エイズと共に生きる、ウガンダの若者の未来をつくる職業訓練を!

支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 208人
- 募集終了日
- 2018年8月10日
わたしが活動する理由 「最終章 変化の源」
エイズと共に生きる、ウガンダの若者の未来をつくる職業訓練を!
https://readyfor.jp/projects/uganda-plas
+++++
こんにちは、門田です。
前回、NGOを立ち上げたはいいものの、
すべてを失い、誰も救えなくなっていった、というお話をしました。
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--
そんな私が、どのように状況を克服していったのか?
そして、そこから何を学んだのか。
今日は、そのお話をさせてください。
最も読んでいただきたい、大切な思いを書きました。
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▼最終章 変化を起こしたければ、自らが変化の源となる
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その日の朝も、コンクリートの床にじかに引いた寝袋から、
がさごそと起きだしました。
建設現場へ向かうと、水汲みをする人の姿が。
近所の子どもたちでした。
◆子どもたちが、きっかけをくれた
水道が通っていないスラムでは、
建設用水は近くの池から汲んでこなければなりませんでした。
これが、なかなかの重労働なのです。
近所の小学生くらいの子どもたちが、
学校に通いたい子どもたちが、
バケツを抱えて、貯水タンクに、
次々に水を運んでくれているのです。
健気な子どもたちの姿に、衝撃を受けました。

もちろん危険な場所には入らせない、危険なことは絶対にさせないことを徹底しました。
私は、この子どもたちの「学校へ行きたい」という声を、
ちゃんと届けてこれただろうか?
なぜ学校が必要か?
そんな、大切な話を、
真摯にスラムの大人たち、大工さんたち、
みんなとしてこれただろうか。。。
そして私は、大工さん、スラムの住人の皆さんと、
丁寧にコミュニケーションをするようになったのです。
他愛もない世間話、家族の話を聞いたり、
わたしがアフリカが大好きだという話をしたり、
そして、子どもたちの学校や教育の話もするようになっていきました。

◆スラムの人たちが協力をはじめ、脅迫はやんだ
すると、子どもたちだけでなく、スラムの近所の住人達も、
建設に協力を始めてくれたのです。
水を汲んでくれる人、
建設の道具を貸してくれる人、
差し入れをくれる人、
ボランティアとして、2週間も建設に丸々参加する若者。
建設現場が地元の人でにぎわうようになってからは、
脅迫も自然となくなりました。



◆君たちは、このスラムで、一番汚い!
毎日、汗と泥だらけで現場にいる私は、
スラムでは、愛情をもって、こう言われるようになりました。
「るい、君たち日本人は、
このスラムで一番汚いかっこをしている!
学校のために、ありがとう!」
この言葉は、今でも私の勲章です。
◆給与はいらない、と言った棟梁
そして、あとは、屋根をつけるだけで、
ここからは、プロの手のみでしか作れない、
というところまで、建設を進めることができました。
そんな時、大工の棟梁が、私のところへやってきたのです。
「もう、給料はいらないよ。」
あの法外な給料を要求していた棟梁が、なぜ!?
日本からやってきて必死で働く私たちを見ていた棟梁は、
ウガンダのために、自分たちこそ働かねばならない、
ボランティアになるというのです。
棟梁は、一人一人の大工さんに問いかけました。
「なぁ、お前もいっしょにやらないか?」
笑顔でうなずく、大工さんたち。
すべての大工さんが、その日からボランティアになったのです。
そして、とうとう学校が完成しました!

◆デリックの初めての笑顔
やっと、やっと学校が建った!
ここに、デリックも通ってほしいと思い、
親戚の方を面会し、話をしました。
そして、デリックはこの学校に通うことができるようになったのです。
初めての教科書。初めてのノート。初めての、勉強。
デリックには、笑顔が戻っていました。

copyright Miho Aikawa
「僕、パイロットになりたい!」
未来を考えることさえできなかった少年が、
大きな夢を持つことができるようになったのです。
◆大人の変化が、子どもを変える
私は、自分の価値観をウガンダで押しつけ、
独りよがりに、人のせいにばかりしていました。
少し勇気を出して、相手の声に耳を傾けるように変化したら、
ウガンダの人たちと信頼が生まれ、活動に協力してくれるようになりました。
そして、笑顔のなかったデリックが、
笑顔を取り戻すことができたのです。
この経験から、
子どもたちのためには、大人が変化しなければならないと、
痛感させられました。
そして、そのためには、まず自分が、一歩を踏み出すこと。
そこからしか、変わりません。
私が踏み出した、小さな一歩は、
スラムの人を変え、大工さんを変え、
デリックを笑顔にしたのです。
◆10年後のデリック
この経験から、私たちは、
「地域の人の声を大切にし、ともに活動すること」
「地域が自立して活動してけるようにすること」
「地域の人が、子どもたちに寄り添うこと」
これらを大切に胸に置き、13年間、活動をつづけてきました。
私の小さな一歩は、実は、さらに大きな変化につながっていたのです。
デリックを支援してから、ちょうど10年たったある日、
デリックからメッセージが届きました。
「PLASのみなさん こんにちは。
僕のことを大きな愛情で助けてくれてありがとう。
皆さんのおかげで、たくさんの夢がかない、いま幸せに暮らしています。
これからもずっとみなさんは僕の大切なともだちです。」
デリックの奥さんと、赤ちゃんの、3人の家族写真と、
デリックが働く姿の写真が添えられていました。

ああ、私たちは、救うことができたんだ。
幸せに、暮らしているんだ。
そう、
一歩を踏み出すことで、だれかを救うことができる。
必要なのは、その一歩だ。
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ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
最後に、
どうか、あなたの一歩を、ここで一緒に踏み出してくださいませんか?
変化の源に、あなた自身が、なってくださいませんか。
HIV/エイズを受け止め、
デリックやヌティアのように、前向きに生きる少数の若者がいる一方で、
職に就けず、未来が見えず、
立ち止まり、誇りを失って引きこもる若者が、多く残されています。
けれども、あなたの支援がなければ、
彼らは、HIV/エイズという病の恐怖と、生活の不安を抱えながら、
エイズ孤児として失った過去の中に、生き続けなくてはいけないかもしれないのです。
あなたにお願いしたいことは、一つ。
どうか、いま、このプロジェクトを支援してください。
350万円を集めるという大きなチャレンジです。
絶対に達成させて、彼らに未来を切り拓く力を届けたいのです。
これは、わたし一人では到底成し遂げることはできません。
これまでの13年間、アフリカの人々を救ってこれたのも、
一人一人の「個人」の方の支援があったからこそです。
だから今回も、あなたと、みなさんと、力を合わせれば、
実現できると強く信じています。
いま、あなたのご支援を必要としています。
どうぞよろしくお願いいたします。
--
+++++
★このプロジェクトが成立して、彼らに未来を切り拓く力を届けられるよう、応援をよろしくお願いします!★
リターン
10,000円

ご支援のすべてが現地でのプロジェクト実施のために使われます
●サンクスメール
●PLASの最新情報がわかるメールニュースのお届け
- 申込数
- 70
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円

PLAS主催のイベントへご招待!
●サンクスメール
●PLASの最新情報がわかるメールニュースの配信
●特別イベントにご招待!
-----------
・プロジェクトの進捗をご報告します
・スタッフと対話しながらのアットホームな雰囲気
・プロジェクトへのアドバイスやご意見をいただく参加型イベント
(2018年10月頃、東京にて開催)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年10月
10,000円

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