第1夜 8/20:耳で聴かない音楽会 / 第2夜 8/27:交錯する音楽会

支援総額

8,782,000

目標金額 5,000,000円

支援者
482人
募集終了日
2019年8月1日

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2020年01月21日 08:00

プロジェクト終了ご報告/リターン発送遅れのお詫びとご報告

皆様、新しい年をいかがお迎えでしょうか。
遅ればせながら落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団は、新年早々助成団体に事業報告書を提出し、VOL.3公演の一連の事務手続きを、今年度中に終える目途が立ちました。
皆様には、改めての御礼とご報告がたいへん遅くなり、申し訳ございませんでした。
また、リターンのDVDは、主催者である日本フィルの事情から制作が大幅に遅れております。楽しみにお待ちくださっている皆様、本当に本当に申し訳ございませんでした。
《耳で聴かない音楽会2019》《交錯する音楽会》とも、編集作業がほぼ終わり製造過程に入りました。順調に進めば2月中旬に皆様にお届けできるかと思います。もう少しだけお時間を頂きたくよろしくお願い申し上げます。

■事業の模様
改めて写真で公演を振り返ります。


《耳で聴かない音楽会2019》 テーマは「Diversity」 

《耳で聴かない音楽会2019》
動物の謝肉祭 ©山口敦

 

《耳で聴かない音楽会2019》
タイプライター(アンダーソン作曲)で独奏にトライした​​​​​落合陽一 ©山口敦

 

  《耳で聴かない音楽会2019》
動物の謝肉祭(サン=サーンス)ピアノはデュオ・グレイス(高橋多佳子、宮谷理香) ©山口敦

 

《耳で聴かない音楽会2019》
Sound Hug,Ontenna,Googleの音声認識アプリを用意したダイバーシティ席は聴覚障害のある方で満席となりました。 ©山口敦

 

《耳で聴かない音楽会2019》
アンコールは​​​​​​海老原さんのサプライズ演出で3人の指揮! ©山口敦

《交錯する音楽会》テーマは「Art」

《交錯する音楽会》 光と映像が様々な表現で音楽とともに「演奏」しました。©平舘平

 

《交錯する音楽会》展覧会の絵(ムソルグスキー作曲)より ©平舘平

 

《交錯する音楽会》風と海の対話(ドビュッシー作曲「海」第3楽章)より ©平舘平

 

《交錯する音楽会》
管弦楽のための木挽歌(小山清茂作曲)によせて、佐賀の民謡「木挽歌」の録音をお聞きいただきました。
再生機材にも落合のこだわりが。 ©平舘平


 

《交錯する音楽会》
そしてロビーでも「木挽歌」の民謡による合唱作品を二期会合唱団によりサプライズ演奏。 ©平舘平

 

《交錯する音楽会》「映像の奏者」WOWと照明(成瀬一裕)が、ホールをこの日だけの特別な空間に変えました。©平舘平

 

《交錯する音楽会》終演後のキャスト・スタッフ。
左より江原陽子(ご案内)、神谷未穂(コンサートマスター)、近藤樹(「映像の奏者」、WOW)、
​​​​​落合陽一(演出)、海老原光(指揮)、成瀬一裕(照明)©平舘平


■事業を通して得られたもの

1)「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクト」を発展継続できた

 2018年4月のVol.1公演《耳で聴かない音楽会》は「聴覚障害のある方とも一緒に音楽会を楽しむことができないだろうか?」という日本フィルの問題意識から始まり、落合陽一を演出に迎えた両者のタッグとしてプロジェクトを開始。

 ダイバーシティだけでも、アートだけでもない。両者が一体となるからこそイノベーティブで強いメッセージを持ったこの音楽会は、ご来場の方からたいへん高い評価を頂いたばかりではなく、2019カンヌ国際広告祭(エンターテイメント・ライオンズ・フォー・ミュージック部門ブロンズ、他)、第73回広告電通賞(部門最高位および特別賞)をはじめ、本当にたくさんの賞を頂くなど、各界から高い評価を頂きました。

 賞も嬉しい、しかし受賞は通過点です。一度始めたこのプロジェクトが多くの方に支持されていること、そして私たち自身が展望と課題を感じていることから、プロジェクトを続けること、広めることがとても大事だと考えました。

 Vol.2《変態する音楽会》というアップデートを経て、Vol.3は前回以上の演出、しかも2公演を開催するという「規模と内容のアップデート」を果たすことができました。ご来場者も2公演で延べ2,018人と、Vol.1のおよそ9倍まで拡大。より多くの方に公演をお楽しみ頂けました。しかも、皆様のご支援のお陰で聴覚やほかの心身障害がある方にチケットをプレゼントできました。
 ※コンサート会場に近い都立の支援学校1校と、障害のある方で構成するアート団体2団体の子どもと関係者にお楽しみ頂きました。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

