「8・15朗読・収録プロジェクト」ご報告とお礼
======= クラウドファンディング成立のご報告とお礼 =======
「8・15朗読・収録プロジェクト」実行委員会の中嶋舞子です。
１１月１０日（月）２３時、皆様にご支援いただいた本クラウドファンディングが
無事に終了・成立となりました。誠にありがとうございます。
８月１２日の開始直後から、たくさんのご支援をいただきました。
当初おそるおそる設定した当初の目標金額をなんと約３日で達成でき、
「ネクストステージ」を設定することができました。
それにも大変おどろき、ありがたく思っておりましたが、
最終的に、60名以上の方々から、ネクストステージの目標金額
２００万円を超える２０９万円のご支援を頂戴することができました。
ここにご報告いたしますとともに、改めまして、心からお礼を申し上げます。
今回のクラウドファンディングは、
目標額に届かずファンディングが成立しなかった場合、
ご提示くださった金額をご返金する仕組みでしたが、
成立を受けまして、皆様からのご支援は今後、
「８・１５朗読・収録プロジェクト」の根幹である、
朗読収録活動費用の一部に充てさせていただきます。
リターンは、今月１１月末をめどに順次発送させていただきます。
早い段階でご支援のお申し出をくだった方には大変お待たせすることになり、
誠に申し訳ございません。今しばらくお時間を頂戴できますと幸いです。
皆様から、ご支援とともにたくさんのコメントもいただきました。
大変ありがたく、励まされるとともに、改めて責任を感じています。
これからも、
「終戦の日」の証言を文・絵・朗読音声で次世代へ残していくという
「８・１５朗読・収録プロジェクト」の活動を継続してまいります。
まずは来年夏までに、さらに朗読収録を進め、「総集編」という形で
書籍化することと、その時点での寄稿者全員の朗読収録完了を目指し、
引き続き活動を続けてまいります。
また、一人でも多くの方にこの活動と証言の存在を知ってもらえるように、
広く知らしめるための努力も続けようと心を新たにしています。
これまで・これからの朗読収録の進捗状況などにつきましては、
「８・１５朗読・収録プロジェクト」の
活動報告ブログ http://0815project.blogspot.com/
公式サイト http://www.imajinsha.co.jp/s20pj/0815project_index.html
ツイッター https://twitter.com/0815project
などで順次ご報告させていただきます。
（ブログは朗読にご協力くださった方のサイン、写真、収録日などが中心です）
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また、このクラウドファンディングの実施中、私どもで発行する、
終戦の日の証言をまとめた書籍「私の八月十五日シリーズ」や、
書籍から作成したパネルを展示し、
「音筆（おんぴつ）」を使って実際に朗読音声をお聴き頂けるパネル展、
「音筆で聞く「私の八月十五日」パネル展」を各地で開催いたしました。
（音筆：本やパネルにタッチすると音声が再生されるペン型の音声再生機器）
●東京都国立市／JR国立駅旧駅舎 期間：2020年7月27日～８月23日（来年も実施予定）
●群馬県沼田市／沼田歴史資料館 期間：2020年8月7日～8月16日（来年も実施予定）
●岐阜県高山市／市内図書館 期間：2020年9月17日～9月23日
●福岡県太宰府市／市役所ロビー 期間：2020年9月29日（火）～10月10日（土）
来場くださった方々からは、
本人の朗読音声で証言を聞けることを評価くださる声をたくさん頂戴しました。
一部をご紹介いたします。
●コンパクトな展示スペースの中に音声が加わることで、とても多くの情報が込められ、伝わってきました。肉声、身体の力。（国立市）
●字が小さいけれど、これ（音筆）があるから、とても助かりました。自分で読まなくても、読んでくださるんですからね。楽させてもらってます。ありがとう。（国立市）
●パネルを見るだけでなく、肉声を聞くことにより、戦争の恐ろしさを実感しました（沼田市）
●このようなパネル展は、初めてだったが、小さい子供にも音声を聴くことで理解がしやすかったと思いました。（沼田市）
●アナウンサーの説明ではなく、体験された方の声で聞けたのがとても良かったです。今の平和は、戦争を体験させられた方々の上に成り立っている事を忘れるべきで はなく、今生きている私達は、二度と戦争を繰り返さない努力をするべきと感じました。（沼田市）
こうしたパネル展は、朗読音声を広く聞いていただく機会として
今後も実施を進めていきたいと思っております。
また、「朗読音声の聞ける音筆」と書籍」は、
しかるべきところへ寄贈しております。
パネル展を開催いただける、あるいは寄贈すべき
平和資料館、施設、団体、教育機関、自治体などに
お心当たりある方は是非お問い合わせください。
（これまでの寄贈先は公式サイトに公開しております）
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今年は戦後75年目という節目にあたるため、
NHK「おはよう日本」をはじめテレビ、ラジオ、新聞、雑誌など様々な媒体が、
プロジェクトの活動をとりあげてくださいました。でも本来、戦後に節目も区切りもなく、
毎年、少なくとも「８月１５日」には、先の戦争の体験と教訓、
平和への努力の必要性について一人一人が考え、
身近なところから行動することが必要だと感じています。
プロジェクト継続がその一助となれるようにと願っています。
今回のご支援に改めて御礼申し上げますとともに、
今後とも、応援を頂けますと幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
長文お読みくださいましてありがとうございました。
本格的な冬が近づいております。
末筆ながら、皆様のご健康とご活躍をお祈りしております。
8・15朗読・収録プロジェクト実行委員会／中嶋舞子
