プロジェクト概要

震災犠牲者を悼み、福島の再生を祈ることをテーマとした

神楽「未来の祀り ふくしま」を制作し、福島稲荷神社で発表したい!

 

はじめまして!福島県福島市に住んでいる詩人、和合亮一です。東日本大震災直後から『詩の礫』という詩を書いて発信しております。この度、震災後の福島を生きる私たちが、希望を祈り、真実を伝承していくために、震災を題材にした全く新しい創作神楽を発表する祭り「未来の祀りふくしま」というプロジェクトを立ち上げました。神楽は日本のなかでも古い起源を持つ民俗芸能で、神社で神座に神を迎え、その前に人が集まって演じる歌舞を指します。

 

2015年8月23日(日)に、福島市「福島稲荷神社」境内にて、避難区域である川俣町山木屋地区の伝承創作太鼓である山木屋太鼓のみなさん、世界一のタイトルを持つ口笛奏者の柴田晶子さんや公募の舞い手さんたちなどと共に、鎮魂と再生の祈りを込めた全く新しい神楽「ふくしま未来神楽」を創作し奉納します。

 

神楽のお面などの小道具や舞台装置の製作費・管理維持費など100万円が必要です。福島を生きる私たちが鎮魂と再生の文化を伝承するために、どうか応援をよろしくお願いします。

 

(2015年5月3日に南相馬市鹿島区北海老の山田神社に行われた

「ふくしま未来神楽 第一番 白はだし」奉納の様子)

 

 

福島に生きる人々と、共に鎮魂と再生の文化を創っていきたい

 

私の詩を詠む活動『詩の礫』は、自分を含めて被災した人々とともにありたいという思いと、福島以外の地域の人々に、福島の人間が暮らしている生の声を届けたい、という思いではじめた活動でした。震災後の四年間、個人としての活動を中心に行ってきましたが、この度、地域の皆さんと共に、福島から鎮魂と再生の文化を立ち上げたいと考えました。

 

そこで、長く継続することが可能で、多くの人が楽しみに参加でき、復興へと続く鎮魂と再生の真剣な祈りをこめられる活動を行おうと決めました。その結果、「伝統芸能」、そのなかでも「神楽」がぴったりなのではないかと思い至ったのです。

 

(神楽を披露する様子)

 

 

生きている方に力を与える「魂ふり」と

亡くなった方に想いを捧げる「鎮魂」の二つの顔を合わせ持つ神楽

 

神楽は日本のなかでも古い起源を持つ民俗芸能で、神社で神座に神を迎え、その前に人が集まって演じる歌舞を指します。神楽には、生きている人々に力を与える「魂ふり(たまふり)」という概念があります。そしてまた、亡くなった方に思いを捧げ、魂を鎮める「鎮魂」の意味も持っています。

 

今の福島には、生きてあるものにとっての祭り、つまり、力を交し合い、エネルギーを感じあう、分かち合う、ことと、亡くなった方へ思いを捧げるレクイエムの文化との二つが必要であり、それを実現できるのが神楽だと考えたのです。

 

(神楽を披露する様子)

 

 

福島での記憶に想いを巡らせ、涙が零れ落ちる人も


ふくしま未来神楽を最初に奉納したのは、今年2015年5月3日です。津波で多くの方が命を亡くされ、社殿も失った南相馬市北海老地区の山田神社さんの再建立を記念した植樹祭の開行式プログラムでの奉納を、森幸彦宮司さんからお声がけいただきました。

 

当日は五百人ほどの地元の方が集まり、ふくしま未来神楽第一番の奉納が終わると、涙を流して、「震災後いろんなことがあったけれど、想いを巡らして、涙が止まらなかった」、という感想をたくさんの方からいただきました。その様子を見て、やはり、未来神楽は、福島の様々な神社で奉納されなければいけないと思いました。 

 

(神楽を披露する様子)

 

 

神楽の衣装やお面は、第一線で活躍中の福島に思いを寄せる方々に依頼

 

当日神楽の奉納を行う福島稲荷神社は、かの陰陽師安倍晴明の創建と伝えられています。そのため、晴明の福島への思いをテーマに据えた創作神楽や、観客参加型の「きつねおどり(創作踊り)」、竜や鬼が登場するダイナミックな舞や、心に響く唄や演奏などで構成する予定です。

 

新鮮な世界観を構築するために、出演者や、公募の舞い手さんたち(30名程度)に着ていただく衣装を第一線で活躍するデザイナーの飛田正浩氏(spoken words project(スポークン ワーズ プロジェクト))に、神楽のお面デザインを福島出身でコマ撮り映像制作の現場で、全国各地で活躍するワタナベサオリ氏に、お面の制作を福島県三春「デコ屋敷」大黒屋二十一代目の橋本彰一氏に依頼しました。

