社会的養護の施設を巣立つ子どもたちの将来の夢と生活を応援したい!

社会的養護の施設を巣立つ子どもたちの将来の夢と生活を応援したい!

寄付総額

850,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
67人
募集終了日
2023年6月30日

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プロジェクト本文

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代理支援について

インターネットでのご支援が難しい方はこちら

 

 

代表理事挨拶

 

 

皆様、いつもご支援、ご協力をありがとうございます。今年は1月に公益財団法人つなぐいのち基金10周年記念の会を開く事ができ、ご参加頂きました子どもたちの支援をなさっている助成先の団体様から現状などのお話しを直接聞かせて頂く事もできました。又、当財団の冠基金として「くるくる基金」に続き、長谷川ご夫妻のこれまでの実践と長年の想いから社会養護の施設や里親家庭から巣立つ若者たちが一人で暮らすための必需品をプレゼントする「長谷川基金」を設立いたしました。東京都の実態調査において「児童養護施設等を巣立った直後にまず困ったこと」では下記1〜5のように精神面や金銭面であることが分かっています。

1.孤独感、孤立感

2.金銭管理

3.生活費

4.住民票や戸籍の手続き

5.健康保険や年金などの知識や加入手続き

 

家族に頼ることができず、誰にも助けてもらえない中で頑張ろうとしている若者たちがいます。進学や就職で施設などを退所した後も、継続した支援が必要です。どうか「一人ではないから、見守っているから」と、そのお気持ちと共に若者たちの未来にご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。温かな繋がりがいつか幸せな社会を築いて行くと信じています。

 

公益財団法人つなぐいのち基金 代表理事

鵜居 由記衣

 

 

つなぐいのち基金について

 

2023年1月の「つなぐいのち基金公益10周年記念式」にて、支援先団体様方と共に

 

私たち「つなぐいのち基金」は、寄付に対する税の控除が受けられる公益財団法人として、寄付者の負担を減らしつつ支援団体への活動資金助成を行うなどの運営支援を行う組織です。特に、高齢者をはじめ多世代と子どもたちの相互扶助の関係づくりを推進することで、日本における次の世代に向けてより良い社会をつないでいくことを目指しています。

 

なお、世代間の資源循環の促進をもって社会から集まった寄付を、「社会的ハンデを抱える子どもの福祉の増進」「心身の健全な育成」「自立支援」を目的とする社会貢献団体に助成することで、当財団の目指す未来に貢献しています。

 

 

当財団は児童の健全な育成と自立をサポートする「児童&若者支援団体」を支援する団体として、今まで障害児、病児、不登校児童、家庭に居場所のない児童、経済的に困窮した状況の児童などを支援するNPOやボランティア団体に対して助成金を給付するなどの活動をしてきました。児童を支援する目的の下、様々な団体の活動に基づく助成金応募申請を毎年審査対応をしています。そのために皆様から頂く寄付金がどのような団体の活動に使われるのか、寄付前には見えづらいことが多く、広く寄付を頂くことが難しい状況でした

 

そのために、最初から助成プログラムの対象者を絞って運用できる「冠基金」を活用し、社会的養護の施設を巣立つ子どもを応援する冠基金の「長谷川基金」を新たに設置しました。このように助成使途を固定することで、同じような課題意識を持つ想いある寄付者様からの寄付が集まりやすくなることを期待しています。

 

今後は毎年の基金運用金を活用して、施設から一人立ちしなければならない児童や若者を継続的に応援していきます。

 

さらに、多くの社会課題を包括的にとらえ・つなげて対策を検討していくとともに、将来性豊かな日本のための民間インフラとして機能することを目的に活動を続けていきます。特に、当財団構成員の得意とする民間事業創出の経験を活かし、国と寄付者様の期待と志に応えられるように最大限務めるとともに、育成環境に恵まれない日本全国の児童が健全な成長を遂げられるよう、児童と社会との連携を図りながら公益の増進に貢献してまいります。

 

