支援総額
目標金額 820,000円
- 支援者
- 120人
- 募集終了日
- 2020年6月12日
月の都千曲の姨捨長楽寺の月見堂屋根を修理し、月見を楽しむ
#地域文化
- 現在
- 3,075,000円
- 支援者
- 156人
- 残り
- 16時間
多様な人が「働ける能登」を未来に繋ぐ|復興プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 2,588,000円
- 支援者
- 208人
- 残り
- 68日
盛岡の地に新しいシンボルを、みんなで。カワトクとともに、
#地域文化
- 現在
- 20,700,000円
- 支援者
- 1,015人
- 残り
- 1日
松永湾|尾道/山波のアサリを再生し、人を繋ぐ豊かな里海を次世代へ
#地域文化
- 現在
- 5,820,000円
- 支援者
- 215人
- 残り
- 9日
名列車 白鳥|こだま型最後の原形食堂車、サシ481−48を守り抜く
#地域文化
- 現在
- 4,702,000円
- 支援者
- 257人
- 残り
- 9日
奈良 常照寺|1300年の歴史をもつ小さな山寺|客殿建設にご支援を
#地域文化
- 現在
- 4,653,000円
- 支援者
- 111人
- 残り
- 1日
「京都丹後鉄道」応援PJ第1弾|ありがとうタンゴ・エクスプローラー
#地域文化
- 現在
- 3,127,000円
- 支援者
- 239人
- 残り
- 37日
プロジェクト本文
終了報告を読む
<第一目標金額達成のお礼とネクストゴールについて>
ネクストゴール150万円へチャレンジ 〜 プロジェクトのさらなる充実へ
おかげさまをもちまして、ファーストゴールが達成出来ました!応援してくださいました皆様、誠に有難うございます!
しかし、プロジェクトは始まったばかりです。これから環境整備をし、また受け入れや研修のためにさらなる充実を図るべく、150万円のネクストゴールを目指していきたいと思います。
林業研修に必要なヘルメットやチェーンソー防護ズボンなどの安全具や、オイルなど資機材、また谷より水を引くためのパイプや、キャンプ場の定番である炊事棟などを新たに設けていきたいと思います。
整備を進めていく様子も随時発信してまいりますので、キャンプ場が出来ていく様子もお楽しみいただきながら、引き続き応援宜しくお願いします!
林業の研修・コミュニティスペース
災害時には避難所として機能する多目的な「里山」を復活させたい!
こんにちは!ページをご覧いただきありがとうございます。高知県土佐清水市でお寺の住職の傍ら林業を営んでいる浜口和也と申します。
突然ですが「林業」と言えば、どんなイメージを持っていますか?
一般的に「林業」は衰退産業だと言われて久しく、担い手は高齢化し、後継者もいないと言われています。「お先真っ暗」な業種のイメージが強くありませんでしょうか。実際にスギ・ヒノキの価格は、景気が良かった時代と比べて約5分の1ほどまで下がり、古くから林業に従事している方からは、「全く割りに合わない仕事になってしまった」という話を聞きます。
でも私は林業は将来性に満ちた仕事だと確信しています。
何故ならエネルギー自給が出来る事、様々な産業とリンクしている事、伐期を迎えた木がたくさんある事、技術さえ身につければ自在に生産出来る事等があげられます。
私は2018年に「土佐清水LANDSCAPE」という事業所をスタートしました。「LANDSCAPE」は、「空間を構成する要素」という意味があり、ヨーロッパなどでは造園や建築用語として使われています。その名前が表すように、山に作業道を作り、適切な間伐を行い、材で小屋を建て、炭焼きや薪づくりといった、昔の日本の山々ならどこにでもあった「里山」を復活させるイメージから名前を付けました。
今回その「里山」を体験できるキャンプ場を開設することになりました。
しかし、そのキャンプ場開設のためには、私たちだけでは資金が足りません。そこで、クラウドファンディングで資金を集めることにしました。みなさまのご支援・ご声援のほど何卒よろしくお願い致します。
海を元気にするために
山の手入れから地域の仕事をサポートする林業の魅力を感じて
かつて私は、大学卒業後、現在活動している山の下流にある「竜串海域公園」でスキューバダイビングのインストラクターや水中ガイドをしていました。
竜串海域公園は、子供の頃から魚や貝を採っていた慣れ親しんだ海で、インストラクターを仕事をしてから、更に地元の海の貴重さや豊かさを実感するようになりました。
しかし、そんなある時、あることに気がつきました。
海の環境が悪化していたのです。
2001年、高知県西部を集中豪雨が襲いました。山があちこちで崩れ、海は茶色に汚れていました。山からの土砂や流木が海に流れ、ものすごく濁っていました。泥はサンゴに積もり、流木はサンゴを壊し、海中の景観が損なわれ、魚も居なくなっていました。かつて色鮮やかだった海がモノトーンの世界に変わりました。それがきっかけとなって、私は海から山へと意識が移りました。
再びサンゴが広がる綺麗な海を復活させる為にはどうしたらよいのか。
それには山の手入れが必要でした。
しかし、海から山へ移り、仕事として軌道に乗せるまでは大変でした。特に態勢づくりです。最初は、木を売るにしても、なかなか売り先が見つかりませんでした。自足するので精一杯でした。
とはいえ、山の手入れ活動をしていく中で、あることに気づきました。それは、林業は地域における産業のサポートにもつながっているのです。実は林業は、建築材の生産だけでなく、エネルギーや食文化を支える材としての生産もあります。ウバメガシは備長炭の原木に、ヤブツバキや他の広葉樹は宗田節の薫り付けに、そして、建築材としては使えない低質のスギ・ヒノキは、砂糖や塩の釜焚きにも使われています。
しかし、今日山を仕事をする環境や人は全国的に少なく、私の住む土佐清水市も例外ではありませんでした。「アンダーユース」という言葉が使われるように、どんどん人手が不足することは避けられません。
それでも私は山の手入れを勉強する中で、自分たちで山を管理し、一度に全部の木を伐らず、少しずつ伐りながら収入を得て、しかも川や海の環境保全を意識し、土砂災害から里を守るためにも一役を担える「自伐型林業」に出会い、山の手入れをすることに誇りを持っています。