 

お面のデザイン案

(神楽創作お面のデザイン案)

 

 

ふくしま未来神楽の上演が、福島に関わる全ての人たちの心の拠り所に

 

「ふくしま未来神楽」を上演・奉納することによって、被災した人々の心に拠り所を形づくり、灯りを照らすことが出来ればと思います。また、福島に住む、福島に関わる子どもたちが、神楽に参加したり、神楽を懸命に創りだし演じる大人の姿を見て、未来への希望を抱いてくれることを願います。

 

また、こうした活動を次の世代の子供たちにも引き継いでいきたいとも考えています。そこで、今後30年間、毎年継続してこのイベントを行おうという、ちょっと高めの目標も掲げてみました。この祀りを継続していくことで、福島に新しいコミュニティが創発され、未来の福島の人々の希望の礎となっていくことを望みます。

 

進みゆく復興と止まったままの時間。二つの顔を持つ現在の福島から、少しでも明るく躍動する話題を発信していきたいと考えています。どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

(写真左:和合亮一 右:福島稲荷神社 丹治正博宮司)

 

 

未来の祀りふくしまの詳細:

 

8月21日(金)18:30-20:30(予定)
「共に生きる命~ペットの同行避難」

会場/福島市 長楽寺(禅堂) ゲスト:八神純子さん他


8月22日(土)
①僕らの未開 「柴田元幸さん(翻訳家)×けもの(ギターとピアノのデュオ編成の予定)」

開演/18:00 終演/19:00 会場/福島稲荷神社

※有料(1,500円を予定)

※雨天時はNTT東日本福島支店大町ビル 柴田元幸さんが訳された物語の朗読と「けもの」による音楽の演奏

 

②影絵芝居奉納「ヘビワヘビワ~南相馬市小高区大悲山の大蛇伝より~」

開演/19:15 終演/20:15 会場/福島稲荷神社
※雨天時はNTT東日本福島支店大町ビル
※入場・観覧は無料。古式にのっとり、おひねり制を予定。


●演者:
川村亘平斎(影絵師/ガムラン奏者)
東北芸術工科大学学生・教職員有志
演奏:GO ARAI(音楽家/バイオリン奏者/シタール奏者)
企画:宮本武典(キュレーター/東北芸術工科大学准教授)

 

③シンポジウム「あの日から私たちが考えてきたこと、考えたいこと」

時間/15:00-17:00 会場/NTT東日本福島支店大町ビル

※無料 ※パネリスト 若松英輔さん(批評家)、柳 美里さん(南相馬市に移住した芥川賞作家)、開沼 博さん(社会学者) ※司会 和合亮一(詩人)

 

8月23日(日)
①シンポジウム「神楽を巡って」

時間/16:30-18:00 会場/NTT東日本福島支店大町ビル ※無料

※パネリスト 懸田弘訓さん(福島県民俗芸能学会調査団団長)、森 幸彦さん(伊勢大御神宮司/福島県立博物館専門学芸員)、丹治正博さん(福島稲荷神社宮司)、鎌田東二さん(宗教学者/京都大学) ※司会:和合亮一(詩人)

 

②「ふくしま未来神楽 第二番」

時間/18:30~ 会場/福島稲荷神社境内 ※無料

和合亮一作の創作神楽を上演します。朗唱・笛・鈴・太鼓(川俣町山木屋に伝承する太鼓演奏)や世界一の口笛奏者柴田晶子さんの演奏にのせて、舞い手が舞います。舞い手は伝統衣装を踏まえた創作衣装を装着する予定。観客参加型の創作舞踊「きつね踊り」も行う予定。  

 

ホームページ:http://www.mirainomatsuri-fukushima.jp/

 

 

 

引換券について

 

■ サンクスメール

■ ホームページにお名前掲載(希望者のみ)

 

■ オリジナルてぬぐい

「未来の祀り ふくしま」のロゴマークをあしらったてぬぐいです。

 

■ お神酒(福島の地酒)

福島県は造り酒屋さんも多く、酒どころです。その中からセレクトした地酒を、お祭りお神酒としてお送りします。

 

■ 銘菓・くるみゆべし


■ 三春デコ屋敷オリジナル民芸品

張子人形で有名な三春デコ屋敷大黒屋さん作成のオリジナル民芸品です。

 

■ 当日の神楽の舞を納めたDVD

当日の神楽の舞を録画したものをDVDにしてお送りします。

 

■ 当日神楽の衣装とお面をつけて写真を撮影できる権利(ペア)

 

■ お名前入りのぼりを会場に掲げます(希望の方のみ)

会場に掲示予定のロゴマーク入りのぼり旗にお名前を入れさせていただきます。


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