支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 33人
- 募集終了日
- 2019年3月8日
「山の恵みの映画たち2019 」作品紹介 NO.1
【「山の恵みの映画たち2019」作品紹介 NO.1】
山と人との関わりをテーマとした映画を集めて、山に囲まれた山形で観てみたい!そんな思いで始まった特集上映「山の恵みの映画たち」は、隔年で開かれて いる山形国際ドキュメンタリー映画祭のプレイベントとして2014年、2016年とこれまで2度開催し、好評を博してきました。
その中で改めて感じたのは、山は川や海ともつながる自然の源のようなものであり、その循環の中には人々の暮らしや知恵や思いが濃厚に息づいていること。
今回の企画では、そうした川の視点、海の視点も盛り込み、広く自然と人間を描いた作品を選んでみました。
【ご紹介作品 第1弾!】
『海の産屋 雄勝法印神楽』(うみのうぶや おがつほういんかぐら)
(プロデューサー 手塚眞 三浦庸子/監督 北村皆雄 戸谷健吾/日本/2018/BD/75分)
上映日時:2019年3月16日(土曜日)13:00〜14:15
*上映終了後に北村皆雄監督、戸谷健吾監督のトークがございます。
自然は人々に豊かな恵みをもたらすとともに、ときに凶暴な顔を顕します。これは、二つの顔をもつ海の物語り。
宮城県雄勝半島、石巻市の漁村は3.11東日本大震災の津波で46軒中、1戸だけを残し被災しました。ホタテや牡蠣やワカメの養殖が盛んな天然の漁場は、大津波によって一変。
その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たちでした。
ここには、およそ600年前に出羽三山の修験者が伝えたとされる法印神楽が今も村人によって継承さています。
「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建と同時に、祭りの復興に乗り出しました。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もなくなった立浜地区の海辺に柱を立て、神楽舞台を作ったのです。
神楽に憑かれて“好きの神”を自称する漁師たちが、祈りの神楽を舞い、笛と二人の太鼓打ちが息を合わせ、600年前と変わらぬリズムを打つ。産屋の庭は神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、国生みの混沌の中から命の誕生を告げる産声のように響き渡りました。
石巻や仙台、県外に避難した人たちも帰ってきました。仮設住宅で暮らす人々も、祭りの神楽に元気づけられ、夢をふくらませてゆきます。
海辺に立てられた舞台、そこでの大トリは「産屋」という演目。それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる海の豊穣と時として凶器に変わる海の荒々しさの二つが、一つの神の中に同居していることを表わし伝えるものでした。
東日本大震災から1年後の雄勝法印神楽を通して、まさに、被災と芸能が交叉する姿をとらえた優れたドキュメンタリー映画であり、神楽の担い手である村人や漁師たちの、立ち上がる姿を描く人間ドラマでもあります。
自然に生かされ、自然と共に生きてきた、これからも生きようとする人間の根底にある思いが、被災という極限の状況の中で、生きた言葉で語られる凄さと安らぎがこの作品にはあります。
そして人と祭りと自然、その強くしなやかな繋がりをあらためて見せてくれる傑作といえるでしょう。
お薦め作品です!
リターン
5,000円
【応援コース①】山形国際ドキュメンタリー映画祭を応援します!
・サンクスメール
※リターンに費用がかからない分、イベント開催のためにいただいたご支援金は大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
8,000円
【映画祭チケットコース】山の恵みの映画たち2019を観に行こう!
・サンクスメール
・「山の恵みの映画たち2019」の4作品券チケット
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 20
- 発送完了予定月
- 2019年3月
10,000円
【縄文風 陶芸品コース】山形国際ドキュメンタリー映画祭を観に行こう!
・サンクスメール
・国宝「縄文の女神」が発見された山形県舟形町で創作を続けている陶芸家 金寛美さんが制作する縄文風の陶器小物1点。
・当企画や山形国際ドキュメンタリー映画祭2019でも使える映画祭参加チケットを2枚
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2019年3月
10,000円
【応援コース②】山形国際ドキュメンタリー映画祭を応援します!
・サンクスメール
・山形の草木で染めた紙縒りの栞2点(山形平清水の草木染工房 瓶屋)
※リターンに費用がかからない分、イベント開催のためにいただいたご支援金は大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
30,000円
【陶器小物コース】山形国際ドキュメンタリー映画祭を観に行こう!
・サンクスメール
・国宝「縄文の女神」が発見された山形県舟形町で創作を続けている陶芸家 金寛美さんが制作する縄文風の陶器小物1点。
・大石田町次年子窯を主宰する陶芸家高橋廣道さんの陶器小物1点。
・当企画や山形国際ドキュメンタリー映画祭2019でも使える映画祭参加チケットを5枚
・3月16日(土曜日)にご参加いただける方はトークゲスト(監督など)に支援者としてご紹介し、ご一緒に記念撮影をさせていただきます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 9
- 発送完了予定月
- 2019年3月
30,000円
【全力応援コース】山形国際ドキュメンタリー映画祭を全力で応援します!
・サンクスメール
・山形の草木で染めた紙縒りの栞2点(山形平清水の草木染工房 瓶屋)
※リターンに費用がかからない分、イベント開催のためにいただいたご支援金は大切に使わせていただきます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
50,000円
【オリジナル陶器表札コース】山形国際ドキュメンタリー映画祭を観に行こう!
・サンクスメール
・国宝「縄文の女神」が発見された山形県舟形町で創作を続けている陶芸家 金寛美さんが制作するオリジナル陶器表札1点
・当企画や山形国際ドキュメンタリー映画祭2019でも使える映画祭参加チケットを10回枚。
・3月16日(土曜日)にご参加いただける方はトークゲスト(監督など)に支援者としてご紹介し、ご一緒に記念撮影をさせていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2019年4月
記事をシェアして応援する
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
- 総計
- 297人
サポーター募集|沖縄久高島イザイホー映像アーカイブ化にご支援を
- 総計
- 35人
里山と共に生きるJIKE STUDIO|奇跡の田園風景、柿畑を守れ
- 現在
- 5,045,000円
- 支援者
- 134人
- 残り
- 47日
戦争の記憶を守り継ぐ。戦史・戦跡資料デジタルアーカイブス構築公開へ
- 現在
- 4,320,000円
- 支援者
- 155人
- 残り
- 7日
京都音楽博覧会2024。環境・文化・音楽を“くるり”と繋ごう。
- 現在
- 3,285,000円
- 支援者
- 268人
- 残り
- 12日
【花火×新作演武】慶長出羽合戦を子供たちに伝え、未来へ繋ぎたい
- 現在
- 966,000円
- 支援者
- 112人
- 残り
- 5日
最上川氾濫豪雨水害から地域に笑顔を送り今後のスタート!
- 現在
- 465,000円
- 支援者
- 59人
- 残り
- 21日