福島県飯舘村の子どもに、将来を考えるための宿泊体験学習を!

福島県飯舘村の子どもに、将来を考えるための宿泊体験学習を!

支援総額

326,000

目標金額 300,000円

支援者
33人
募集終了日
2014年8月17日

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プロジェクト本文

福島県の計画的避難地域、飯舘村の子どもたちを東京に呼んで、夢を見つけるきっかけを創るプロジェクトを実施します。

 

Readyfor?をご覧のみなさん、こんにちは。NPO法人ROJEのつぼみプロジェクトリーダーを務めております東京大学2年の伊藤匠吾と申します。つぼみプロジェクトという名前には、一人一人の個性をつぼみに例え、本プロジェクトを通じてその個性を伸ばすことにより、自分たちの持つ個性を大輪の花に咲かせてほしいという願いが込められています。

このたび、私が所属しているNPO法人ROJEでは、この夏休みに福島県飯舘村、川俣町の子どもたち約70人を東京に招き2泊3日で宿泊体験学習を行います。

この宿泊体験学習では、東京大学ツアーや松竹芸能企画など、子どもが大人に憧れを持てるような企画を行います。また、今回の体験学習に留まらず、子どもたちが描いた将来の理想を実現すべく、継続的に被災地を訪問し支援を行っていきます。そこで、このツアーを経て自分の思いをカタチにするための文集制作の費用、継続的な支援を行うための費用の計30万円の支援をご支援していただきたく思っています。

 

今回の企画を通して私たちは、子どもたちには必ずや夢を持つためのキッカケつくりを提供します。そのために、ご協力をお願いたします。

(子どもからも支援をお願いしております)

 


「飯舘村に復興支援企画を行ってほしい。」
すべては飯舘村教育長の八巻さんから当団体の理事へのこのひとことから始まりました。

 

飯舘村は福島県の相馬郡に位置しており人口約6000人の自然豊かな村です。
人の絆を大事にし、ゆったりした田舎暮らしを楽しむ村にしようと、この地域の方言でゆったりさやていねいさを表す「までい」な村づくりを合言葉にしています。また、村内の学校施設にも「までい」に関係する像が多く見られます。
しかしながら、3年前、のどかな生活をしていた村民に大地震が襲いかかりました。その後まもなく原発事故が起こり、飯舘村の全村民が避難を余儀なくされました。そして今もなお帰村の見込みは立っていません。

現在、飯舘村の子どもたちは平均1時間近くバスに乗り避難先から小学校に通学しています。4月に私が飯舘村に訪問した際は、一つの小学校に13台ものバスが遠距離の場所に住む子どもの送り迎えをしていました。飯舘村の子どもたちこのような苦しい環境に置かれながらも、それを吹き飛ばすかのように子どもたちは非常に元気よく学校生活を過ごしています。

(飯舘村の子どもたちは村外の仮設小学校に通っています(写真1))

しかし、教育長は私たちに、子どもたちを取り巻く複雑な環境について語ってくださいました。


飯舘村の家庭に変化が??飯舘村の子どもたちに夢を!


飯舘村に住んでいた住民には電力会社から住居の提供や一人あたり毎月約10万円の支給を受けているそうです。つまり3人家族でしたら30万円、5人家族でしたら約50万円もの給付金が支給されることになります。給付金は村外に避難している村民に安定した生活を保障しています。一方で、避難した影響により農家や自営業などもともと従事した業種に関われず、その結果働けない大人が増えています。震災から3年経った今も現地に住んでいた子どもの父親、母親のなんと約4割が働きたくても働けないという現状となっています。

 

子どもにとって、働いている親の背中を見て育つことはどのような意味を持つと思いますか?

 

子どもが職業観を養うにあたって、両親の働いている姿を見るということは非常に大きな意義を持ちます。両親は子どものロールモデル(お手本)となるもっとも身近な存在であるため、親の働く様子が見れないことにより、子どもの職業観が低下してしまう可能性が非常に高いのです。そこで私たちは飯舘村の子どもを取り巻く環境を知り、将来に対してのイメージを持つことができにくくなっているのではないかという、問題意識を抱きました。


飯舘村の現状を聞き、東京で活動している私たちのNPOが飯舘村の子どもたちのために何ができるかを考えました。幾度にわたる話し合いを重ねた結果、子どもたちに大学生や働いている大人と関わりを持ってもらい、その中で働くことの意味や自分の将来を考えるキッカケを提供しようという意見にまとまりました。これがつぼみプロジェクトの始まりです。そして今年は夏休みの最終週(8/19~21)に飯舘村の小中学生約70名を東京に招待し宿泊体験学習を行うことに決定しました!(今回は飯舘村の村民の避難先である川俣町の子どもも招待しました。)

(東京で大学生と関わる中でさまざまな思い出を作ってもらいます)

 

最終的には子どもたちに未来の飯舘村を様々な形で支える存在になってほしいと願っています!