昨年度の事業報告(助成先団体様一覧)

 

昨年度は、コロナ禍や物価高により、継続的な運営に困難を抱える児童支援団体への緊急財政支援を目的にクラウドファンディングおよび助成事業を実施させて頂きました。全国の児童支援団体を対象にした公募実施、厳正なる審査の下で9団体を採択し、総額340万6080円を助成することができました。

 

昨年度助成採択先団体の特徴としては「子どもの居場所」事業の割合が多くなっていて、子どもを取り巻く環境がより緊急性を増してきているともいえる結果でした。この度は、寄付者の皆様のおかげで子どもたちの笑顔を増やすことができました。重ねて御礼申し上げます。

 

 

社会的養護の施設を巣立つ子どもたちが抱える課題について

 

日本では全国約600の児童養護施設に約2万5千人の児童が生活しており、17歳から18歳の児童、約3,500人が退所を控えています※1

 

このような児童養護施設の退所児童が退所後に最も困ったと感じることは、1位が孤独感(29.6%)、2位が金銭管理(25.4%)、3位が生活費(25.1%)と言われています※2。2位と3位を合わせて50.5%と、約半数近くが金銭的問題に悩まされている状況で、将来の夢や目標よりも生活費を優先した進路を選ぶ児童も少なくありません。

 

※2. 東京都における児童養護施設等退所者へのアンケート調査報告書

 

すぐに働く道を選ばない限り、施設退所児童は自立支援貸付金などを活用しつつ、アルバイトなどで生計を立てることになりますが、なかなか簡単なものではありません※2

 

そのような厳しい状況下でも夢に向かって頑張っていく児童のために、当財団は新生活に必要な生活必需品をプレゼントすることで退所児童のこれからの夢を応援したいと考えています。

 

※1. 社会的養育の推進に向けて(p.2), 

※3. (参考)全高卒者の進学率は大学等53.2%、専修学校等23.7%であるのに対して、児童養護施設の子どもの進学率は大学12.3%、専修学校等10.3%となっています。

 

 

だから、社会的養護の施設を巣立つ子どもたちに電化製品を届けたい!

 

今回つなぐいのち基金では、新たに社会的養護の施設を巣立つ子どもがより安心して新生活がスタートできるように生活に欠かせない家電製品や家具などを届ける事業を始めます。言わば、子どもたちの新たなスタートに応援の気持ちを込めたプレゼントを贈るプロジェクトです。

 

現在、当財団では、社会的養護の施設を巣立つ子どもを支援する目的に限定した予算として毎年100万円以上の資金を用意し、年に1回少なくとも10名から15名ほどの子どもたちに新生活のための家電製品をお届けすることに致しました。しかし全国で児童養護施設から対処する子どもたちは年間3,500人にも上ります。そのため、年間15名ほどの人数では十分な支援とはいえません。

 

上記画像の家電セットは一例です。

 

そのため、今回のクラウドファンディングを通していただいたご寄付をさらに上乗せさせていただき、電化製品を届ける子どもたちの人数を増やしていくことができればと願っています。今回は初回のチャレンジのため、まずは300万円を目標にクラウドファンディングに挑戦します。

 

今回のプロジェクトで子どもたちに贈る家電は、「六家電」とも言われる、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機、テレビを中心にしたセットになります。清潔な環境で暮らし、ちゃんとご飯を食べてもらいたいと思う気持ちで必須家電を想定しています。テレビに関しては養護施設での日課であったテレビ視聴の時間を考えて六家電セットの一つにしています。

 

<目標金額>

 

|第一目標:300万円(約35名分)

 

|最終目標:500万円(約58名分)

 

<資金使途>

社会的養護の施設退所予定の18歳(延長措置により退所が遅れる22歳迄の児童)へ社会的養護の施設退所後の生活に必要な家具家電などの現物をプレゼントします。

 

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。

※基本予算100万円/年に加えて同様の目的で調達したすべての受取寄付金を充当します。年間を通じて1回の公募と抽選を行い、およそ20名から最大50名ほどが対象になる見込みです。  

