下記の長浜さんのBlog記事を読んだ時も衝撃を受けました。

 

「飛耳長目 米国NPOのファンドレイザーに関する最新の実態調査と10の提言」

http://blog.canpan.info/hijichomoku/archive/624

 

米国NPOでは、ファンドレイジングを担当するマネジャー層の離職や長期不在、ファンドレイザーとしての資格(スキル)不足、ファンドレイジングに対する組織全体のコミットメントの弱さなどの課題を抱えているようです。

 

この調査は、2012年5月~7月の間に、米国NPOにおける2,700人以上の事務局長やファンドレイジング担当部長を対象に行われたもので、これとは別に11のフォーカスグループによる調査も実施されています。

 

調査の主要な結果は3点に集約されています。

1つ目が、“Revolving Door”現象ともいえる、人の入れ替わりの激しさです。NPOの現場では、ファンドレイジング担当部長の高い離職率と長期不在に悩まされており、ファンドレイジング担当部長が不在のNPOでは、平均すると6ヶ月間ほどポジションに空きがある状態となっています。また、調査対象のファンドレイジング担当部長の半数以上が、2年以内に現職を離れると回答しており、40%はファンドレイジングという職自体に関わらないと答えています。

 

2点目が、ファンドレイザーとして十分な資格を持った候補者を見つけられていない点です。実際に、事務局長の半数以上が、採用したファンドレイジング担当部長のパフォーマンスに不満を持っており、4人に1人が前職を解雇しています。採用したファンドレイザーに対しては、既存/潜在的な寄付者のリサーチや寄付獲得業務において、経験がないか、初心者レベルであると回答しています。

 

3点目が、ファンドレイジングを組織全体の取り組みとして位置付けられておらず、団体内で組織基盤、システム、文化などが構築/醸成されていない点が指摘されています。調査対象のNPOのうち、4分の1がファンドレイジング計画を策定しておらず、5分の1がデータベースを保有していません。また、理事会のサポートが不十分だと回答している事務局長が4分の3もいます。

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