井恵子はバイプレーヤーとして不動の地位を築いていきます。

 

舞台人として、女優として、その可能性をさらに広め、高めるために

昭和17年「ピノチオ」主演を最後に、園井は宝塚歌劇団を退団します。

 

徳川夢声、丸山定夫らの「苦楽座」公演に出演するとともに、

昭和18年には大映映画「無法松の一生」で名優・阪東妻三郎の相手役(吉岡大尉未亡人)を好演し、一躍全国的なスターとなるのです。

 

しかし戦局が激化し苦楽座は解散します。

丸山定夫は芝居で生きる道を選び苦楽座は国策として許された移動慰問劇団『桜隊』となり、

園井もこの劇団に加わることとなったのでした。

 

 

昭和20年西日本巡演中、8月6日広島で原爆に遭遇。

幸い外傷もなかったことから、神戸の知人宅に避難し、そこで終戦を迎えたのでした。

この時母へ宛てた手紙では、

 

「(前略)本当に九死に一生を得たとはこのことです。(中略)三十三年目のしかも八月六日、生まれた日に助かるなんて、本当に生まれ変わったんですね。(中略)本当の健康に立ち返る日も近いでしょう。そしたら、元気でもりもりやります。やりぬきます。(後略)」

 

この母への手紙をしたためてから4日後、昭和20年8月21日、園井恵子は神戸の知人宅において静かに息を引き取ります。満32歳の夏でした。

彼女の人生は波乱に満ち、激動の中を生き抜いたものでしたが、

常に夢と希望を持ち続け、その実現のために勇気をふりしぼった密度の濃いものでした。

 

 

園井恵子の想いを語り継ぐため

花のみちで、現代を生きる若者の背中を押したい

 

夢を追い、家族を背負い、そして芝居への情熱を持ち、挑戦を続けた園井恵子。
夢に一途だった園井の生涯や、その若者の夢を奪った戦争の悲惨さを、現代を生きる若者にも語り継いでいくことで、夢と勇気を持ってほしいと私たちは考えてきました。

前身となる「園井恵子を顕彰する会」は平成6年に同級生らが中心となり発足。

園井のブロンズ像を建立しようと奔走し、園井恵子に関わるイベントを各種開催しました。

平成24年には後継団体として「園井恵子を語り継ぐ会」が発足。

 

園井恵子生誕百年祭では宝塚歌劇団OGの鳳蘭さん、流けい子さん等宝塚歌劇団OGの皆様をお迎えし、盛大にお祝いを行いました。※

平成30年6月8日、園井恵子が旅立った「岩手川口駅」のリニューアルを機に駅舎の2階には

「園井恵子・夢の旅発ち」と題した展示コーナーを設置。

宝塚歌劇団時代の画像を、宝塚の軽やかな楽曲が流れる中で楽しむことができるようになりました。

 

そして、今回新しく立ち上げたのが「花のみち」プロジェクト。
園井がたった一人で宝塚に向かったのは、まだ15歳の初夏。夢と希望を持って旅発ったものの、実際は不安でいっぱいだったのではないでしょうか。

飛行機や新幹線などあるはずもない時代。二十数時間もの間、汽車に揺られ、ようやくたどり着いた先で待っていたのが、宝塚駅と歌劇場を結ぶ一本の華やかな小径「花のみち」でした。

美しく咲く花々が、一人の少女の不安な気持ちを和らげ、夢への挑戦の想いを強くさせてくれたのではないでしょうか?

 

どんな夢でも、必ず挫折を感じる瞬間があります。

園井恵子にとって、そんな挫折感、空虚感、やりきれなさ、自分への怒り、他者への憤り、諸々の感情を黙って受け止め、支えてくれた存在、それは紛れもなく「花のみち」だったのではないでしょうか。
宝塚で園井を救ってくれた花々を、今度は故郷・岩手町で若者たちの心を救い、背中を押せる存在にしたいと思っています。

 

 

 

園井恵子の挑戦の姿勢を次世代へ

 

園井の旅立ちの地「岩手川口駅」の敷地内に、「花のみち」をイメージした全長70メートルほどの歩道を整備します。入り口には園井が夢を叶えた宝塚と同じく灯篭を設置、沿道は園井ゆかりの花々で彩る予定です。

 

 

支援していただいた資金は、設置に必要な資材にあてます。

花壇には、園井恵子が一番好きだった『ツバキ』を始め、『ヤマブキ』や『スズラン』、『ヒマワリ』など園井にゆかりのある花を中心に季節によって異なる花々が咲くように設計。

いつ訪れても美しい景色を楽しめるように工夫します。

 

 

 

また2020年は戦後75年。挑戦する気概とともに、広島の原爆をきっかけに亡くなった園井に思いを馳せることで、戦争の悲惨さも伝えられればと思います。

 