より多くの人に自伐型林業を知ってもらい、実践していただきたいという気持ちがあります。そこで、「自伐型林業」を意識できる「キャンプ場」を開き、山に親しみながら様々な視点が持てる場を作りたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。山が元気になれば、海・川・里すべてが元気になります。
キャンプ場から自伐型林業の魅力を啓発したい
そして、1人でも多くの山仕事の担い手を増やしたい
今回のプロジェクトでは、キャンプを通して地域の仕事や特産品、海域保全の話なども出来る様に土地を整備し、小屋・トイレを作ります。
また普段は、コミュニティスペースとして活用し、適宜自伐型林業の研修会や、南海トラフ大地震・津波を想定した避難所設営体験、木に触れ合うイベントなども開催していきます。
かつて、私が自伐型林業の研修を受けた高知県四万十市や徳島県では、滞在出来る拠点(小屋)が備わっていて、数日に渡って研修する事で得られる知識や技術、里山の機能などが体感できました。
キャンプというコンテンツを活かして里山文化とそれを支える仕事となる自伐型林業を学べる場、同時に東日本大震災を契機に高まった津波対策と避難所の重要性も、キャンプ場とのリンクでカバー出来ると実感しました。また、エネルギー問題についても、化石燃料に依存しすぎた生活から、里山文化やキャンプから学ぶエネルギー自給を見直す事が今後必要です。これらを総じてキャンプ場として表現したいです。
このキャンプを通して自伐型林業を体験してもらい、願わくば山仕事の担い手にもなってもらう方が1人でもいたら嬉しいです。
キャンプという親しみやすい形で参加してもらい、山と海のつながりを感じて欲しいです。エネルギー自給の豊かさを知り、便利なオートキャンプとはまた違った形の、里山暮らしに近いキャンプを通して、その魅力を伝えたいです。
ここから自伐型林業の実践者が生まれ、各地の山々で林業の担い手として活躍し、様々な産業とのリンクを図り、エネルギー自給の豊かさを実感した方が、そのライフスタイルを生活の一部に取り入れてもらえるようなキャンプ場を目指します。
そこで、避難所としての機能があることも、たくさんの方に体感してもらい、防災・減災と受援力の向上を学べる場としても利用できることを知ってもらえれば幸いです。
キャンプ場で体感する里山文化から見える未来
土佐清水の林業スタイルからエネルギーと食文化のアイデアを生み出す
近い将来、このキャンプ場をキッカケに、今まで放置されていた山が再び仕事場として機能したいです。炭窯や宗田節加工工場、砂糖・塩づくりにも活気が生まれる新たな木材利用のアイデアが生み出され、雇用が生まれる環境を作りたいです。
林業は「お先真っ暗」な業種であるイメージを払拭し、様々な産業とリンクしているからこそ、様々なアイディアと共に発展できることを楽しみにしています。
山と海を感じられる商品や里山体験、海域公園の散策ガイド等
盛り沢山のリターンを用意しました!
ご支援いただきました皆様のご芳名を、ヒノキで作る名札へ記入して、今回のプロジェクトで建てる管理棟にてご披露致します。その他、土佐清水市で生産された商品や、こちらで体験出来るツアーへのご招待もリターンとして用意いたしました。みなさまの温かいご支援を元に、キャンプ場を設立したいと思います。よろしくお願い致します。
※2020年10月01日(木)までに、実行者の浜口和也がキャンプ場の運営を開始したことを以って、プロジェクトを完了とする。
※本プロジェクトのリターンのうち、[リターンのお名前記載]に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください
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プロフィール
1981年高知県土佐清水市生まれ。 2003年から2012年まで地元の海でスキューバダイビングショップを運営し、2013年より本格的に林業を始める。 所属する寺院が所有する放置山林を、自伐型林業を手法として整備・活用し、これまで植樹や木工品づくりなどの啓発イベントを開催してきた。
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リターン
5,000円
支援者紹介の木札設置
・木札設置
今回のプロジェクトで建てる管理棟小屋に、支援してくださった方のご芳名をヒノキの札へ記入しご披露致します。(希望なしも可)
※画像はイメージです。
・お礼メール
心を込めてメッセージをお送り致します。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
5,000円
《リターン不要な方より応援》お礼メール
・お礼メール
心を込めてメッセージをお送り致します。
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
5,000円
支援者紹介の木札設置
・木札設置
今回のプロジェクトで建てる管理棟小屋に、支援してくださった方のご芳名をヒノキの札へ記入しご披露致します。(希望なしも可)
※画像はイメージです。
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- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
5,000円
《リターン不要な方より応援》お礼メール
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- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
プロフィール
1981年高知県土佐清水市生まれ。 2003年から2012年まで地元の海でスキューバダイビングショップを運営し、2013年より本格的に林業を始める。 所属する寺院が所有する放置山林を、自伐型林業を手法として整備・活用し、これまで植樹や木工品づくりなどの啓発イベントを開催してきた。