
寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 69人
- 残り
- 4日
応援コメント
プロジェクト本文
▼歴代の小浜藩主が眠る小浜市史跡「酒井家墓所」修復にご支援を!
ページをご覧いただきまして、ありがとうございます。福井県小浜市役所文化観光課の西島と申します。
酒井家墓所は万葉集の中でも詠われる後瀬山のふもと、空印寺の中に整備された約600㎡の墓所です。江戸時代、小浜藩を治めた初代藩主である酒井忠勝から幕末までの歴代藩主の墓に加え、11基の子女の墓、分家墓所の区画があり、四方が土塀で囲まれています。 歴代の藩主の手厚い保護を受けていた空印寺を中心に、時代の変遷の中でも大切に守られてきましたが、老朽化の影響により墓所周囲の土塀が傾き、ここ数年は鹿の獣害により崩れ落ちるほど大きな被害を受けています。
このプロジェクトを通じて酒井家墓所の修理を行うとともに、小浜の礎を築いた歴代の酒井家藩主が眠る墓所の歴史的価値を多くの方にご理解いただき、後世へ繋いでいくため、どうか皆様のご支援をお願いいたします。
酒井家墓所
酒井家墓所土塀破損状況(南側)
酒井家墓所土塀破損状況(西側)
空印寺は酒井家の菩提寺でありましたが、少子高齢化が進み、寺を守る担い手もどんどん減ってきています。また高齢な檀家さんが多いのでコロナの影響が重なり、酒井家墓所を含めた寺の活動が十分にできていない状況です。そのような中、老朽化に加え、鹿による獣害がひどくなり様々な破損がでてきました。酒井忠勝公以来の歴代藩主の墓所をお守りし、文化財を守るために修理を計画していますが、私たちの力だけでは難しいのが現状です。 クラウドファンディングを通して、多くの皆様に酒井家墓所の価値のご理解とご支援をいただければ嬉しく思います。
空印寺 住職 岸本 祐孝氏
酒井家墓所を守る空印寺
京都の北にある福井県小浜市は都から最も近い港町であったことから、様々な物資や海産物、文化が運ばれる交易都市でした。福井県内唯一の国宝建造物である明通寺本堂・三重塔をはじめ、多くの文化財を現在まで守り伝えていることから、「海のある奈良」とも呼ばれています。
室町時代、後瀬山に若狭武田氏が山城を築き、ふもとに館を築きました。江戸時代に入り、館跡には寺院が整備され、2代目藩主酒井忠直が寛文8年(1688)に増築した際に、空印寺と名を改めました。歴代酒井家藩主の墓所を守る空印寺は、近年では人魚伝説でも知られており、敷地内には人魚の肉を食べて八百歳まで生きた娘が全国を行脚した後、故郷の小浜に戻り、身を隠したと言われる洞窟「八百比丘尼入定洞」があります。
小浜市の発展を支えた藩主 酒井家
寛永11年(1634)に徳川家光から若狭一国と敦賀を拝領した酒井忠勝は、埼玉県の川越から小浜にやってきました。徳川家光の側近として幕府の老中であった忠勝は、小浜で政務を行う事は多くありませんでしたが、常に江戸から詳細で具体的な指示を出して、領内の発展に努力しました。
小浜藩主 酒井忠勝
今に伝わる小浜の主要産業の始まりは酒井家!
塗箸として全国トップシェアを持つ若狭塗箸は、酒井忠勝が、若狭塗の技術を保護した事がスタートです。その技術は、酒井家の保護のもと受け継がれ、江戸時代中期の藩主 酒井忠進の時に新しい塗り方・デザインを生み出し、大きく発展しました。この若狭塗の技術は、明治になっても地域の誇りとして受け継がれ、小浜を代表する伝統工芸品として今に生きています。
若狭塗箸
酒井家が守ってきた小浜の文化と宝
小浜市内に残る文化財指定を受けている寺社の建造物は、酒井家が小浜藩主として寄進・修理した建物が多くあります。福井県内唯一の国宝建造物である明通寺の三重塔、国の名勝に指定される萬徳寺の書院、福井県指定文化財に指定される若狭一の宮の若狭彦神社の本殿、小浜八幡神社など酒井家が保護した寺社は、人々の暮らしの拠り所として、また、地域コミュニティの中心として今も地域の人々の生活を支えています。
この酒井家による大規模な修理があったからこそ、小浜市内に国宝や重要文化財に指定される寺社建築が多く残っています。
明通寺三重塔(国宝)
若狭彦神社(県指定)
小浜神社(小浜城跡)に奉納される酒井家ゆかりの雲浜獅子(県指定)
小浜だけではない全国に残る酒井家による仏教文化の保護
幕府の老中を務めた小浜藩主の酒井忠勝や酒井忠進は、全国の社寺の保護や寄進も積極的に行いました。徳川家康を祀る日光東照宮に建つ重要文化財に指定される「日光東照宮五重塔」は、慶安3年(1650)に酒井忠勝が奉納しました。その後、焼失するも文化12年(1815)に酒井忠進が再建しました。 今、私たちが目にする優れた建造物の中には、小浜藩主の酒井家と関係の深いものが全国にもあり、その地域を代表する文化財として人々に大切に守られています。
▼応援メッセージ
有力譜代大名の酒井小浜藩は、学問を好む歴代藩主のもと早い時期に藩校順造館が、さらに江戸の藩邸にも講正館などがつくられ、杉田玄白など多くの人材が育ちました。
小浜藩の学問に基づく人材育成の精神は、明治になっても引き継がれ伯爵酒井家によって、藩校の名をとった郷土若者の東京遊学の宿舎「講正学舎」が設けれら、郷土小学校生ための学業奨励制度も作られました。こうした江戸時代からの若狭地域の学問を尊重する歴史文化のシンボルとなり得るものが空印寺歴代藩主の墓所です。その価値は国の史跡である加賀前田家・彦根井伊両家墓所に並ぶとされています。
広く皆様のご支援を得て、地域文化財のシンボルに育てるためのご協力を心からお願いします。
学生会館 講成学舎 公益財団法人雲浜奨学会 理事長 中島 嘉文氏
小浜市の歴史と文化を守る市民の会では、子供たちと楽しく歴史に触れる機会を通して、小浜の歴史文化の魅力を次世代に伝える活動をしています。 酒井家墓所のある空印寺は、室町時代には後瀬山城があり、いろんな時代の多様な歴史文化が集積する大切な場所です。 空印寺を出て散策すれば、江戸時代から変わらぬ路地に面した昭和のまちなみの中に明治大正期の洋風建築が点々。こういうところが小浜ならではの文化財の素晴らしさです。幾重にも重なった歴史を訪ねつつまち歩きを楽しめます。こんな魅力的な場所を守るためにご協力をお願いします。
小浜市の歴史と文化を守る市民の会 会長 鳥居 直也氏
▼目標金額
1,000,000円
▼目標金額の使途および実施内容
・酒井家墓所の管理者である空印寺が土塀の修理工事を実施するため、いただきました寄附金を修理工事費用
の補助金として助成します。
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標に届かなかった場合でも、目標金額分を
自己負担したうえで、上記プロジェクト内容のとおり実行します。
▼寄附金の取り扱い(税制上の優遇措置)について
寄附金の取扱い(税制上の優遇措置)について
本プロジェクトに対する個人様からの寄附金は「ふるさと納税」の対象となります。 ふるさと納税制度とは、自治体への寄附額のうち2000円を除く金額が所得税、個人住民税から控除される制度です。
控除を受けるためには、小浜市からお送りする「寄附金受領書」を添付の上、ふるさと納税を行った翌年に確定申告をする必要があります。
ただし、確定申告の不要な給与所得者等は、ふるさと納税先の自治体数が5団体以内である場合に限り、ふるさと納税を行った各自治体に申請することで確定申告が不要になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が利用できます。
ワンストップ特例制度を利用される方は、 申請書を下記からダウンロード後、必要箇所にご記入いただき、必要書類を添えて小浜市役所未来創造課まで郵送してください。 ⇒小浜市ふるさと納税特設ページ
※寄附をした方の給与収入や家族構成、各種控除等に応じた控除額の上限がありますのでご注意ください。
※このプロジェクトは目標金額の達成有無に関わらず、寄附をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはでき
ませんのでご注意ください。
※寄附金領収書の名義・発送先は、原則としてご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所となります。
※寄附受領日は入金日となります。
※なお、ご寄附後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先
の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に
寄附金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 小浜市文化観光課
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
目標金額は100万円で、資金使途は酒井家墓所の土塀の修復費(一部)に充てさせていただきます。工事は令和5年10月後半から着手し、令和6年3月末に完成予定です。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金で対応します。
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プロフィール
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ギフト
5,000円
A お気持ち応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、空印寺ご住職による手書き御朱印
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
5,000円
B お気持ち応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、小浜城御城印15×21㎝(クラウドファンディング限定バージョン)
※小浜城御城印の掲載写真はイメージ画像で、実際はこれをアレンジ予定です。
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 11人
- 在庫数
- 49
- 発送完了予定月
- 2024年1月
10,000円

