愛され育つ家庭を全ての子どもたちに。里親と共に「新しい絆」を

愛され育つ家庭を全ての子どもたちに。里親と共に「新しい絆」を

寄付総額

1,277,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
169人
募集終了日
2019年6月30日

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2019年06月27日 17:00

【残り3日】 #広げよう里親制度 【vol.4】

 

第4回、本日で連載は最終日になります。ここまで3日間を通し、一緒に里親について考えてくださった皆さま、ありがとうございます。

 

ラストの本日は、私たちが今回クラウドファンディングに挑戦した理由や、子どもたちにとって里親とは?、そしてこの対談を通して感じたことを、犬山さん草野さん、藤本さんにお話いただきました。

 

ぜひ最後まで、ぜひご覧ください!

 

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〈バックナンバーはこちらから〉

*第1回:そもそも里親はなぜ必要?
*第2回:「里親」と「養子縁組」の違いは?ショートステイ里親ってなに?

*第3回:里親委託率が15%から40%に増えた福岡市の謎に迫る!

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文章:READYFOR株式会社こどもギフト担当 田中


 

 

犬山:

友人との話の中でも検討しようかななどと話題にあがっていたのは「養子縁組」のほうですね。

 

今回は書籍をつくることで、この書籍が里親問題で抱えるどういったところに良い効果があるか教えていただきたいです!

 

 

藤本:

これから里親さんになられるかたって、「こういった場合はどうなるんだろう?」とか、「子どもが怪我したらどうするんどろう」とか、本当に些細なことでも不安だと思うんですよね。

 

実は、7年まえに弁護士の方と一緒になって、法律的な側面からまとめたQ&A冊子を作ったことがあったんです。それは、里親になる方にとてもニーズが高く読んでいただけたのですが、2年前に大幅な改正があり社会的養育ビジョンという厚労省の方針なんかも決まりました。

 

だからこそ、今の時点でもう一度改めて作って行こうって決めて、今回書籍を作ることに決めたんですね。

 

書籍を通して里親になりたい方や里親の方が抱える、些細なギモンを解決してもらえれば、少しでも不安が軽減されるののではないかなと思っています。

 


犬山:

そうですね。この一冊があると、里親になろうかなと思っている方や、今から里親になる方の安心感になるのかなと思います。これは電子で配布っていうところは考えられてるのですか?


藤本:

そうですよね、ひとまず紙媒体で作ろうと考えておりまして、おっしゃるように、いずれ電子で、より多くの方に読んでいただけるようにできると、いいですよね。

 

 

犬山:

書籍は販売をされるんですか?それとも無料で配布?

 

 

藤本:

1冊1500円ほどで販売しようと思っております。

 

 

犬山:

なるほど、それは、里子や里親さんを推進させるための団体の費用になる、ということですよね?

 

 

藤本:

はい、おっしゃる通りです。

今まさに里親をしている方にこの書籍を購入いただき手をとっていただくことで、ご自身の不安の解消はもちろんですが、里親を待っている子どもたちのために、次に里親になる方へのサポートの費用とさせていただき、循環できれば良いなと思っています。

 

 

藤本:

里子として子どもの期間を有意義に過ごすというのはもちろんなんですが、いずれ社会に旅たって、社会人として活躍していくのを目指していくんだと思うんですね。社会的養護の子ども達が社会に飛び立つためには、2つ必要だって言われています。

 

ひとつめが、社会に飛び立つための社会的スキル。仕事であったりお金であったり...
もうひとつは「失敗しても戻れる場所」

 

 

犬山:

そこ、本当にありますよね。

 

 

藤本:

これはよく言われます。
私たちの本部はオーストリアにあって、オーストリアのSOS子どもの村で育った若者が日本で講演をしてくれた時に、社会に自立するとき必要なのは「ネスト&ウィングス」だという表現をしていました。

 

ネスト=巣と、ウィングス=羽、ですよね。「巣は家庭」、「羽は飛び立つ武器」。この2つがあったから、社会に自立できたのだと。

 

どうしてもスキルに注目しがちなんですけれど、何かあって失敗したとしても戻れる実家みたいな、いつも見守って、無条件に受け入れてくれる大人っていうんですかね、そういう存在が身近にいるかどうかっていうのがとても大きなことかなと思いますね。

 


草野:

乳児院や養育施設で育った子は、えこひいきみたいな形であっても特別扱いしてくれる大人がいると心の傷が少ないという話を聞いたことがあります。先生や施設の大人が「えこひいき」というと公平性とかが気になってしまいがちですが、確かに、シンプルに何らかの形で「特別扱い」してくれる大人の存在というのは、親であっても先生であっても子どもにとっては大きいですよね。

 

 

 

本当に感じたことなんですけど、子どもにとって里親に養育されると、試し行動の期間がぐっと減るっていうのが衝撃で。

 

受けた傷っていうのが、里親との家庭で癒されていくならば、やっぱり里親っていうものは日本にもっと根付いていけばいいなと思いました。

 

だから本当に今回の、書籍を作る、そして売上金も、里親や里子のために使われ、本自体も、これから里子迎えようか迷っている方にとって勇気になるというのは、2つの意味で、とても意義のあるクラウドファンディングだなとお話伺って感じました。

 

私も里親への理解を広めるために、本当に拡散を頑張りたいと思います!

 

 

 

里親と養子縁組の違いもしっかりわかっていなかったというのと、里親になるために色々なステップがあったり、いろんな問題が見えてきたのと同時に、本当に子どものための制度だなと感じました。

 

自分や自分の身の回りでも「血の繋がりとは無関係な絆」ってあるなぁと実感して心温まることはたくさんあるから、里親や養子縁組の取り組みの未来は明るいと思えます。

 

子どもに恵まれない人の...とかではなく、国全体で子育てしていく、子どもの育成のために、家庭で育つことが重要だというようなことはもっと広めていこうかなと思います。

 


 

やっぱり子どもって親の持ち物じゃないなと思うんですね、だから、地域で、地域社会でしっかり育てる、っていう仕組みとかが根付いていったらいいなと思ってます。

 

家庭ってどうしても孤立しやすいので、ちょっと困った時にすぐ助けてって、言えるような存在が地域社会があれば、今みたいな虐待も、ひどくなる前に気付けたる人が多かったりするんじゃないかなと思います。

 


 


 

とてもボリュームのある連載となりましたが、少しでも“里親”について知っていただく機会になっていれば幸いです。

 

プロジェクトは6月30日まで。

少しでも一緒に、里親を広めていきたいと感じてくださった方は応援お願い致します。

 

 

#広げよう里親制度 SNSでのシェアも大歓迎です!



この4回の連載を通し、ぜひ皆さんと里親について理解を深め考えていきたいです。ぜひ「  #広げよう里親制度 」で、この連載を通して感じたことや、里親についての考え、ご自身の体験など...広めていただければ嬉しいです!

 

*プロジェクトはこちらから。残り3日も最後まで一緒に里親について考えていけると嬉しいです!引き続き応援どうぞよろしくお願い致します!

 

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こちらは2019年6月30日に開催された、こどもギフトイベント「いまできる「こども支援」を考える。」参加者様にいただいたご寄付を入金する専用のコースです。

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