
支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 88人
- 募集終了日
- 2022年5月12日
終了報告を読む

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- 現在
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- 現在
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- 残り
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#地域文化
- 現在
- 4,808,000円
- 支援者
- 225人
- 残り
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#子ども・教育
- 総計
- 51人
プロジェクト本文
終了報告を読む
— 山瀬の里 茅葺屋根修復プロジェクト —
みんなで守る!山瀬の里
|☀400年の隠れ里山瀬で、自然の美しさと大切さを若い世代に伝えたい☀
初めまして小林義清です。私は生まれてから21歳までここ山瀬に住んでいました。
結婚を機に山を下り、トラック運転手やサラリーマンをしながら暮らしていましたが、40歳になったころ「家族の手伝いをしなければ」と思い再び山に上がり始めたのがきっかけで、約30年間、先代から受け継いだ山瀬の土地を守るべく、現在はほぼ1人でキャンプ場を運営しています。
かつては「唐津焼最古の窯のいくつかがあった」とも言われている唐津市浜玉町山瀬は、標高500M の山中にあります。約400年前、戦禍から逃れてきた人々が開村した地で、多い時は30戸以上の住民がここで生活をしていた隠れ里です。私はその一族の末裔にあたります。
夏は涼しく、冬は雪が降り、全身で四季を感じられる美しい環境。土は良質で、自然の力だけで浄化された綺麗な水にも恵まれており、戦時中ですら食料に困らなかったとか。
しかし、時代の変化と共に「不便だから」「行政サービスが届きにくいから」など住民からの要望がきっかけで集団移転をすることになり廃村。現在は移住者を含め、わずか数件の住民が暮らす秘境の地となりました。
廃村になろうが不便であろうが、ここは私にとっては紛れもない故郷。
これほどまでに「自然の厳しさ・素晴らしさ」を体験できる場所は他にないというほど大好きな場所です。
自然と共生共存してきた先代の思いを引き継ぎ、ここを守り続けていきたい。そんな思いで今回仲間の協力を得てクラウドファンディングに臨むことにいたしました。
はじめまして!『山瀬の里 茅葺き屋根修復プロジェクト』応援団長の諫見俊英と申します。
初めてこの山瀬の里を知ったのは、友人のお母様が癒しの場所として近隣の山野を購入され、山小屋を建てられたのがきっかけです。それ以来、皆んなで山遊びをしたりBBQをしたりと毎週末のように楽しんでおりました。
そんな中、山瀬の里の持主であります小林義清さんと出会いました。
山瀬の里は、山々と清流に囲まれた静かなキャンプ場です。
標高おおよそ500 メートルの山中にあり、夜は星が手に届きそうなほど綺麗です。
春は桜・山菜、夏は新緑・川遊び、秋は紅葉・収穫、冬は雪化粧と、日本の四季を五感で体験できます。
アクセスは、福岡方面からは浜玉IC、唐津方面からは唐津IC で高速を降り、山道を進みます。途中から山深く若干の悪路もありますので天候が悪い日は注意が必要ですが、どちらのルートもおおよそ30 分ほどで到着する場所です。
当然の事ながら、街暮らしの我々にとって自然の中では分からない事ばかり。小林さんから山暮らしに関する様々なノウハウやアドバイス頂きながら、今では家族同様のお付き合い関係。尊敬の気持ちを込めて『山瀬の仙人』と呼ばせて頂いてます。
そして今回、茅葺き屋根の修復のお話をお聞きしました。
最初は「もう歳なので、維持管理が難しく解体してしまおう」との事でしたが、もったいないので是非保存し続けて欲しい!と思い、我々仲間で応援をする事にいたしました。
小林さんのお人柄もさることながら「皆さんに昔ながらの山里の文化に触れてもらい、癒しの場として活用して頂きたい」と言う思いにも感銘を受け、共鳴しました。
福岡市内から車で約1時間程の場所にある、この自然豊かなまた歴史ある山瀬の里と古き良き文化を後世に残していく事も大事な使命と捉え、皆様のご支援を賜りたいと思います。
どうぞ何卒宜しくお願い申し上げます!
◆山瀬の歴史
◆クラウドファンディングを計画した想い
— お客さまの笑顔が嬉しい —
