燕のものづくりの魅力をもっと伝えたい！燕商工会議所青年部

１．自己紹介・プロジェクト概要
ものづくりの町・燕市。
魅力や文化を発信していきたい。

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。今年度、燕市燕商工会議所青年部で広報委員会の委員長をしています品田正嗣と申します。

 

燕市は、新潟県のほぼ中央部に位置する人口約8万人の市です。ここ燕市には、2,000社を超えるものづくり企業があるといわれています。私自身も、社員30名ほどの製造業の社長をしております。

 

日本有数のものづくりの町・燕市の魅力を、そして燕市の企業の魅力を、ものづくりを仕事にしたいと考えるより多くの人に知ってほしいという思いから、このプロジェクトを立ち上げました。

 

皆さまからのご支援で、燕商工会議所のWEBサイトをリニューアルし、燕市の魅力、ものづくりの魅力の発信により力を入れていきます。

 

まずは、燕市の歴史と魅力について説明させてください。

 

 

燕市の商品については以下のリンクをご覧ください>>

 

 

２．燕市の歴史・魅力
江戸時代から続く歴史。
ものづくりに魅了された職人たち。

 

新潟県燕市は新潟県の中央部中越地域にあり、上越新幹線「燕三条駅」から東京駅までは最短2時間弱のアクセスです。

 

自然豊かで「日本さくら名所100選」に選ばれる「大河津分水桜並木」は10kmに渡りソメイヨシノが堤防沿いに咲き誇り、国上山には多くの登山者が山野草を楽しみに訪れます。

 

古くより燕市は稲作が盛んな地域で、肥沃で広大な信濃川の恩恵を受けつつも度重なる氾濫に苦しんでいました。そこで、江戸時代から鉱物資源や燃料に恵まれていた地域特性を生かし農家は副業として和釘づくりを行うようになります。

 

近年では、その技術を洋食器や工業製品といった市場へ拡大させ日本有数の工業地帯として有名になりました。

 

現在、その技術は多くの金属加工企業に継承され「日本で一番社長が多い町」と言われるほど多くの会社があります。

 

 

偏にものづくりといっても、燕の工業のすそ野は非常に広く、「分業制」と呼ばれる独特のものづくりの形態は他地域にない燕独自のビジネスモデルです。

 

ーー分業制とはーー

金属製品は、最終製品になるまでに多くの段階を経ます。ある製品を例に挙げれば、材料となる金属の板を切り出す工程、製品の原型である金型を作る工程、金型でのプレス、穿鑿、溶接、研磨、洗浄、着色、梱包というように、多くの段階を経て最終製品となりお客さまの手に渡ります。各工程を専門にする企業が連携して製品を完成させるビジネスモデルが分業制です。

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もちろん工業製品を扱う企業も多く存在します。鉄工業、機械製造業、鍛造、鋳造、ものづくり企業をサポートする多種多様な仕事があり枚挙にいとまがありません。

 

それぞれの強みに特化した専門技術企業が集積し、地域が一つになって最終製品にまで仕上げてしまうことができるのが燕のものづくりの魅力です。

 

そして、燕のものづくり企業は人々の生活を豊かにするために技術を磨き続けています。

 

ものづくりには、ものづくりでしか得られない大きなやりがいがあります。自らが丹精込めて作った製品が世に出て誰かに喜ばれることが我々の喜びです。

 

そんなものづくりの魅力に魅せられた人が集まっている町が燕市なのです。

 

 

 

 

３．燕市の現状・課題
働き手不足や後継者問題。
地域の技術衰退へ繋がってしまう。

 

しかし、今の時代、地方を中心に働き手不足が問題となっているように、燕市でも働き手となる若者や後継者不足問題が各企業で嘆かれています。当然、我々、燕商工会議所青年部の会員企業の間でも問題となっています。

 

働き手不足や後継者問題は、燕企業の持つ技術の継承を妨げる大きな問題です。実際に「しぼり」と呼ばれる金属加工技能は熟練するのに非常に時間がかかる技能ですが、現在その技能を持つ職人の高齢化で技術継承者が著しく不足しています。

 

これらの問題への一手として、私はものづくりをしたい人に燕のものづくりの現状と魅力をしっかりと届ける仕組みが必要だと考えています。

 

自らが丹精込めて作った製品が、世に出て誰かに喜ばれることの喜び。少しずつでも技術を上げ求めれられる品質の仕事ができるようになるおもしろさ。そして、新しい発想で新たな商品を生み出す喜び。

 

燕商工会議所青年部の会員の中でも、各企業が協力してそれぞれが持つ技術に新しい発想を組み合わせて新商品を開発し、新しい分野に挑戦している企業がいくつもあります。

 

