こんにちは。
長澤晴浩です。

 

今回は、ピアノを演奏して行くための影響を受けた方々を通して私が都度感じ・育てて来たことについて書いてみます。

 

3歳頃から1日のかなりの部分一人でレコードを聴き続けていたり、家に有った足踏みオルガンで遊んでいたり、小学校に上がってからは琴を習い始めるなど、いろんなジャンルの音楽に触れたり鍵盤楽器や琴に触れる機会に恵まれていました。


それからピアノを習い始め、既に学校の音楽室のオルガンなどで遊んでいたこともあり、我が家にピアノが入った時には(聴き覚えですが)「エリーゼのために」をそれなりに弾いたことを覚えています。


しかし、以前の“情報”に書いたように点字楽譜の入手に制限が有ることや、(これの方が真実化もしれませんが)なかなかその点字楽譜を扱える能力が足りなかったり、私自身の能力が追い付かなかったのかもしれませんが、ピアノの技術がなかなか付かなかったのです。


でも、先生方もやたらに追い込んだりしないで、大きな目で見守っていて下さいました。


そんなこともあり、逆に自由にのんびりピアノに関わり続けることができたのだと思います。


しかし、音大受験への射程が近づいて来た高校時代には、自分の技術的弱点が露わになり、自分の中でのその存在が多くを占めるようになってきたのです。
そして、その弱点はその後も消えることはなく、背負いながら活動してきたのです。

 

転機は2000年にレッスンを受けた、ロストック音楽大学の教授。
毎年のように日本にいらっしゃる度、聴いていただいております。
過去にドイツでその教授の下で研さんを積まれた方が通訳をして下さるので、安心してレッスンを受けることができるのです。


一度、その通訳をして下さる方と電車での移動の際、『自分としての技術的弱点や技術の習得方法』についての悩みをお話ししたことが有り、それからのレッスンはそれはそれは『手取り足取り』といった感じで、私にとっては技術面、もちろん音楽面に多くの発見をもたらしているのです。

 

昨年9月にその教授が来日された際には、今回のリサイタルのゲストとしてお願いしている佐藤さんにもご協力いただき、フランクのソナタのレッスンを受けました。


このような素晴らしい指導者に出会い、それが継続的に続けられているからこそ、
今回のような難解な曲ばかりのリサイタル(自分にとってかなり背伸びしたものではありますが)を『自分への挑戦として企画してみよう』などと言う気持ちになったのだと思います。

 

この3月にもその教授は再度来日の予定だったのですが、コンサートのスケジュールによりそれは実現できなくなってしまいました。


しかし、運の良いことに、先ほど書きました通訳の方の御学友の「ベルリン大学の教授」が来日されると言うことで、この4月10日にレッスンしていただく機会に恵まれました。


今回は、私のソロ曲を聴いていただきました。
レッスン時間はそれほど多くはなかったので、駆け足でしたが、たくさんのことを受け取ることができました。


これから、それらを自分の物になるよう、ますます励まなければと、心を新たにしているところです。
そして、その成果の一端でも今夏のリサイタルで、お届けできればと思っています。
 

ベルリン音楽大学教授によるレッスン風景

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