花のみちを作ることで、若者が園井の生涯と諦めない心を思い出し、夢への挑戦の後押しができる未来が訪れてほしい。

さらに多くの人が訪れ、園井の生き方に感銘を受け、挑戦の連鎖を岩手町川口から創り出していけたらと思います。

 

【スケジュール】

2020年7月 着工予定

2020年8月21日 竣工予定

2020年8月末 開幕式予定

2020年9月~ リターン配送スタート

 

【概要】

①整備内容:園路と植込みや花壇等の組合せによる環境整備
(別添計画図のとおり。最大幅約6m×延長約65m 約400m2)


②対象用地:(株)IGRいわて銀河鉄道所有の土地(岩手町大字川口第8地割3番地2
12,234m2の一部、岩手川口駅東側線路沿い旧駐輪場跡地)


③事業手法:(株)IGRいわて銀河鉄道が地域貢献事業の一環として、同社が所有する2
の用地を岩手町に無償で貸し付け、それを岩手町が事業主体に無償で貸与する。
事業実施にあたっては、事業主体が計画に掲げるIGR岩手川口駅「園井恵子 花のみち」の整備
を行う。


④事業期間:令和2年4月にクラウドファンディングを開始し、8月21日の竣工を目指す。

 

 

※これまでご協力いただいた宝塚歌劇団関係者・OGの皆様

≪元宝塚歌劇団理事長≫

内海重典・明子(加古まちこ)ご夫妻

 

≪演出家≫

岡田敬二氏

 

≪作曲家≫

吉崎憲治氏

 

≪宝塚歌劇団OG≫(敬称略)

宝ともこ

羽衣悠子

八千代環(流けい子)

鳳蘭

安奈淳

大浦みずき

若葉ひろみ

朝香じゅん

杜けあき

鷹月笙

宝樹芽里

草の芽もゆ(ブロンズ像のモデル)

稔幸

森奈みはる

久城彬

楓沙樹

優花えり

鳴海じゅん

光海晶帆

湖泉きらら


お酒に関するリターンは共同実行者(通信販売酒類小売業免許保持)である

以下管理責任者から発送します

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販売場:株式会社岩手くずまきワイン

所在地:岩手県岩手郡葛巻町江刈1-95-55

受講者:鳩岡明彦

受講年月日:平成30年9月13日

場所:盛岡市勤労福祉会館

実施団体:盛岡小売酒販組合

次回受講期限:平成33年9月12日

-------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

プロジェクト終了要項

オープン完了予定日    
2020年8月31日

建築・改修場所    
岩手川口駅
〒028-4211 岩手県岩手郡岩手町大字川口第8地割

建築・改修後の用途    
宝塚ファンを中心とした観光客誘致を主とした、
地域活性化のために使用

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プロフィール

「園井恵子を語り継ぐ会」は、日本の次世代のために、元宝塚歌劇団トップスターであり、先の第二次世界大戦で広島の原爆に散った未完の大女優・園井恵子の類稀なる足跡や人生を後世に語り継ぐことを目的として設立しました。 昨年は宝塚歌劇の殿堂入りを果たした園井恵子の人生から得られる数々の教訓を活かすべく、これからも様々な活動を行っていきます。

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リターン

3,000


お礼のお手紙セット

お礼のお手紙セット

・お礼の手紙
・園井恵子ブロマイド(複製)
・岩手町ゆかりの日本画家
村田林蔵画伯作        園井恵子ブロンズ像絵葉書
※画像はイメージです

申込数
23
在庫数
77
発送完了予定月
2020年9月

5,000


岩手町産お野菜セット

岩手町産お野菜セット

岩手町産旬のお野菜セット
(時期によりお渡しできるものが異なります。)
●お礼のお手紙セット
※画像はイメージです

申込数
66
在庫数
34
発送完了予定月
2020年7月

3,000


お礼のお手紙セット

お礼のお手紙セット

・お礼の手紙
・園井恵子ブロマイド(複製)
・岩手町ゆかりの日本画家
村田林蔵画伯作        園井恵子ブロンズ像絵葉書
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在庫数
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発送完了予定月
2020年9月

5,000


岩手町産お野菜セット

岩手町産お野菜セット

岩手町産旬のお野菜セット
(時期によりお渡しできるものが異なります。)
●お礼のお手紙セット
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66
在庫数
34
発送完了予定月
2020年7月
1 ~ 1/ 16

プロフィール

「園井恵子を語り継ぐ会」は、日本の次世代のために、元宝塚歌劇団トップスターであり、先の第二次世界大戦で広島の原爆に散った未完の大女優・園井恵子の類稀なる足跡や人生を後世に語り継ぐことを目的として設立しました。 昨年は宝塚歌劇の殿堂入りを果たした園井恵子の人生から得られる数々の教訓を活かすべく、これからも様々な活動を行っていきます。

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