2)公演内容、演出のアップデートができた

 クラシックのコンサートは、関心のない方にはなかなか足を運ぶキッカケをつくることができません。まして、聴覚に障害のある方の中には、コンサートに興味があっても自分たちが楽しむ機会がないことを残念に思っていらっしゃる方、また、音楽の愉しみを知ってはいても、コンサートと自分たちの縁があるとは考えもしない方も多くいらっしゃいます。
 落合陽一×日本フィルプロジェクトは、これらの方を含む多様な方々が一緒に音楽を楽しむため、テクノロジーを用いています。生の音楽には手を加えず、テクノロジーによる鑑賞サポート、(Sound Hug,Ontenna,ボディソニック、Google音声認識)と、テクノロジーを用いた「共感覚性の高い表現」(WOWによる「映像の奏者」を音楽に導入)を追求し、それぞれの方の感性で音楽を楽しんで頂くことを目指しました。

 Vol.3では公演内容のクオリティアップを果たすことができました。中でも、それぞれの公演の中で客席の皆様も参加するワークショップ型のコーナーは、初めての工夫やチャレンジでした。(紙やすりやスマホアプリ、鈴を使って会場が一体となりました!)


3)アートの力で、人間らしさを共有
 落合はこのプロジェクトについて「オーケストラは”人間の意地”の集団」「300年近く演奏し継がれている作品には手を加えない」と話していました。そしてVOL.3では「日本のオーケストラ100年の歴史も概観したい」ということで、日本の作品もサプライズを交えて織り込むことに。
 Vol.2で「前提知識なんていらない」と、感性で体験することをお伝えした延長で、今回もあえて、すべての曲目を事前に発表することを控えました。生身の人間が奏でる、その場だけのためのライブ。古きものに現代の技術と発想を「外付け」すれば、今に生きる人ならではの楽しみ方ができる、という試みはいかがでしたでしょうか。

 アンケートで振り返る限り、プロジェクトの意図は皆様に伝わり、共に楽しんでいただけたと感じています。

 《耳で聴かない音楽会2019》では、「一瞬一瞬で変わっていく音の重なりを表現」(「カノン」、海老原)「サン=サーンスが動物に込めた”皮肉”を視覚で表現」(「動物の謝肉祭」落合、近藤)という言葉があったように、音から感じることを視覚化したいという長い準備の末に演出が決まりました。また《交錯する音楽会》では、音の波が映像の「海の波」とまるで一体となった表現、「音は静粛から生まれる」(鈴のワークショップ、海老原)という言葉も印象的でした。皆さんと一緒に作った静粛と鈴のセッション。本当に素敵でした。

 対をなすような2公演で、「新しいオーケストラ」のビジョンをお伝えできたと思います。


■アンケートまとめ
 ①オーケストラ公演にあまり親しくない方が多かった

  「オーケストラに初めて来た」20.35%
  「オーケストラは数年に一度しか来ない」30.52%

 ②若い来場者が多かった

   小学生~10代:6.98% 20代:26.73% 30代:27.33%
 ③内容には総じてご満足いただけた
   公演満足度平均:5点満点中4.61点

 ④映像や視覚演出を「演奏の1パート」としてお楽しみ頂けたようだ

   項目別満足度ランキング: 1.演奏 2.企画構成 3.視覚演出

 

■経費のご報告

 プロジェクト(2公演とクラウドファンディング実施)の経費見込額およそ5,500万円のうち、クラウドファンディングで5,000,000円のご支援をお願いいたしました。482名の皆様から、目標を大きく超える8,782,000円ものご協力を頂きました。改めて深く感謝申し上げます。
ここからReadyforへの手数料を相殺した7,454,162円のうち
・リターンアイテム(Tシャツ、ステッカー、DVD)作成費:およそ820,000円
・リターン発送料:およそ50,000円
を除いたおよそ5,920,000円を、公演の製作費やプレゼントチケットの経費として充当させていただきます。
 

また、クラウドファンディング以外でも、チケット販売収入およそ5,000,000円と、協賛金収入を頂きました。

このほか、アーツカウンシル東京(Tokyo Tokyo FESTIVAL」)、文化庁(「日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業」)からも助成事業として採択を頂き、経費のうち合計で3,000万円程度を助成金にてカヴァーさせて頂ける見込みとなりました。(最終的な助成額は、交付手続き完了後決定いたします)

それでも、最終的には収支は赤字となりそうですが、不足額は公演主催者である公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が負担いたします。

 

■今後

2020年はオリンピック、パラリンピックを控えています。この絶好の年にもプロジェクトは続けていきたいと思っています。

今のところは構想段階で、まだ皆様にお伝えできる具体的な予定は何もありません。しかし、プロジェクト皆の熱量で、継続性のある事業として大切に将来を考えていきたいと思っております。

今年も皆様と会場でお会いできますよう願っております。


最後に改めて、プロジェクト実現へのご支援、本当にありがとうございました。皆様の応援とご参加がなければ、音楽会は成立しませんでした!!!