※但し、当財団独自の資金調達および READYFORでのクラウドファンディング終了後の家電メーカーとの調整により上記家電セットの組み合わせは増減する可能性があります。     

 

■事業詳細:

・事業規模:年間100万円の基本予算に加えて当財団の冠基金受取寄付金および READY FOR クラウドファンディング受取寄付金を全額活用し、年間を通じて1回の公募と抽選で当選者を決定します。毎年およそ20名から50名ほどの子どもが対象になる見込みです。

   

・事業対象者:社会的養護の施設を退所予定の18歳(延長措置により退所が遅れる22歳迄の児童)       

*社会的養護施設の範囲には、児童養護施設、児童自立支援施設、児童心理治療施設、母子生活支援施設、自立援助ホームを含みます。

 

・事業内容:社会的養護施設を巣立った後の生活に必要な家具家電などの現物をプレゼントします。   

*現金支給ではなく、当財団と連携した施設が対象者の住所地に現物を手配していただきます。

 

・実施方法:次年度退所予定者を退所者とした社会的養護の施設からの助成応募、抽選による採択

*次年度退所予定人数などの情報は開示が必要ですが、個人情報の開示は必要ございません。

 

■応募と選定:

・応募元:児童養護施設を含む社会的養護の施設(児童養護施設、児童自立支援施設、児童心理治療施設、母子生活支援施設、自立援助ホームを含みます)

 

・応募方法:専用の応募フォームから受付(Googleのシステムを利用する予定)

・応募書類:申請元社会的養護施設の概要資料(必須)、指定の申込書(必須)

・選定(評価)基準:抽選による当選者決定になります。

・抽選・審査基準の趣旨&背景:

施設にいる子どもたちの家族が家庭内暴力や虐待の加害者である事もあるため、児童の個人情報や退所予定情報が外部に漏洩することがないように、個人情報を明示しない申込書や施設側を介す応募方法など、安心してご応募頂ける仕組み作りをしています。

 

 

お金ではなく、現物のプレゼントにこだわっている理由について

 

社会的養護の施設を巣立つ子たちの多くは、金銭的に頼れる両親がおらず、生活費や学費のすべてを自分で賄う子どもも多くいます。施設等を巣立つにあたって必要になるひとり暮らし用の家電家具といった物品は給付型奨学金を活用することで準備をすることもできますが、そうすると手元にお金が残らず、何かあったときに困窮しやすくなってしまいます。

 

このような現状を踏まえて、私たちは衣食住を支えるために必須になる家電家具に注目しました。新しい環境で寂しさを感じやすいのはもちろん、不安の中で体調を崩すことも多いと、関係者へのヒアリングを通してお聞きしました。そのために当財団は、よく食べてよく寝て元気よく新生活をスタートしてほしい気持ちで「食べる」ことに必要な生活必需品を贈ることにしました。

 

また、社会的養護の施設を出た子どもの周りに色んな関係者がいる中で、寄付者様の想いのままのプレゼントを直に子どもに届けられるようにするためにも、現物のプレゼントにこだわっています。

 

家電をプレゼントされた子どもたちからのメッセージ                  

Sさん(東京都、2022年春施設退所)

これからの生活に不安は多々ありますが、家電をいただくことができて少しホッとした気持ちです。一人立ちしなければいけない中で、大きな問題が一つ消えました。これからはひとり暮らしで全て自分一人でやらなければなりませんが、人への頼り方を学びつつ頑張っていきたいと思います。

 

Tさん(千葉県、2022年春施設退所)

卒園する前から学費や生活費の事が心配でアルバイトを頑張ってきましたが、新生活に必要なものは思っていたよりもとても多くてどうしようとなっていました。卒園後の経済的な不安に関しては気持ちが重くなるだけでどうしようもない気持ちでいましたが、生活家電がいただけ感激しました。不安もたくさんありますが、立派な社会人となれるよう一生懸命頑張ります。

