支援総額
目標金額 1,260,000円
- 支援者
- 227人
- 募集終了日
- 2021年1月25日
手話の話
皆さん、こんにちは。岩尾です。
僕には、ろうの友人がいます。
「ろう」は言葉の意味では聞こえないということになりますが、僕の友達は聞こえづらい状況で、口話(わずかな声と口の動きを見て言葉を読み取る)もできます。
ただ、普段は手話を使って生活しています。
僕の実感値では、手話を使って生活している人を「ろう」、口話を使って生活している人を「難聴」と呼んでいるような気がします(地域差はあるかもしれません)。
言葉の定義とはちょっと違うんですけどね。
その友達を一番最初に飲みに行こうと誘ったとき、僕はほとんど手話ができませんでした。
それでも、とにかくジェスチャーでも何でも使って話そう!と意気込んで行ったら・・・
めちゃめちゃうまく口話で話してくれて(笑)!
「え?めちゃめちゃ話すのうまいやん!」って拍子抜けしたのを覚えています(笑)
1回会った時は、全て手話で話していたので、口話はできないと思ってたんですね。
そして印象的だったのが、口話より、手話の方がわかりやすいと言われたことです。
「え?そうなん??」って聞き返すと、
「当たり前やん!」って言われて、ハッとしました。
実は、手話って、日本語を手の動きで表したものではありません。
全く別の言語です。
文法も違うし、語彙数も日本語より圧倒的に少ない。
ただ、日本語を手の動きで表した手話もありますが、手話で生活している人たちは、そもそも日本語とは全く違う言語を使っているんです。
例えば英語がめちゃくちゃ得意だっていう日本人がいたとしても、そりゃあ日本語で話してくれた方がわかりやすいですよね?
それと同じなんですよね。
もう一つ印象的だったこと。
僕は当時全く手話ができませんでした(今もほとんどできませんが(笑))。
だから、飲みに誘っても、相手が困るだろうなと思っていました。
意思疎通ができないから。
そしたら、そのろうの友達が、
「いや、そんなことはない。誘ってくれたら嬉しい。
逆に、そちらの方が誘われても困るだろうなと思ってた」
と言っていました。
な~んだ!
お互い遠慮して、お互い迷惑じゃないかと卑下してたわけね(笑)
でも、一緒に飲みたい(笑)
応援コメントで、手話を使ったら、難聴の方の目の輝きが変わったと書いてくれた方がいらっしゃいます。
今までどれだけ“通じる人”を求めてらっしゃったのかが想像されますとも書かれていましたが、本当にそうですよね。
手話ができない人から話しかけられて困るより、
話す人がいない、話しかけられることがないことの方がよっぽど避けたいことではないかと思います。
手話ができなくても、筆談もできるし、ジェスチャーもできます。
難しいこと考えずに、まずコミュニケーションとってみることから始めたいですね。
リターン
3,000円
ご好意応援プラン
①感謝のメール
- 支援者
- 76人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
5,000円
後押し応援プラン
①感謝のメール
②活動報告(報告レポートをメールにて7月あたりに1回送付)
- 支援者
- 64人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
10,000円
共感応援プラン
①感謝のメール
②活動報告(報告レポートをメールにて7月・10月あたりに1回ずつ送付)
- 支援者
- 80人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
30,000円
協働応援プラン
①感謝の手紙
②活動報告(報告レポートをメールにて7月・10月あたりに1回ずつ送付)
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
100,000円
同志応援プラン
①感謝の手紙
②活動報告(報告レポートをメールにて7月・10月あたりに1回ずつ送付)
③会長の岩尾が完成した動画を基に、オンラインで難聴についての詳細説明をさせてもらい、ご質問等にも答えます(60分程度)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月