半面、1人で維持管理するには限界を感じ…
40歳になったころから1人で少しずつ手を加え、訪れる人々がくつろげる場所を広げてきました。お客さまの喜ぶ顔が見たくてツリーテラスや茶屋、五右衛門風呂やサウナなどを見よう見まねで創り、おもてなしをしてきました。
1999年から5年間ほど「山瀬茶屋」を営んできましたが、体調を崩し休業。現在はキャンプ場のみの運営をしています。
しかし、1人で維持管理運営をしていくことに身体的にも経済的にも限界を感じていました。
「もうやめようか…」
そう思うことが幾度となくありましたが、その度に励ましの言葉を頂いたり、信頼する人から助けていただき、今日までなんとか運営してくることができました。
— 日本の伝統建築「茅葺」の母屋を修復 —
日本ならではのおもてなしを伝えたい
30年前に再び山瀬へ上がりはじめ、一番最初に建てたのがこの茅葺の母屋。
最も思い入れのある場所です。
今回のプロジェクトでは皆さんのご支援を頂いて、山瀬の里の母屋である茅葺の建物の修復をします。今回はプロの茅葺職人に依頼し、きちんと修繕して頂く予定です。
今までに2回ほど自力で修復をしてきましたが、今年70歳を迎える私は体力的に限界を感じ、いっそのこと壊してしまおうと思っていました。
しかしここを毎年利用してくださる方々から「ぜひ残してもらいたい」との声をたくさんいただき、修復することを決意いたしました。
室内はおよそ60㎡の広さで囲炉裏やキッチンがあり、キャンプに来られた方の避難場所としても活用している場所です。軒下には子どもが遊べる手作りのブランコもあり家族連れの方々に大変喜ばれています。
母屋は茅葺の痛みが激しく、プロに依頼しないと修復が叶いません。足場と工事費を合わせて150万円ほどかかる見込みですが自己資金のみでの修復は厳しく、この度のクラウドファンディングに踏み切りました。
茅葺が復活したら、訪れる方々の意見も取り入れながらより一層おもてなしの場所として力を入れていきたいと思っています。
第二目標は茶室の茅葺の修復です。ここは私が見よう見まねで1 から一人で創ったところです。
自然に囲まれた場所で茶の湯という日本文化を嗜む。視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚・・・五感が研ぎ澄まされ至福の時間を過ごせる、私のお気に入りの場所です。
茶室の茅葺の修復はできれば一般の人たちを巻き込んで実現させたいと考えています。
茅葺体験なんて素敵じゃありませんか?滅多にできない体験だと思います。また、修復が叶えば若い世代の人たちを中心に、茶の湯体験等も催すなど、様々な体験を通して日本文化の発信継承をしていきたいです。
ーもどかしい思いの先に見えた希望ー
実は最初私はクラウドファンディングに対して乗り気ではありませんでした。
今までたくさんのメディアがここを訪れ取材し宣伝をしてくださったのですが、それがきっかけで、山道に慣れていない都会の人や若い女性が道に迷ったり離合が出来ず大変な目に合われたりすることが後を断たなかったのです。
山瀬の里に辿りつくまでの道は数ルートありますが、どの道もガードレールはなく細くて離合が出来ない道を通らなければなりません。お客様に安全にお越しいただくためにも、過剰な宣伝はしたくないから・・・というのが本音でした。
しかし他に方法は見つからず、悩んでいる間にも茅葺の痛みは進んでいきます。茅葺は雨風など外からの痛みをケアするだけではなく、毎日のように内側から火を焚き燻す(いぶす)ケアも必要だったのです。
それらを行うために手間は惜しまない覚悟でしたが、自己資金では到底賄える金額ではなくあきらめかけていました。
それと同時に山瀬の里を訪れる方々が茅葺をバックに記念写真を撮られる姿や、なによりも季節ごとに表情を変える茅葺への愛着心が、あきらめる思いを引き留めていました。
そんな中、諌見さんをはじめ山瀬の里の常連さんが、
「道に関しては予約制にしたり、何か対策を考えればきっと大丈夫だよ!」
「もしかしたら今後山瀬の里を訪れる人の中で、小林さんの後継者が見つかるかもしれないよ!」
「手伝うからやってみようよ!」
と、とてもポジティブな助言をしてくれ勇気をもらいました。
そんな仲間たちの支えがあり、今回クラウドファンディングをやってみようと思い今に至ります。
ー日本の伝統、茅葺の建物でおもてなしをしたいー
茅葺の建物を作ろうと思ったきっかけは、勤め先の研修で訪れた熊本の高森にあるお店です。建物は茅葺でとても雰囲気がよく、そこで美味しい田楽料理を頂きました。
自分でもこんな場所をつくりたいと思いそれから3〜4年後、土台作りから独学で始めました。