 

 

Kさん(熊本県、2022年春施設退所)

退所後は通勤寮での仕事からの一人暮らしを予定していて、「家電とかどうしよう」と考えていました。無償で新しい家電をいただくことができて、正直ビックリした気持ちもあるし、とても嬉しいです。頂いた家電も使いやすく便利そうです。電品は全部高価なので金銭面でとても助かりました。元気が出ました。ありがとうございます。

 

 

*他団体様の参考事例です。

 

 

私たちが目指す社会の未来

 

今回のプロジェクトを継続的に拡大して進めていくことによって、社会的養護の施設を巣立つ子どもたちが、真っ直ぐに夢に向かってチャレンジできる環境(雰囲気)を作りたいと考えています。

 

社会的養護の施設を巣立つ子どもの多くが、経済的な理由を含む周辺環境の影響によって進学を考えず就職することも多いと聞きます。すぐに就職して幸せな未来を描いて頑張っていけるのであれば当然悪いことは何もありません。

 

しかし、結果的に進学せず就職を決めている子どもたちが、自らの希望や夢、可能性までを考慮してから就職を選んでいるとは思えないケースも多くあります。

 

当財団のプロジェクトは、子どもたちの新生活に必要な家電製品をプレゼントする応援活動からのスタートをするわけですが、今後は家電製品以外の生活に必要な物や事までプレゼントの幅を広げて、子どもたちが元気で幸せに居られるように応援を続けたいと考えています。
 
このような活動によって、子どもたちが今よりも自分自身の可能性を信じて夢に向かって挑戦しやすい環境が築けられたらと考えています。その一つの指標が、大学や専門学校への進学、職能資格取得への挑戦であろうと考えています。

 

昨今の世界的な経済不況の波は日本にも大きく影響を及ぼし、急激な物価高や良質な仕事の減少につながっていると感じています。このような大規模な不況の時こそ、可能性に満ちた若き世代に気持ちを込めた投資をして欲しいです。

 

社会的養護の施設を巣立つ子どもたちの現状にご関心を寄せて頂き、しっかり知って頂き、そして子どもたちが元気に社会の一員として活躍できるように皆様の力を添えて頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

プロジェクトメンバーからのご挨拶

 

Joe MinGi (ジョーミンギ)|公益財団法人つなぐいのち基金 常務理事

 

 

社会的養護の施設を巣立つ子どもたちは、少なければ50万円あまり、平均して75万円前後の「自立支援資金」を受けとって厳しい社会に放り出されます。今回のクラウドファンディングでは進学する子どもたちに限定したものでありませんが、特に大学進学を希望する子どもの場合の学費や家賃を考えると夢さえ諦めざるを得ない状況になってしまいがちです。進学しない判断が悪い判断であるわけではありません。しかし、子どもたちが夢を描くチャンスまで失ってしまうことは良くないものだと考えています。そのためにも夢に向かって幸せになるために挑戦していく子どもたちには大人たちの関心と応援が必要です。是非とも皆様の想いを、子どもたちにお届けください。宜しくお願い致します。

 

川口 慶真|公益財団法人つなぐいのち基金 事務局、認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国

ネットワーク 賛助会員、元 公立中高保健体育科教諭

 

 

児童養護施設で生活する子どもたちは、様々な理由により社会的に養護されながら成長していきます。そして、児童養護施設を卒園する年齢である「18歳」は、年齢だけを見ると一般的には大人として認識されますが、実際には未成年であり、まだまだ周辺を取り巻く環境の支援が必要であると考えています。しかし現状では、卒園後の支援については整備が進んでおらず、特に生活をしていく環境整備(家財など)の負担が大きくのしかかります。夢を抱いて、将来に向かって走り出す子どもたちのために、皆様からのご支援をお届けしたいと思っております。どうかご支援のほど宜しくお願い致します。

 

 

応援メッセージのご紹介

 

田中 れいか|一般社団法人たすけあい 代表理事

 

