障がい児と支援者を繋ぐ訪問療育マッチングサイトを制作したい
障がい児と支援者を繋ぐ訪問療育マッチングサイトを制作したい

支援総額

708,000

目標金額 500,000円

支援者
33人
募集終了日
2020年3月26日

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2020年03月08日 21:02

meete構想の具体案と料金体制について

前回掲載した

「meete構想の経緯と私の思い」 

からの続きです。

 

今回は具体的な運営方針や一番皆さんが気になっていると思われる、料金体制について書きたいと思います。

 

前回綴った思いを形にしていくため、まずはmeeteサイトを新たに立ち上げなければなりませんでした。

 

はじめは、子どもたちが自由にアート作品を見せ合えるようなSNS交流サイトのようなもの(キッズアートネットmeeteの原型)を作ろうと思っていたのですが、そもそも「会員制サイト」を作成するにはどうすれば良いのか・・というのが、私のはじめにぶつかった壁でした。

 

これまで「子どものこころ発達支援アトリエまごころ」というホームページを自作して、簡単な工作方法を動画で紹介したり、ハンドメイド作品を代行販売するなどショップを開設したことはありますが、誰でも簡単にホームページ作成ができるJimdoというサービスを使っていました。予め提供されているテンプレートを使用するため、全てを自分が思うようなカスタマイズすることは困難です。0から会員制サイトを作るために色々と本を買い漁り調べてみたのですが、C言語などの複雑なプログラミング技術を獲得する必要も出てきて、ちょっと今の自分にはそれに費やす時間もない・・と途方に暮れていた時、知人がWEB制作会社で働いていることを思い出し、そうしたサイト制作をしてくれる業者を探すことにしました。

 

はじめに依頼業者マッチングサイトで「SNS交流サイト」を制作してもらえる業者探しを行いました。たくさんの業者さんから色々提案していただきましたが、私の「障害を抱えた子どもたちへの支援がしたい」という思いを理解してもらえているかどうかを念頭に置いて、数ある業者さんから吟味して3件に絞りました。相場が160万〜230万という高額の見積もりをいただき、この資金を集めるのにどうしたら良いかと、再び壁にぶつかりました。

 

そこで、創業について相談ができる「よろず支援」の方から「クラウドファンディング」という資金調達方法を教えてもらいました。

 

早速クラウドファンディングについて調べ、私の思いなどを説明し、いくつか断られたなか、ご協力いただけたのが、こちらのREADYFORさんだったのです。

 

早速、これまでmeete構想について相談してきた私の身近な方々へ、クラウドファンディングを行って資金集めをすることを伝え、その中で「お金を出すだけのサービスであるか」について考え直す機会がありました。

今の時代はFacebookやInstagramなど多様なSNSサイトがある中、子どもが創作物を見せ合うだけのサイトを作るために、果たしてどれだけ資金投資していただける人がいるのか、改めて考え直しました。

 

「サイトを作る」ことに頭がいっぱいになっていた私は、もう一度、原点に返り、サイトを作ることで誰がどんなサービスを受け、何の支援になるのか、整理し直しました。

 

子どもたちがアート作品をつくる動機や方法を与えるためには、やはり直接的な支援が必要だと思いました。私が東北で行っていた子どもがいる場に直接出向いて、絵画を教える活動を多くの方に拡散できないか・・と考えていた時、たまたまネット広告の「保育士ベビーシッター募集」が目に入りました。

 

そこで思いついたのが「訪問療育マッチングサイト」です。

私は早速、子どもがいる友人知人や福祉従事者である友人知人へ、「障害を抱えた子どものお世話を依頼する立場」と「サービス提供する支援者の立場」の双方ニーズ調査を行いました。

また、既に自治体が行っている「ファミリーサポート事業」について知りました。生後から小学生までのお子さんを持つご家庭が対象で、一般市民がサポーターとして登録し、直接マッチング成立する事業で、試しに名古屋市へ問い合わせ、その事業の実態を調査しました。

 

ファミリーサポートを利用しているご家庭は年間で約7000件で、それに対して登録サポーターは約1000件でした。ただ、障害を抱えるお子さんの場合は、やはり、障害理解への不安などがあり、なかなかサービスが行き届かな現状であることがわかりました。

 

一方で、支援者の立場からすると、施設などでは資格が活かされないないことや、産後にまた同じ仕事ができるかへの不安から、フリーランスで働けることはありがたい面もあるけれど、安定した収入が得られるかや保障への懸念が挙がりました。

 

各ニーズ調査はざっとまとめると以下のような項目となります。

 

<依頼者(親御さん)の立場>

(メリット)