萱を葺く時は専門家にお願いし、やり方を教えてもらいました。萱探しのため、必死に冬場かけずり回ったあの頃を今でも夢に見ます。それから約11年かけてようやく完成し、山瀬茶屋を始めました。
そして水車や太鼓橋など次々とイメージが膨らみ、今に至ります。
● 春はかわいらしい野鳥の声に耳を澄まし
● 夏は川のせせらぎを聴きながら涼を感じ
● 秋は美しい紅葉に癒され
● 冬は囲炉裏を囲んで暖をとる
春夏秋冬、訪れる方がほっとくつろげるおもてなしの場所として維持してきました。
— 変わらない自然の尊さと美しさを伝え続けたい —
世の中の常識が変化する時代に
新型コロナウイルスが世界中の常識を変え、たくさんの人々が生き方を見直さねばならないような大変な世の中になりました。
しかし、自然界では昔から変わらぬ風景が存在し続けています。
人の世界に疲れてしまった人たちの心を癒せる場所として、この隠れ里山瀬を、先祖から受け継ぎ、これからも守り続けていきたいと思います。 皆様のご支援をよろしくお願いいたします 。
◆クラウドファンディングを活用して実現したい事
◆最後に
お読みいただいたみなさまへ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
出逢いは何にも代えがたい自分だけの財産です。数あるプロジェクトの中から、こちらに目を留めて頂いたのも何かのご縁です。
こんな時代だからこそ、特に若い世代の人たちに自然とのつながり、その中でナチュラルに生まれる人とのつながりや温かさを大切にしてほしい。
世の中が刻一刻と変化する中、もはや『当たり前』というものはないのだと、改めて実感をしています。
心が疲れてしまったら、青い空や木々の緑、美しい花々や鳥たちのさえずりを見て聴いて、「生きる」ことの尊さを感じてみましょう。
小林さんが先代の想いを引き継ぎ守り抜いている山瀬の里は、魂が喜ぶ自然の楽園です。
これから大人になっていく子どもたち、頑張って生きている大人たちが、心を癒す場所として世代を引き継ぎ残していきたいと今もなお進化し続けています。
私たち山瀬の里応援団も、古き良き日本の文化と四季の美しさを茅葺の建物の中で感じていただく、おもてなしの空間を一緒に作りたいと思います。
そしてご縁ある方々を再びお迎えできるよう、楽しみにしております。
ぜひみなさまのお力をお貸し下さい。よろしくお願いいたします!
山瀬の里『茅葺屋根修復プロジェクト』応援団 団長 諌見俊英
このプロジェクトを応援していただいた方のお礼として準備させていただいたお品物についてご紹介します。
☀感謝のポストカード
山瀬の里の美しい風景写真を印刷したポストカードです。2種類のうち1枚にメッセージ添えてをお届けします。どれが届くかはお楽しみに☆
☀木製鍋敷き
山瀬の木材を切り出した、仙人手作りの木製鍋敷きです。山瀬の里のスタンプ入り☆
☀木製トレー
山瀬の木材を切り出した、仙人手作りの木製トレーです。山瀬の里のスタンプ入り☆
☀キャンプサイト優待券
山瀬の里のキャンプサイトを利用の際に使用できる2000円分の優待券です☆
☀各種イベント招待券
山瀬の里で季節ごとに催すイベントの招待券です。内容は随時お知らせいたします。(例:芋ほり、流しそうめん、お茶会、写真撮影会、ニジマス釣り、火起こし体験etc...)
※小林義清様より本プロジェクトを行う事、ストーリー上に名称や画像、動画を使用する事の承諾は取得済です。
- プロジェクト実行責任者:
- 山瀬の里 茅葺屋根修復プロジェクト 小林 義清
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
茅葺屋根の修復
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金にて対応します。
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プロフィール
唐津市浜玉町山瀬生まれの70歳、 22歳の時に結婚を機に山を下りて就職。 40歳の時に家族の手伝いの為再び山に上がり始めると同時に茅葺屋根の母屋を独学で製作開始。11年かけて茅葺屋根母屋の完成、山瀬茶屋をオープン。 54歳体調を崩し山瀬茶屋休業、2年前より山瀬の里キャップ場をほぼ一人で運営奮闘中
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リターン
5,000円+システム利用料
感謝のポストカード
●『山瀬の里』写真入りのポストカード
●活動進捗のご報告
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
5,000円+システム利用料