 

私は7歳から18歳までの11年間 東京都にある児童養護施設で生活をしていました。両親はいるものの、短期大学の学費や生活費の援助は望めず、高校1年生からアルバイトを始めて資金を準備しました。もちろん家電も貯金したアルバイト代から捻出しました。そうして貯金していたお金はすぐに減っていき、施設を出たあとは「お金が減る=生活ができなくなる=死ぬ」という思考が強まり、友達と遊ぶことを避け、徐々に孤独感を味わうようになりました。現在は給付型奨学金が多様にあり、巣立ちの支援も手厚くなっています。その上で贅沢かもしれませんが、若い時だからこそ友達と遊ぶことや体験にお金を使えるくらい、ゆとりある巣立ちをできる子が増えてほしいと思っています。「いろんな人が応援しているよ」この想いがプロジェクトを通して社会的養護の子どもたちや職員さんたちに伝わることを願っています。

 

清水 祐孝|株式会社鎌倉新書 代表取締役会長CEO

 

 

東日本大震災や熊本地震など、大きな災害が多くの人たちに困難を強いてきました。そんな悲劇を目の当たりにすると、わたしたちは力を合わせて寄付を行ったり、ボランティア活動にまい進したりします。それはとても素晴らしいことだと思います。いっぽうで大きな災害がなくても、日常的に、そして意外にもすぐ身近に困難に直面している人たちは存在しています。児童養護施設はそうした子供たちを支援する場所ですが、その施設内や児童がそこに居られる時間内にすべての困難が解決できるわけではありません。自立を支援する活動に多くの皆さまの参画をお願いするとともに、支援を受ける人たちと、支援を行う人たちとの交流や人間的な成長を希望してやみません。

 

角田 弘子|日本ウェルネススポーツ大学 スポーツプロモーション学部 教授

 

 

公益財団法人つなぐいのち基金の評議員角田弘子と申します。沢山のクラウドファウンディングの中からのこちらをご覧頂きましてありがとうございます。さて、つなぐいのち基金が力を入れている支援の中に社会的養護の施設を退所された方々の社会生活のお手伝いがあります。コロナ禍では、外出が制限されたこともあり、孤独感を抱えた若者がひとりで頑張っていたことは記憶に新しいと思います。このような若い方々に少しでも安らぎとなるような支援を考え、それぞれの事情により支援の内容は異なりますが、家族になった気持ちで必要な支援を物だけではなく、心を込めて届けています。今後とも、皆様のお気にかけて頂けるようスタッフ一同、感謝の気持ちで取り組みます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

立木 順子|公益財団法人つなぐいのち基金 評議員

 

 

社会もバランスが崩れるとひずみが生じます。そこに気付いた者が平らにしていくクラウドファンディングならこういう状況があることを世の中に知って頂くことに繋がり誰でもそこに参加することができますね!事業開始の背景にある「児童養護施設退所児童が最も困ったと感じること」 1位が孤立感 2位が金銭管理 3位が生活費と聞き、普通でも一人暮らしを始める時には相当な不安が生じるのに、その不安はどれ程大きい物かと胸が痛みます。必要な物が揃った環境は今後の暮らしの安心感につながり、援助を受けて頂くことで社会が怖いばかりの所でなく温かい場であると感じて貰えると願います。児童の中には稀有な才能を持つ方も多くいらっしゃるでしょう。その才能を伸ばして自立して行く道が開けますよう今回の支援事業共々応援しております。​

 

 

ご寄付に対する返礼について

 

①事業内容のご報告(すべての寄付者様):

寄付してくださった皆様にご挨拶のメールをお送りすると共に、今後の事業運営の進捗や結果の報告をさせて頂きます。

 

②所得控除の寄付証明書類の郵送(すべての寄付者様):

当財団への寄付は税控除型寄付であるため、年末年始をめどに税控除に必要な寄付証明書を郵送させていただきます。

 

③活動報告会へのご招待(1万円以上寄付してくださった皆様):

