重度障害のある子どもたちの“生きる選択肢”を広げたい
重度障害のある子どもたちの“生きる選択肢”を広げたい

支援総額

484,000

目標金額 400,000円

支援者
77人
募集終了日
2025年5月31日

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2025年05月28日 11:53

【障害への理解、社会を変えるには】

クラウドファンディングも残り3日となりました。ここまで頑張ってこられたのもみなさまの応援あってこそです。本当にありがとうございます。引き続き終了までどうぞ見守っていただければと思います。

 

さて今日は、わたしの活動の根本の願いをお伝えできればと思います。よければぜひ、お目通しください。

 

【障害への理解、社会を変えるには】

 

みなさんは、どうしたら社会に「障害への理解」が広まると思いますか?

 

わたしは、息子が手作りの絵本を見て笑ってくれたあの日から、【絵本で障害への理解を広める】ことを使命と感じ、活動しているわけですが……

 

今日は、わたしなりの結論をお伝えできればと思います。

 

社会があたりまえにインクルーシブな状態となるには、いくつか条件が必要だと思っています。特に重要だと思うのは、以下の2つ。

 

----------

①障害のある人とそうでない人が幼少期から隔絶されない環境をつくること

②障害や病気をじぶんごととして考え、寄り添いの心を持った人が増えること

----------

 

■「インクルーシブな環境をつくる」ためには

 

まず①「インクルーシブな環境をつくる」ためには、教育システムからの見直しが必要で、個人が変えるには限界があります。

 

けれど、できることもあります。たとえば、障害があっても地域のイベントに参加し、幼いころから存在を周囲に認知してもらうことです。

 

わたし自身も、息子の病気が分かってから、「この子の存在を地域に知ってもらいたい」と思い、子育て支援センターやイベントに積極的に連れて行きました。

 

わたしたちのNPO法人「絵本屋だっこ」でも、昨年から地域でインクルーシブイベントの開催を始め、障害のある子とそうでない子が自然に交流できる機会をつくろうと努めています。

 

 

また、特別支援学校に進んでからの交流学習も大切ですが、できればもっと早い段階――物心がつく前から、多様な子どもたちが一緒に過ごせる環境が理想だと考えます。

 

その実現の一助として、『ぺったんこ』や『がたがたどんどん』のような【インクルーシブ絵本】を、幼児期の読み聞かせに取り入れてもらえたらと思います。今後は、【絵本ボランティア制度】などを通じて、活用の場も広げていきたいと考えています。

 

 

■「寄り添う心をもつ人を増やす」には

次に②「寄り添う心をもつ人を増やす」には、たとえば『ぼくのにぃに』や『ありがたいなぁ』のような【障害理解につながる絵本】が助けになると思っています。絵本を通して、子どもも大人も共感的に障害について考えるきっかけになるはずです。

 

7月に予定しているイベントもそうした目的を含んでいます。アートの周知もそうですが、障害の有無を問わず集まれる場をつくり、さまざまな立場で、生きるうえで大切なこと、他者への共感と寄り添い方をそれぞれに考えていただけたらと思います。

札幌会場への参加お申込みはこちら>>

 

 

わたしたちは誰しも、いつ自分や家族が障害者になるかわかりません。けれど、実際にその立場にならないと本当の気持ちは理解しきれないものです。

 

それでも、絵本というツールを通じて、ストーリーに寄り添いながら気持ちを想像することができれば、少しずつ「他人ごと」ではなくなっていくのではないでしょうか。

 

わたしは「絵本で障害理解を広める」という大きな目標のために、日々、小さな取り組みを積み重ねています。

 

共感と共生につながる絵本をつくり、絵本を読んでもらえる場をつくること。それを、自分にできる範囲でこれからも続けていきます。



■活動の根本の思いは「家族の幸せ」

 

こうした活動を頑張る理由は、社会のためであると同時に、【家族のため】でもあります。


息子が将来、心ある居場所で穏やかに過ごせるように。

 

きょうだいたちが、お兄ちゃんを負い目に感じることなく、胸を張って生きられるように。

 

 

将来の居場所づくり、家族の支援、障害のある人の支援……やりたいことは尽きませんが、その根底にあるのは、「家族がいつまでも幸せであってほしい」という願いです。

 

この想いは、多くの人に共通するものではないでしょうか。

 

一人では叶わない願いも、つながりをつくり、共感者を増やしていくことで、大きな夢に近づけると信じています。

 

だからわたしは発信を続けます。それ自体が、「寄り添う心をもった人を増やす」ことにつながると信じているからです。

 

どうかみなさん、これからも一緒に歩んでください。

 

それぞれが「今の自分にできること」を少しずつ実行していくことで、社会も未来も、きっと変えていけると信じています。



絵本屋だっこ代表

重心児の母・インクルーシブ絵本作家

しょうじあいか

 

リターン

3,000+システム利用料


気持ちで応援コース

気持ちで応援コース

心を込めてお礼のメールをお送りします

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

3,000+システム利用料


イベント参加で応援コース

イベント参加で応援コース

7月26日札幌開催のトークイベント(オンライン)参加権
(7/26(土)13時~1時間予定)

発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。

申込数
20
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

3,000+システム利用料


気持ちで応援コース

気持ちで応援コース

心を込めてお礼のメールをお送りします

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

3,000+システム利用料


イベント参加で応援コース

イベント参加で応援コース

7月26日札幌開催のトークイベント(オンライン)参加権
(7/26(土)13時~1時間予定)

発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。

申込数
20
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 13


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