リターン

70,000


【VIP】SS席セット券+W特別体験コース+各種特典

【VIP】SS席セット券+W特別体験コース+各種特典

・8/20チケット SS席
・8/27チケット SS席
・8/20 プレトーク参加チケット
・8/27 プレトーク参加チケット
・【特別グッズ】限定Tシャツ
・【特別グッズ】限定タオル
・特別体験特典(2つ)

※特別体験特典:下記から2つお選び下さい
∟A) 8/20 ゲネプロ(当日の最終リハーサル)見学権 ※当日午後予定
∟B) 8/26 リハーサル見学権 ※8/27公演のリハーサル。8/26の夜予定
∟C) 8/27 楽屋ツアー ※当日午後予定
∟D) 【落合陽一サイン入り】公演ポスター



・お礼のメール、プロジェクト報告レポート(PDF)
・オリジナルロゴステッカー
・パンフレットにお名前掲載(希望者のみ)
・注目点や演出意図をインプットして、より楽しめる!「公演 予習セット」
・当日の記録映像(DVD)

※各リターン詳細は概要ページ末尾をご確認ください。

申込数
12
在庫数
3
発送完了予定月
2019年10月

35,000


【VIP】27日SS席+特別体験+各種特典

【VIP】27日SS席+特別体験+各種特典

・8/27 チケット SS席
・8/27 プレトーク参加チケット
・【特別グッズ】限定Tシャツ
・【特別グッズ】限定タオル
・特別体験特典(1つ)

※プレトークは、
参加者(予定):落合陽一、日本フィル、WOW、海老原光
会場直前の時間(20分間程度)を予定しておりますが、変更になる可能性があります。

※特別体験特典は、下記のいずれかから1つお選びいただけます。
∟A) 8/20 ゲネプロ(当日の最終リハーサル)見学権 ※当日の午後予定
∟B) 8/26 リハーサル見学権 ※8/27公演のリハーサル。8/26の夜予定
∟C) 【落合陽一サイン入り】公演ポスター



・お礼のメール、プロジェクト報告レポート(PDF)
・オリジナルロゴステッカー
・パンフレットにお名前掲載(希望者のみ)
・注目点や演出意図をインプットして、より楽しめる!「公演 予習セット」
・当日の記録映像(DVD)

※各リターン詳細は概要ページ末尾をご確認ください。

申込数
10
在庫数
15
発送完了予定月
2019年10月

70,000


【VIP】SS席セット券+W特別体験コース+各種特典

【VIP】SS席セット券+W特別体験コース+各種特典

・8/20チケット SS席
・8/27チケット SS席
・8/20 プレトーク参加チケット
・8/27 プレトーク参加チケット
・【特別グッズ】限定Tシャツ
・【特別グッズ】限定タオル
・特別体験特典(2つ)

※特別体験特典:下記から2つお選び下さい
∟A) 8/20 ゲネプロ(当日の最終リハーサル)見学権 ※当日午後予定
∟B) 8/26 リハーサル見学権 ※8/27公演のリハーサル。8/26の夜予定
∟C) 8/27 楽屋ツアー ※当日午後予定
∟D) 【落合陽一サイン入り】公演ポスター



・お礼のメール、プロジェクト報告レポート(PDF)
・オリジナルロゴステッカー
・パンフレットにお名前掲載(希望者のみ)
・注目点や演出意図をインプットして、より楽しめる!「公演 予習セット」
・当日の記録映像(DVD)

※各リターン詳細は概要ページ末尾をご確認ください。

申込数
12
在庫数
3
発送完了予定月
2019年10月

35,000


【VIP】27日SS席+特別体験+各種特典

【VIP】27日SS席+特別体験+各種特典

・8/27 チケット SS席
・8/27 プレトーク参加チケット
・【特別グッズ】限定Tシャツ
・【特別グッズ】限定タオル
・特別体験特典(1つ)

※プレトークは、
参加者(予定):落合陽一、日本フィル、WOW、海老原光
会場直前の時間(20分間程度)を予定しておりますが、変更になる可能性があります。

※特別体験特典は、下記のいずれかから1つお選びいただけます。
∟A) 8/20 ゲネプロ(当日の最終リハーサル)見学権 ※当日の午後予定
∟B) 8/26 リハーサル見学権 ※8/27公演のリハーサル。8/26の夜予定
∟C) 【落合陽一サイン入り】公演ポスター



・お礼のメール、プロジェクト報告レポート(PDF)
・オリジナルロゴステッカー
・パンフレットにお名前掲載(希望者のみ)
・注目点や演出意図をインプットして、より楽しめる!「公演 予習セット」
・当日の記録映像(DVD)

※各リターン詳細は概要ページ末尾をご確認ください。

申込数
10
在庫数
15
発送完了予定月
2019年10月
1 ~ 1/ 31

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