私たちは今回の企画で大学生や大人からの支援を通して、「子どもたちが視野を広げ、働くことへのあこがれを持つことで自分なりの夢を持つためのきっかけ作りになる。」を目標としています。そのために今回の宿泊体験学習ではキャリア教育の要素を盛り込み、通常のキャンプや修学旅行では味わえない刺激にあふれた経験をしてもらおうと考えています!

また、私たちは復興支援を行うにあたって今夏の1回限りのイベントでは終わらせたくないという思いが強くあります。1回のイベントだけでは子どもたちにとっては「東京に来てよかった」「大学生と話ができて面白かった」といった交流の楽しさがメインの企画になりがちです。ですが飯舘村の支援を今回の2泊3日の企画だけでなく、飯舘村への継続的な訪問による子どもたちへの支援を通して夢の実現をサポートし、最終的には子どもたちに未来の飯舘村を様々な形で支える存在になってほしいと願っています。また、ROJEは大学生が中心となって活動しているNPOです。大学生という子どもと近い立場から子どもに寄り添い支援を行うからこそ、夢の実現への真のサポートができるのではないかと考えています。

(子どもにかけがえのない学びを提供します!)

 

宿泊体験学習は以下の行程で行う予定です!

 

<1日目>
松竹芸能、歌舞伎企画…普段テレビでしか見ることのできない松竹芸能の芸人が子どもに向けてエールを送ります!

また、その後は歌舞伎座の施設内を見学し、子どもたちに東京でしかできない体験をしてもらいます。
<2日目>
東京大学ツアー企画…東京大学内を東大生にツアー形式で案内してもらいます。また、大学の施設内で大学生と一緒に宿題を進めたり学食を食べたり交流を行ることにより、大学や大学生への憧れを高めてもらいます。
企業見学…東京近郊の企業にグループごとに分かれ訪問し、仕事の様子の見学やインタビューを通して子どもたちに働くことに対するイメージを持ってもらいます。
<3日目>
熟議企画…1日目、2日目の経験を踏まえて子どもと大学生が将来の夢や理想の町を熟議形式で考えます。それにより、自分の将来への具体的なイメージを持ってもらうことを狙いとしています。また、自分の考えを文章化しそれを文集にすることで、目に見える形で残し、将来を考える材料として活用してもらいます。

※各企画の詳細は新着情報でも適宜更新しますので、乞うご期待ください!

(子どもの将来への想いを形に残します!)

 

さいごに

 

私たちは2泊3日の充実したプログラムを通して子どもたちに夢を持つためのキッカケを提供します。ですが、私たちには本プロジェクトの目標を成し遂げるために必要となる資金が足りていません。

特に必要とされる項目は主に2点です。

①子どもたちの思いを文章化し、それを一冊にまとめる文集制作を行うための費用(約15万円)

…つぼみプロジェクトを通じて考えてもらったことを文章にまとめてもらい、子どもたちの将来の夢や飯舘村に対するの思いを文集にまとめます。皆様のご支援をいただくことにより、文集を制作し子ども一人一人に配布することでプロジェクトの時に感じた思いを忘れずに手元に残すことができます。

②今後も継続して飯舘村の子どもたちの夢の実現をサポートするための費用(約15万円)

この夏のつぼみプロジェクト以降も飯舘村に訪問し、子どもたちの学習サポートや将来を考え続ける機会を提供したいと考えております。ですが東京の大学生が飯舘村の子どもたちに支援を行うためには現地へ向かう交通費や諸経費がかかります。ですので、継続的な支援のために必要な資金のご支援をお願いしたいと考えております。


今回の企画を通して子どもたちには必ずしや夢を持つためのキッカケつくりを提供します。
皆様のご支援をお借りして子どもたちにとって心に残るようなプロジェクトをつくりあげたいと思いますので、ご協力の程お願い申し上げます。

 

陰山英男(NPO法人ROJE代表理事)より挨拶

NPO法人日本教育再興連盟は、「日本の教育をよくしていきたい」という理念のもと、様々な取り組みを行い、社会に還元してきました。そして昨今においては、震災支援にも特別な思いで取り組んでいます。
その震災支援として、今回、福島県飯舘村の中学生を東京に招いて、大学生たちと交流をしながら、飯舘村、東北、そして日本の未来について共に考えていくイベントを企画しました。
この震災をどのように乗り越えていくのか。これからの日本を担う中学生、大学生たちと共に、これからの未来を考える3日間になるよう努力していきます。どうか、私たちの活動にご理解とご支援がいただけますよう、皆様のご協力をよろしくお願いします。

 

 

<引換券について>

ご支援いただいた方にはつぼみプロジェクトや飯舘村にまつわる様々なグッズをご用意しております!