2024年1月を予定する今期の活動報告会にご招待いたします。

 

④書籍の贈呈(1万円以上寄付してくださった皆様)

 

さまざまな事情で実の家族と暮らせない子どもが生活する児童養護施設で育ち、モデル業の傍ら一般社団法人たすけあいの代表理事として施設と施設で暮らす子どもたちへの理解を広げている田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」です。この本を手にされる寄付者の皆様のご理解が深まり、施設と施設で暮らす子どもたちへの関心と応援の気持ちが広がることを願います。

 

 

公益財団法人に寄付する意義とメリット

 

①社会貢献団体が、本業の支援業務に集中できる環境づくりに貢献できるNPO法人などの社会貢献団体の大多数は、寄付金によって運営が成り立っています。そのために、各団体は毎年寄付金募集と助成金申請に追われていて、本業の支援業務に十分な時間を割くことができないことも多々発生します。

 

毎年の受取寄付額も安定しないことも多いため、固定支出を伴う新規採用も難しく、慢性的に人手不足の状況に陥りやすい現状もあります。 このような状況の中で、公益財団法人が資金を調達して助成を出すことで各団体が支援業務に集中できるようになります。特に数年以上の継続支援を拡大することで、各団体の資金調達の手間を減らし、社会貢献活動の質と量が向上できると考えています。 

 

②厳正かつ公正な助成選考で、安心して寄付ができる組織体制公益財団法人は、理事会、評議会、助成選定委員会、選考会を設けているため、一部の職員による独断的な助成支出の判断や、受取寄付金の不正な利用が非常に難しいです。 

 

なお、当財団の場合は組織内の全員が専門性の高い本職を持っているボランティアによって成り立っています。そのために財団職員の給与報酬を含む法人管理費は、受取寄付額金に対して21.6%(令和3年基準)と非常に少なく、皆様からの寄付金が効率よく社会に役立てています。 

 

③公益財団法人への寄付は所得税の控除対象になる当財団への寄付は所得控除の対象です。そのために実質的な寄付者様の負担を軽減しつつ、社会貢献活動に寄付が可能です。 

 

社会貢献団体であっても税金の控除が受けられる団体はごく一部です。そのため、当財団のような公益財団法人が寄付を集めてから他の団体に助成を出すことは、社会貢献団体全体へ集まる合計寄付額の拡大にも役立ちます。 

 

税制優遇措置についてのご留意事項

 

所得控除について 

■個人によるご寄付に対する税の控除の概要について:公益財団法人つなぐいのち基金への皆さまからのご寄付は、税法上の特例措置の対象となります。[所得控除]課税所得から(寄付金額-2千円)の額が控除されます。   

*所得金額の40%相当額が限度  

税額=課税所得(収入額-所得税控除)×税率 

 

■法人によるご寄付に対する税の控除の概要について:公益財団法人つなぐいのち基金へのご寄付は、「特定公益増進法人」への寄附として、一般寄付金の損金算入限度額とは別に、別枠の損金算入限度額が設けられています。最大で一般寄寄付分と別枠分の寄付金が損金算入できることとなり、法人税の非課税対象となります。

*税法上の特例措置の対象又は法人税の非課税対象に関する該当性の詳細や判断につきましては税理士等の専門家にお尋ね頂くようにお願いします。 

 

<寄付金受領証明書の発行について>

寄付金控除型のギフトコースをご支援をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付致します。寄付金受領証明書の発送日:2023年12月末を予定しています。発行までお時間をいただきますが、予めご了承願います。

 

寄付金受領証明書名義:ご支援時に記載いただく「ギフトお届け先」を宛名として作成します。 

発送先:READYFORアカウントにご登録の「ギフトお届け先」にお送りします。

 

寄付の受領日(領収日):READYFORから実行者への入金日である2023年8月10日を予定しております。 

 


▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

▽ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

▽ご寄付後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金受領証明書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

▽銀行振込にてご寄付いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。

▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。

 

