目標到達の記念に幸運の持ち主

ラッキーのお話をしたいと思います。

 

 

この子は奇跡のようなタイミングで命が救われた子です。

 

平日の夜の7時ぐらいだったと思います。

普段は通ることのない道路でしたが

その日は里親さん宅に保護犬を連れて行く約束をしていましたので

仕事を早めに切り上げて里親さん宅に向かっていました。

 

ヘッドライトに突然照らし出された子猫の姿に

息が止まりそうになりました。

その子はこの道路のど真ん中にいたんです。

 

 

交通量が多い道路です。

車がビュンビュン走っていました。

夜でしたので、その子の姿に気付く人なんていません。

 

私は車を脇に止めました。

ちょうどその時信号が変わって車の動きが止まりました。

道路の真ん中で立ちすくんでるその子は

私が近づくと逃げようとしましたが

体力が残ってなかったのか

幸いなことに素早く動くことが出来ませんでした。

やっとの思いでその子を抱き上げた瞬間

また信号が変わりすぐ側を車がビュンビュン走りだしました。

危機一髪です。

 

私がその道路を通ったこと

その子が私の車のヘッドライトが当たる場所にいたこと

信号が変わって車の動きが止まったこと

その子の体力がなく素早く動けなかったこと

この一つでも欠けたら

この子は間違いなく死んでいたでしょう。

 

この子の小さい身体には信じられないほどのノミがついていました。

家に連れ帰って洗面器にお湯をはってこの子をつけたら

お湯が真っ黒になるほどノミが浮いてきたんです。

 

また、何日も食べてなかったのでしょう。

我が家に来て2日後に長い間お腹にあったのか

干からびたウンチが出てきました。

 

この子はあの瞬間に私が捕獲しなければ

車にはねられるか、貧血か、飢え死で

亡くなるしかない状況だったんです。

 

この子の仮の名をどうしようかと息子に聞いたら

「ラッキー以外ないんじゃない?」

と言われました。

なるほどです。

それ以外ありません。

 

この子のラッキー伝説はそれで終わりませんでした。

すぐに新しい家族が決まったんです。

一人っ子の娘さんの妹として迎え入れたいとのことでした。

 

今は別の名前をつけてもらって

大事に育てられています。

 

こんなラッキーな子だから

この子が家にいたら宝くじに当たるとか

何かいいことがあるかも

なんて欲どいことを考えたりもしましたが

そんな邪な気持ちで家に留めておくより

純粋にこの子の家族になりたいと思ってくださる方の家に

嫁ぐ方が幸せに決まっていますよね

 

ラッキーとラッキーの家族に幸運あれ

 

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