プロジェクト概要

 

 

持続可能な社会をつくるために。料理人と生産者でタッグを組み、新しいオーガニック加工品を提案したい!

 

はじめまして、佐藤 雅宣(まさのり)と申します。以前は半導体メーカーに勤務しておりましたが、仕事で訪れた台湾で台湾茶の魅力にとりつかれ、2013年8月に宮城県刈田郡蔵王町に台灣喫茶 慢瑤茶(まんようちゃ)をオープンしました。地産地消を重んじ、旬や気候に合わせた加工・調理をしています。

 

こうした活動の中で、今回のプロジェクトの共同実行者であるimacoco citta(いまここちった)農園の園主、佐藤 大史(まさふみ)さんと出会いました。彼もまた、自然と向き合い、自然への環境負荷をできるだけ小さくするために、無農薬にこだわった野菜を育てています。

 

現在、料理人と生産者という垣根を超えて、新たなオーガニック加工品(漬物など)を生産する加工場(ラボ)をつくれないかと考えています。しかし、加工場の改修工事に必要な費用、約80万円が不足しており、この新しい取り組みをスタートさせることが、まだできていません。

 

このプロジェクトは、オーガニックの加工品だけに留まることなく、持続可能な社会を形成するための第一歩となるものです。ぜひ、みなさんのお力で、この第一歩を後押ししていただけないでしょうか。温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(左)佐藤大史(右)佐藤雅宣

 

地場産白菜を使った白菜玄米粥 味付けは昆布と塩のみ。
シンプルで野菜の甘み、旨みがストレートに感じる事ができます。

 

せっかくつくった作物を棄ててしまうなんて、もったいない!少しでも無駄をなくすために、長年培ってきた保存食や発酵技術を活かして加工を行います。

 

私が飲食店を始めたきっかけは、「本当の台湾料理が食べられるお店を始めたい!」という思いからでした。念願叶ってお店を開き、料理を提供しているうちに「料理とは地域の食材や文化が根底にある」と思うようになり、地元の食材を使って台湾料理を表現することを始めました。

 

当たり前のことですが、飲食店では一般家庭以上に食材や水、エネルギーといった資源をたくさん使います。つまり、私がどのような食材を使用するのかによって、地産地消のサイクルに少なからず影響を与えてしまうということです。そこから、「いかに地元の食材を使用して、地産地消のサイクルを循環させるか」ということを、深く考えるようになっていきました。

 

こうした考えから、地産地消の食材にこだわるだけでなく、調味料も自分の手でつくるようになりました。中華料理には欠かせない豆板醤(トウバンジャン)や甜麺醤(テンメンジャン)を始めとする保存食や自然発酵技術の勉強を重ねてきました。

 

この技術を利用し、漬物や加工品を作ることができないか?と考えていた時に2017年4月に開催された「アースデイ東北2017 」というイベントで出会ったのが、 imacoco citta農園の園主である佐藤大史(まさふみ)さんです。

 

彼は生産者として、せっかくつくった作物の廃棄を減らしたいとの想いがありました。そして私には、保存食や自然発酵技術を活かしたいとの想いがありました。ここで2人の想いが重なり、「それぞれの得意分野で協力することで、作物の廃棄を減らすために、小規模でもいいから漬物を始めとする加工を始めよう!」ということで、トントン拍子に話が進み、プロジェクトを立ち上げることになりました。

 

(左)生のサクランボを種酵母として使用したソース、杏仁豆腐を始めとしたスイーツに使用します。
(右)ラー醤も自家製です。山椒、塩に陳皮を使用して作ります。

 

オーガニックの食材が並ぶ「宮城オーガニックマーケット」の一コマ
色んな方が野菜を手に取り、会話に弾んでいます

 

加工場(ラボ)では、オーガニック野菜を加工した新商品をつくるだけでなく、新たな技術の開発も進めます。

 

今回のプロジェクトでは、宮城川崎町にある空き屋スペースを活用し、imacoco citta農園で栽培されたオーガニック野菜を使った漬物の製造や、新たな加工品の開発を行うことのできるスペースを作ります。

 

美味しい漬物を作ることはもちろんですが、ここで新しい発酵技術や加工技術を開発も進めていきたいと思っています。

 

クラウドファンディングでみなさまからいただいたご支援は、この加工場(ラボ)の改修工事のための費用に充てさせていただきます。

 

imacoco citta農園で栽培された人参

 

オーガニック野菜を使用して作ったお漬物

 

本当の「オーガニック」から学ぶ、伝える「循環型社会」の形成

 

現在、世界的に自然環境に対する負荷をどう減らしていくかという課題があって、その課題に対して問題意識を持つ方が多いからこそオーガニックの野菜や商品を求める方が増えているのだと思います。

 

これを受けて、最近は「オーガニック」のほかにも「無添加」「自然」「手作り」などのキーワードを使った商品がたくさん見られるようになりました。

 

流れ自体はいいことだと思いますが、今の状況は、企業が消費を促すためだけに作っているように思えます。そうではなくて、商品を販売する側こそが環境負荷のことをしっかりと考えなければ、本末転倒ではないでしょうか。

 

オーガニックの作物や加工品をつくることは、自然に寄り添い、自然に任せることです。これをしっかりと地球環境のサイクルに乗せ、「持続可能な社会」の形成に役立てていきたいと思っています。

 

もうひとつの目標は、産業の活性化に繋げることです。

 

私たちのようにリソースが少ない小規模事業者は、自らがしている事業で手一杯ですが、それぞれができる範囲でこだわり抜く—たとえば、農家はこだわって作物を育て、その作物を飲食店がこだわって加工するというオーガニックリレーから「新しいカタチの6次産業化」を創造したいと考えています。そしてこれを同業者へも広げていき、社会変革のきっかけをつくれたらいいな、と思っています。

 

オーガニック加工品づくりから、環境への貢献、産業の活性化と、私たちの大きな夢が、ここから始まります。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします!

 

imacoco citta農園の様子

 

imacoco citta農園の様子

 

imacoco citta農園で栽培されたお野菜

 

実行者の紹介

 

佐藤 雅宣(さとう まさのり):台灣喫茶 慢瑤茶(まんようちゃ) 代表

宮城県生まれ、38歳

大手半導体メーカーへ入社し、蔵王町へ移り住む。仕事で訪れた台湾で出会った台湾茶に衝撃を受け、2013 年8 月に台灣喫茶 慢瑤茶(まんようちゃ) をオープン。

 

プロジェクトへの想い:

自然発酵の技術を活かして美味しい漬物をつくることは目的の一つではありますが、その過程にある「自然に寄り添い、自然に任せること」をもう一度、しっかり見直すことをみなさんと共有し、伝えられればと思っています。本来の意味としてのスローフードは「持続可能な社会形成」へ必ず役立つものと思っています。この想いをたくさんの人と共感し、「蔵王から世界へ!」とムーブメントが広がったら・・・なんていう夢を描いています。

 

佐藤 大史(さとう まさふみ):imacoco citta(いまここちった)農園 代表

宮城県生まれ、35 歳
就農2年目。タネも大切にし、F1種を使わず固定種在来種のみを育てるオーガニック農家。仲間とともに、宮城オーガニックマーケットも開催中。

 

プロジェクトへの想い:

3.11(東日本大震災)は、世界中に大きな衝撃を与えました。だからこそ、宮城から発信することで世界に届くと信じています。今回のプロジェクトが単なる「付加価値の高いオーガニックの加工品」として留まるのではなく、「なぜオーガニックにこだわるのか?」という想いまで伝え、たくさんの方々の共感を呼へることを願っています。

 

 


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