全力応援コースA
プロジェクトにできるだけ多く支援したい!という方向けのコースです。
☆お一人お一人へ感謝のメールを送らせて頂きます。
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
10,000円+システム利用料

木製鍋敷き+ポストカード
●山瀬の木材を切り出し、仙人手作りの木製鍋敷き
●家庭でもアウトドアでも活用いただけます。
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 126
- 発送完了予定月
- 2022年8月
10,000円+システム利用料

全力応援コースB
プロジェクトにできるだけ多く支援したい!という方向けのコースです。
☆お一人お一人へ感謝のメールを送らせて頂きます。
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
30,000円+システム利用料

キャンプサイト優待券+木製鍋敷き+ポストカード
●山瀬の木材を切り出し、仙人手作りの木製鍋敷き
●家庭でもアウトドアでも活用いただけます。
優待券の有効期間:発行から6ヶ月内
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2022年8月
30,000円+システム利用料

全力応援コースC
プロジェクトにできるだけ多く支援したい!という方向けのコースです。
☆お一人お一人へ感謝のメールを送らせて頂きます。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
50,000円+システム利用料

木製鍋敷き+木製トレー+キャンプサイト優待券+ポストカード
●山瀬の木材を切り出し、仙人手作りの木製鍋敷きとトレー
●家庭でもアウトドアでも活用いただけます。
優待券の有効期間:発行から6ヶ月内
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 30
- 発送完了予定月
- 2022年9月
50,000円+システム利用料

全力応援コースD
プロジェクトにできるだけ多く支援したい!という方向けのコースです。
☆お一人お一人へ感謝のメールを送らせて頂きます。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
100,000円+システム利用料

木製まき割り台+木製鍋敷き+木製トレー+キャンプサイト優待券+各種イベント招待券+ポストカード
●山瀬の木材を切り出し、仙人手作りの木製まき割り台、木製鍋敷きと木製トレー
●家庭でもアウトドアでも活用いただけます。
優待券、招待券の有効期間:発行から6ヶ月内
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2022年10月
100,000円+システム利用料

全力応援コースE
プロジェクトにできるだけ多く支援したい!という方向けのコースです。
☆お一人お一人へ感謝のメールを送らせて頂きます。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
プロフィール
唐津市浜玉町山瀬生まれの70歳、 22歳の時に結婚を機に山を下りて就職。 40歳の時に家族の手伝いの為再び山に上がり始めると同時に茅葺屋根の母屋を独学で製作開始。11年かけて茅葺屋根母屋の完成、山瀬茶屋をオープン。 54歳体調を崩し山瀬茶屋休業、2年前より山瀬の里キャップ場をほぼ一人で運営奮闘中