トマシバのクラウドファンディングページを応援頂きありがとうございます。

トマシバメンバーの芝生農家山上です。

 

クラウドファンディングを始めて4日経ちました。

現在、30名以上の方から支援頂いています!

たくさんの方にご覧頂けていること、またサービスを応援頂いていることを本当に嬉しく思うとともに、しっかりとサービスを提供して来られた方に大山を好きになって貰いたいという気持ちがより湧いてきます。

 

今日は、芝生農家がなぜこの様な取り組みをしているのかを、自己紹介を兼ねてご説明させて頂きたいと思います。

 

私は大山町の芝生農家の家庭に生まれ、中学生までは大山町で暮らしていました。芝生はみなさんご存知の通り、公園やグラウンド、駐車場や競馬場など、何か施設を作る場合に広いスペースに植えられたり、新築のご家庭が庭に植えられたりと、思い起こすとよく目にすることがあると思います。実は、これらの芝生はもともとそこにあった訳ではなく、芝生農家が育てた作物なのです。

 

 

子どもの頃から芝生を栽培する広い芝畑が当たり前の様にある生活を送ってきた為、子どもの頃は芝生に対して特別な思いがあった訳ではありませんでした。

 

高校進学と同時に県外で生活を始め、そのまま県外で就職。

農業生産法人の会社員として7年間働いていました。

 

そんな時、地元である大山町で大山町の10年後を考える会議が行われるという情報を聞いて、当時会社でも地域活性化に関係する仕事を扱っていたこともあり、興味があって参加しました。きっかけは本当にそんな簡単な理由です。

 

すると、今まで知らなかった大山町のことを知ることとなり、衝撃を受けました。特に驚いたのは芝生生産が全国でも有数の生産地であることです。

芝生農家で生まれながら恥ずかしながら30歳になるまでそのことを知りませんでした。1ヶ月に1回開催される会議の度に実家へ帰る生活を1年間しているうち、子どもの頃に何も感じなかった、芝生と大山、そして反対側に広がる海のパノラマ風景がとても貴重なものであり、この景色が芝生農家が芝生を生産することによって生まれているのだと気づかされました。

 

 

芝生生産をしている父が高齢になると、我が家の芝生生産は終わり、この美しい景色は見られなくなるかもしれない。仮に他の野菜等が植えられたとしてもごろ寝しながら夕陽を見たり、星空を眺めたり、走り回ったりスポーツしたり出来なくなる。

 

 

そんな思いから、この景色を守ることが自分の使命の様に感じ、Uターンして跡を継ぐことを決意しました。

 

芝生生産は、芝生植え付けから始まり、芝生が伸びたら葉先を切ってやり、出荷時には1平方メートル分を絡んだりと、作業内容は多岐に渡りました。

しかし、そんな日常業務をこなしながら、この景色と芝生を活かした新しい芝生の価値を見つけたいと考えていました。

 

私がUターンした年を同じ年に、地域おこし協力隊として佐々木(以下:マーシー)が東京から大山町へ移住してきました。彼が大山全域を周って一番好きな場所として選んだのが私の住む神田という場所でした。まさに芝生と大山と海が全て同時に見られる場所として選んだのです。

 

 

マーシーが地域おこしを卒業してそれまで生活していたシェアハウスを出る時、神田で住む家を見つけていました。

当時彼は、地域おこしとして町から求められている事と、自分がより大山を勧められると感じるプランにギャップを感じて卒業を決意したものの、安定収入は得られなくなる状況でした。

そこで、やまがみ農園で芝生の出荷の手伝いをしながら観光ガイドをすることを提案し、芝生の出荷だけでなく季節ごとに別の1次産業の手伝いをすることで表面上しか知らなかった大山町の強みである農業・漁業の魅力を知りました。

 

それから2年間、このやり方でフリーランスながら着実に観光業と1次産業とを両立させてきました。そんな彼の元には同じくフリーランスで活動したい若者が集まる様になり、いつしか芝生のスタッフも増えていきました。

 

 

私が大山町へ戻ってすぐの時、やまがみ農園の出荷スタッフは70代と50代の2名しかいませんでした。そのため、大量の注文は受けられず、出荷にとても苦労していました。また、起伏が激しく芝生生産に向いていない土地が多く、芝生の生育速度も遅くなっていました。

 

どの農業でもそうですが、地方ではスタッフの高齢化で労働力は不足しています。しかし、実は会社に勤めず独立して事業を展開したいと考えているフリーランスの若者からすると、農業は拘束時間が短くある程度時間に自由のきく職場であり魅力的です。

さらに、デスクワークと違って事業アイデアが生まれやすいとマーシーは語ります。

雇用する側が時間的余裕が生まれる様に工夫すれば若い労働力は集まるのだと感じました。

 

 

また、やまがみ農園ではゆっくりと芝生を育成するため、芝生は出荷されるまで

1年以上かかります。この期間はただひたすらに管理し続けるだけなので、勿体無いと感じていました。そこで、芝生が出荷されるまでの間、芝生空間を貸し出すサービスを始めました。それがスカイテラス大山です。

 

 

このサービスを始める直前から、マーシーは芝生を使ったイベントをたくさん開催しました。

彼のイベントをきっかけとして初めて芝畑に足を運んで、景色を気に入ってもらえる人が増えました。

 

そのイベントを通して得た参加者の感想を元に、今回のトマシバの内容を組み立てていきました。

マーシーと私に共通している「この芝生と大山と海が共存する景色をたくさんの人と分かち合いたい」という思いが詰まったサービスです。それに共感してくれたフリーランス達とチームを組みトマシバのクラウドファンディングをスタートさせました。

単純な観光とも、一般的な農業とも違う、二つの良いところ取りをしたトマシバをぜひ実現させたいと思います。

 

 

引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

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