プロジェクト実行責任者:
Joe MinGi(公益財団法人つなぐいのち基金)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

公益財団法人つなぐいのち基金の養護施設退所児童応援プログラムの「長谷川基金」の予算(100万円)に、クラウドファンディングの受取寄付金(全額)を合わせて、事業公募から開始、採択、権利授与、そして寄付者様への税控除書類の送付まで完了します。

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プロフィール

つなぐいのち基金は、高齢者と子どもを「つなぐ」ことでつくる、 地域を限らない新しいタイプの助成財団です。高齢者をはじめ多世代と子どもたちの相互扶助の関係づくりを推進することで、次の世代に向けてより良い社会をつないでいくことを目指しています。 当財団は、世代間の資源循環の促進をもって社会から集まった寄付を、「社会的ハンデを抱える子どもの福祉の増進」「心身の健全な育成」「自立支援」を目的とする社会貢献団体に助成することで、当財団の目指す未来に貢献しています。 また当財団は、ボランティア活動やイベント等への参加による高齢者の生きがい創出をはじめとした、世代間相互支援も同時に推進しています。助成金交付による経済的支援に留まらず、助成先へのハンズオン支援まで拡大した有機的な社会の繋がりをつくることで、より良い社会を次の世代につないでいくことを目的としています。

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ギフト

3,000+システム利用料


alt

3千円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類

------
※複数口でのご寄付も可能です。

寄付者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

10,000+システム利用料


alt

1万円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類
・活動報告会のご招待 ※1
・田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」

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※複数口でのご寄付も可能です。
※1.2023年12月~2024年1月に実施予定です。詳細は2023年10月までにご連絡いたします。

寄付者
27人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

30,000+システム利用料


alt

3万円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類
・活動報告会のご招待 ※1
・田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」

------
※複数口でのご寄付も可能です。
※1.2023年12月~2024年1月に実施予定です。詳細は2023年10月までにご連絡いたします。

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

50,000+システム利用料


alt

5万円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類
・活動報告会のご招待 ※1
・田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」

------
※複数口でのご寄付も可能です。
※1.2023年12月~2024年1月に実施予定です。詳細は2023年10月までにご連絡いたします。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

100,000+システム利用料


alt

10万円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類
・活動報告会のご招待 ※1
・田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」

------
※複数口でのご寄付も可能です。
※1.2023年12月~2024年1月に実施予定です。詳細は2023年10月までにご連絡いたします。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

300,000+システム利用料


alt

30万円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類
・活動報告会のご招待 ※1
・田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」

------
※複数口でのご寄付も可能です。
※1.2023年12月~2024年1月に実施予定です。詳細は2023年10月までにご連絡いたします。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

500,000+システム利用料


alt

50万円寄付コース

・感謝のメール
・事業報告書
・所得控除の寄付証明書類
・活動報告会のご招待 ※1
・田中れいかさんの著書「児童養護施設という私のおうち(旬報社)」

------
※複数口でのご寄付も可能です。
※1. 2023年12月~2024年1月に実施予定です。詳細は2023年10月までにご連絡いたします。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

プロフィール

つなぐいのち基金は、高齢者と子どもを「つなぐ」ことでつくる、 地域を限らない新しいタイプの助成財団です。高齢者をはじめ多世代と子どもたちの相互扶助の関係づくりを推進することで、次の世代に向けてより良い社会をつないでいくことを目指しています。 当財団は、世代間の資源循環の促進をもって社会から集まった寄付を、「社会的ハンデを抱える子どもの福祉の増進」「心身の健全な育成」「自立支援」を目的とする社会貢献団体に助成することで、当財団の目指す未来に貢献しています。 また当財団は、ボランティア活動やイベント等への参加による高齢者の生きがい創出をはじめとした、世代間相互支援も同時に推進しています。助成金交付による経済的支援に留まらず、助成先へのハンズオン支援まで拡大した有機的な社会の繋がりをつくることで、より良い社会を次の世代につないでいくことを目的としています。

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