このように、全ての仕事に「おもしろさ」や「やりがい」があります。

 

ものづくりに代表される燕の仕事に関心を持ってくれる人を増やし、燕で働いてもらいたい。そのために、燕での仕事の魅力や可能性を広く伝えたいのです。

 

 

現在、燕市の各企業では、よりやりがいある仕事を提供するために、働く人たちの環境をより良いものにしようと、自動化や安全衛生を強化・推進するなど絶え間なく努力しています。そのおかげで、現在燕市の企業で働いている人たちの企業や地域に対する満足度も上がってきており、この改善が企業や地域の内部ではうまく回っているように感じます。

 

ただ、この改善やものづくりの魅力や地域の魅力が市外の人たちや外国人材となりうる方々には届いていないというのが現状の課題となっています。

 

燕商工会議所青年部として、燕での仕事のやりがいや環境向上活動を発信する機会をつくり、ものづくりに代表される燕の仕事に興味のある人や働きたい人に伝えたいのです。

 

 

 

４．プロジェクト詳細
燕市の魅力を発信すべく、
Webサイトをリニューアル。

 

今回のプロジェクトでは、みなさんからご支援をいただいて燕商工会議所青年部のWebサイトをリニューアルし、燕の各企業の魅力についてレポートします。

 

 

現在のWebサイトでは構造が古く、これから行おうとする企業レポートを掲載したりすることができません。そこで、Wordpress（ワードプレス）というプログラムで新たなWebサイトを作り、更新がしやすく魅力が伝わりやすいサイトを作りたいと思っています。

 

新しいWebサイトで新たな働き手となり得る皆様に伝えたいのは、下記の3点です。

 

①　燕で働く人を取材し「魅力」を伝えます。
②　燕の各企業の働く環境への取り組みを取材します。
③　外国人材の受け入れを積極的に行っている企業を特集します。

 

これらの広報により、国内外に燕での仕事のやりがいを伝えていきます。そして燕で働く姿を想像してもらえるよう発信していきます。

 

 

燕のしごとの魅力や可能性を伝える事。燕の企業の魅力的な製品や技術、しごとの環境改善の取り組みを伝える事。

 

燕商工会議所青年部は、燕の企業110社からなる団体です。我々であれば、燕のしごと魅力を広く社会に訴えることができます。

 

企業の魅力とは、製品だけに限りません。製品の魅力を生み出すのは、それを真剣に作る人達です。製品を使う人の立場に立って機能を考え、それを実現するために技術を追求する人がいてはじめて魅力的な製品となります。

 

そして、その人達の仕事がストーリーとなって製品や企業のさらなる価値となります。燕の仕事の魅力をストーリーとして伝え、新たな製品やサービスの可能性を示すこと。これが、地域の抱える課題への一つの解だと考えます。

 

最近では、積極的に外国人材を採用する企業も増えています。自国から遠く離れた日本で働く外国人材のより良い労働環境づくりはこれからますます求められるでしょう。

 

今、積極的に外国人材の採用を行っている企業の環境づくり活動をレポートすることは追随する各企業の助けになるはずです。技術を追求し、時代に合った企業の姿を追求する燕の企業活動を燕商工会議所青年部のWEBサイトに掲載し国内外に広く発信したいのです。そして、同様の課題に直面している他の地域や産業にとって有意義な取り組みにしたいと考えています。

 

 

 

５．将来の展望・まとめ
燕市の歴史、技術、魅力を、
未来に繋いでいきたい。

 

燕市の素晴らしい魅力、地域企業の働きがいなどを、皆様に伝えていくために、燕商工会議所青年部としてできること。少しずつではありますが、活動を続け、広めていくことで、地域のために貢献していきたいと考えています。

 

我々が作りたいWebサイトは、燕のものづくりや企業を知らない人に対して燕で働くイメージをひろげ、そのやりがいを感じてもらえるサイトです。燕で働きたいと思う国内外の人達が持つであろう未知のものに対する不安を少しでも解消できればと思います。

 

また、燕の企業のやりがいの創造や環境づくりなどの取り組みをWebサイト上に掲載することで、当会の若い経営者の学びの一助となり、良い刺激となる事を期待しています。

 

 

まずはこのプロジェクトをきっかけに、燕地域全体の課題に対する意識向上を促していきます。そしてゆくゆくは、日本を取り巻く人材にまつわる課題解決の模範事例となれるよう活動していきたいと思っています。

 

燕市のものづくりの魅力をもっと知ってもらいたい。

 

新しいウェブサイトは燕の企業とものづくりの魅力を物語る素晴らしい場になります。

 

将来にむけて新たに歩み始めた我々にご支援よろしくお願いいたします！

 

 

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＊お名前掲載のリターンに関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。