 

・身の回りに貼ろう!つぼみプロジェクトステッカー

つぼみプロジェクトのロゴをモチーフにしたステッカーを制作します。デザインは決まり次第、新着情報にてお知らせします。

 

・子どもたちが作ったカード
…飯舘村の紹介や感謝の気持ちなどを子どもたちが手書きでまとめたカードです。


・つぼみプロジェクトのロゴが入ったTシャツ

…つぼみプロジェクトメンバーがプロジェクト当日の際に着用するかわいいデザインのTシャツです。
 

※写真は昨年度のものです。デザインは決まり次第、新着情報にてお知らせします。


・集合写真や子どもの笑顔の写真が入ったキットカット

キットカットにつぼみプロジェクト当日の写真を入れてお送りします。

※写真は一例です。

 


・当日の写真や子どもの夢と希望が詰まった文集

…笑顔いっぱいの子どもたちの写真や将来への想いがつまった文集をお送りします。

※写真は昨年度のものです。


・すっきりとした味わいが楽しめる飯舘村の地酒

飯舘村の地酒である「飯舘」をお送りします。

 


・松竹芸能コンサートに出演する芸人によるサイン

松竹芸能に出演する芸人からのサインとメッセージをお届けします。2年前の同企画では、安田大サーカスやキンタローに出演していただきました。

※現在参加者を調整中ですので、決定次第新着情報にてお伝えします。


・文集、弊団体HPに名前を入れる権利

支援者のお名前を文集やHPに記載させていただきます。

 


~~~~~~~~~~~~~~~~

団体紹介
NPO法人ROJEとは?
「教育のベストプラクティスの創造、発掘、発信を通したボトムアップの教育改革」を目指して関東、関西で学生が主導となり様々なプロジェクトを実施、運営しています。復興支援事業は毎年のように行っており、昨年までの2年間は福島県二本松市の子どもたちに対して東京での宿泊形式学習、二本松市での音楽祭での企画・運営を行いました。

 

https://www.facebook.com/kyouikusaikou?fref=ts(ROJEFacebookページ)
http://kyouikusaikou.jp/events/studytour2012/(2012年の活動)
http://kyouikusaikou.jp/events/nihonmatsu2013/(2013年の活動)

 

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プロフィール

早稲田大学3年。昨年つぼみプロジェクトが始動し、より継続的に子どもたちと触れ合いたいという思いからリーダーとして活動を続ける。

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リターン

3,000


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・身の回りに貼ろう!つぼみプロジェクトステッカー
・子どもたちが作ったサンクスカード
・集合写真や子どもの笑顔の写真が入ったキットカット

支援者
12人
在庫数
制限なし

10,000


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・身の回りに貼ろう!つぼみプロジェクトステッカー
・子どもたちが作ったサンクスカード
・復興支援のロゴが入ったTシャツ
・集合写真や子どもの笑顔の写真が入ったキットカット
・当日の写真や子どもの夢と希望が詰まった文集

支援者
6人
在庫数
10

10,000


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・身の回りに貼ろう!つぼみプロジェクトステッカー
・子どもたちが作ったサンクスカード
・集合写真や子どもの笑顔の写真が入ったキットカット
・当日の写真や子どもの夢と希望が詰まった文集
・すっきりとした味わいが楽しめる飯舘村の地酒(1本)

支援者
13人
在庫数
7

30,000


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・身の回りに貼ろう!つぼみプロジェクトステッカー
・子どもたちが作ったサンクスカード
・子どもの夢と希望が詰まった文集
・復興支援のロゴが入ったTシャツ
・すっきりとした味わいが楽しめる飯舘村の地酒(全2種類、計3本)
・松竹芸能コンサートに出演する芸人によるサイン

支援者
2人
在庫数
8

100,000


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・身の回りに貼ろう!つぼみプロジェクトステッカー
・子どもたちが作ったサンクスカード
・子どもの夢と希望が詰まった文集
・子どもと大学生の笑顔あふれるフォトアルバム
・復興支援のロゴが入った実用度抜群なTシャツ
・すっきりとした味わいが楽しめる飯舘村の地酒(全2種類、計5本)
・松竹芸能コンサートに出演する芸人によるサイン
・文集、弊団体HPに名前を入れる権利

支援者
0人
在庫数
3

プロフィール

早稲田大学3年。昨年つぼみプロジェクトが始動し、より継続的に子どもたちと触れ合いたいという思いからリーダーとして活動を続ける。

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