C 小浜藩の歴史を学んで応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)、「幕末小浜藩」展示図録(非売品)、小浜城御城印15×21㎝(クラウドファンディング限定バージョン)
※小浜城御城印の掲載写真はイメージ画像で、実際はこれをアレンジ予定です。
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 17人
- 在庫数
- 19
- 発送完了予定月
- 2024年1月
10,000円
D おばまの歴史の魅力を知って応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)、若狭おばまの仏像カレンダー(オリジナルデザイン非売品)
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 6人
- 在庫数
- 34
- 発送完了予定月
- 2024年1月
10,000円

E 空印寺応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)、空印寺ご住職による手書き御朱印、空印寺御守(「八百比丘尼御守」または「人魚の御守」の2種類からランダムに1つお送りします。)
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 4人
- 在庫数
- 36
- 発送完了予定月
- 2024年1月
30,000円

F 住職の思い共感全力支援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)、空印寺ご住職による手書き御朱印、空印寺御守セット(「八百比丘尼御守」・「人魚の御守」)
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 38
- 発送完了予定月
- 2024年1月
50,000円
G おばまの文化財保護を応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)、小浜市史(通史編上巻)、空印寺ご住職による手書き御朱印
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 39
- 発送完了予定月
- 2024年1月
100,000円
H おばまの文化財の保存と活用を応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)、学芸員による酒井家墓所および小浜城を特別案内(小浜市以外にお住まいの方のみ)、空印寺ご住職による手書き御朱印
※現地までの交通費等はご自身での負担となります。
※令和6年6月末までの1日(スケジュールの詳細は個別に相談)
※詳細は令和6年6月までに個別にご相談させていただきます。
※その他のものは現地でお手渡しとさせていただきます。
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 3人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2024年1月
5,000円
I 返礼品なし 全力応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
10,000円
J 返礼品なし 全力応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
50,000円
K 返礼品なし 全力応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
100,000円
L 返礼品なし 全力応援コース
内容:感謝のお手紙、寄付金領収書、お寺にご芳名を掲示(希望制)
※小浜市にお住まいの方は返礼品を受け取ることができません。
- 寄付者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月