子どもたちを両手に抱えて必死に外に出ようとしたが...

みなさんおはようございます、シャンティ国際ボランティア会の竹内です。

 

ネパールは元来地震が多い地域であるものの、建物は石ブロック積みの耐震性のない脆弱な構造のものが多く、地震が発生すれば建物の被害が大きくなりやすいことは明白でした。

まずしい山岳部に行けば行くほど、全壊家屋があちこちにみられました。

 

 

「子どもたちを両手に抱えて必死で外に出ようとしたが、幼い孫を助けることができなかった。」

 

と全壊した家の前で涙ながらに語るお祖母さんにはかける言葉もありませんでした。

 

標高2000メートル近くの被災地域の村では、男性のほとんどが出稼ぎで国内外に出ているため、女性が農作業、家事全般、子育てを担っています。

早朝、家畜のえさを運ぶ女性の姿を見かけます。

 

一人の女性に声をかけてみると

 

「震災前から貧しく、幼い子どもにもトウモロコシをゆでたゆで汁しか食べさせられない。震災だからと言って悲しんでいては食べものにはありつけない。」

 

と答え、大きな荷物を抱えて山を登っていきました。

 

彼女も一人で家を守り、ビニールシートで作った簡易シェルターを崩壊した家の前に立てて暮らしているそうです。読み書きができず、配給の情報は他の村人から聞いて得られたものの、罹災証明などの手続きは、

 

「文字が書けないから、、」と肩を落とすばかりでした。

 

 

ネパールには、民族やカースト間の見えない差別や取り残される女性たちがいます。

 

みなさんの応援どうぞよろしくお願いします。