・サービスの選択肢が増える

・スポット的に頼める

・身近な方に頼める

・医療的ケアのある子は自宅療育を望む傾向がある

・夕方以降や土日祝日(施設営業がない時間帯)の利用

 

(デメリット)

・直接報酬を支払うことで利用料が高額で負担となる

・療育中のトラブルへの対処

 

<療育を提供するサポーターの立場>

(メリット)

・資格を活かせる

・自分のライフスタイルに合わせて働ける

 

(デメリット)

・収入が不安定

・トラブルへの保障

 

それぞれの立場で様々なメリット・デメリットはあるものの、確実に需要があるのは間違いないと思いました。親御さんの立場のメリットにあるように、「サービスの選択肢が増える」というのが最も私を突き動かしたキーワードとなりました。

 

早速「SNS交流サイト」より先に「マッチングサイト」をつくることに方向転換し、マッチングサイトの運営によって得た収益で、療育の情報交換の場として後から「SNS交流サイト」をつくることにシフトチェンジしました。

 

WEB制作の業者も、「マッチングサイト制作」を目的に、また一から検索し直しました。SNSサイトの時より提案していただいた業者が少なく、法人対象ではなく個人の依頼が懸念されたのか、ご返信いただけない業者も少なくはありませんでした。

 

そんな中、熱心に私の思いに関心を持って、ご提案いただいた担当者さんがいました。後から直接お会いし、打ち合わせで話を聞くと、担当者さんにも発達障害の診断を受けたお子さんがおられるとのことで、私の思いにとても共感いただけました。そのご担当者さんの会社に決め、サイト制作に踏み切りました。今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は全て、このサイト制作費に充当する予定です。

 

冒頭の画像は、最初の見積もりをいただいたときに送っていただいた、サイトレイアウト案イメージです。

 

料金体制については、現行のベビーシッターサイトや家事代行サービスを参考にして、チケット制又はチャージ制を導入したいと思っています。

登録者数が増えて安定してきたら、サブスクリプションも考えていますが、初期段階は、サポーターを募集するのに時間がかかると思いますので、登録だけ無料で行えるようにして、実際に訪問療育が実行した時のみ料金が発生する形です。

 

サポーター側も有資格者や経験年数が様々で、スキルアップを目指してもらうためにも、有資格者や経験年数によって時給が昇格するよう設定いたします。

 

<料金体制の例>

 

・無資格者 

   ※必須 meete主催 発達障害について・訪問療育の心得 オンライン講座受講   

 1100〜1300円/時給

 

・有資格者(障がい児支援経験 3年未満)

 ※必須 meete主催 発達障害について・訪問療育の心得 オンライン講座受講   

 1200〜1500円/時給

 

・有資格者(障がい児支援経験 3年以上)

 ※必須 meete主催 訪問療育の心得 オンライン講座受講 

 

 1600円〜/時給

 

<単発で2時間の訪問療育を依頼したい場合の例>

 

無資格のサポーターさん 時給1100円 × 2時間 2,200円

①meeteサイトで1000円チケットを3個購入し、3,000円分チャージ

②サポータへ3,000円チャージ料から2,200円を支払う

③残りの800円分は次回の利用時にとっておくことができ、必要な報酬分をチャージしながら利用する

 

運営側としては、依頼者のチャージ残金を運営費として回していく方法を取りたいと思っています。

 

それでも、やはり利用料が高いことには変わりないかと思いますが、定額料金の設定や、キッズアートネットを併設することで、子どもたちが投稿したアート作品に「いいね」などの機能をつけ、それをポイントとして、訪問療育サイトでも利用できるよう連携して運営していきたいと思っています。

 

本当は放課後等デイサービスのように、国から認可をもらって、利用料負担を抑えることができれば一番良いのですが、その方法を現在模索中です。

名古屋市にも尋ねてみましたが、そもそもどこのどの機関に尋ねて良いかもわからい状態で、市役所ではたらい回しに合いました。この事業を立ち上げて、利用者を増やすことで、国から認めてもらえるような事業を目指していきたいと思います。

 

今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

次回は、デメリットの多くに挙がったm「トラブルへの対処」について綴りたいと思います。

 

リターン

3,000


【応援コース】感謝のメール

【応援コース】感謝のメール

《※リターンは不要の方向け》
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

5,000


meetのパンフレットの送付

meetのパンフレットの送付

・meete案内パンフレット送付(2020年6月下旬順次配布)
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

3,000


【応援コース】感謝のメール

【応援コース】感謝のメール

《※リターンは不要の方向け》
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

5,000


meetのパンフレットの送付

meetのパンフレットの送付

・meete案内パンフレット送付(2020年6月下旬順次配布)
・感謝のメール
※心を込めて書かさせていただきます。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月
1 ~ 1/ 9


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