新型コロナウィルス感染症インド緊急支援

 

ご支援者の皆様へ

日本は寒さも厳しく　コロナも急増し　大変な冬ですね。

一日も早い収束を祈るばかりです。

どうぞくれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。

デリーの感染者数は一日で約８０００人。　土日ロックダウン・プライベートオフィスの出勤停止・休校・レストランはテイクアウトのみ等　しばらくこの状態が続きそうです。

それに加えて　今年の冬は異常気象。　雨がとても多く１２０年ぶりの降雨量となり　ジメっとした寒さで

厳しい状況が続いています。

 

１月２４・２５日の両日で支援物資３０袋をI.S.B.T(バスターミナル)付近とニラジ宅で配布致しました。

今回の配布はコロナ感染を避けながらの配布なので　１回の配布を１０袋づつにし　人が沢山集まらないようにしました。

 

マジュヌカティラからほど近いところにI.S.B.Tという大きなバスターミナルがあります。　

幹線道路がいくつも通り　その道路と道路の間の中央分離帯に貧しい人々が住んでいます。

勿論住んではいけないのですが　警察は黙認しています。

３本の道に挟まれた三角地帯に２０世帯が暮らしていました。

 

車が止められないので配布が難しいのですが　

Uターンのできる見通しの良い場所だったので２日間に分けて２０袋を配りました。

　　

　　　　

ここに住んでいる人たちはネパール人。とてもシャイで素朴な方々でした。

カメラを向けると顔を隠したり　恥ずかしがって逃げちゃう方もいて…インド人と違います。

　　　

　

　　

子供たちが元気なので一安心。

　　　　　　　　

支援袋を渡して帰ろうとすると　「中を見て行って下さい」と案内されました。

下水もなく水はけの悪いところで暮らしていました。

動画でご覧ください。

 

 

 

次は　信頼できるメイドさんにお願いして　厳しい状況にいる女性たちに声をかけてもらいました。

時間を決めてニラジ宅に　取りにきて頂きました。

メイドさんの多くはスラムに暮らす貧困層。　地方からの出稼者も多いです。

コロナで仕事が減り　収入が少ない上に　物価が急騰しているので　生活に困っている方が増えています。

一旦は地方に帰ったものの　田舎では更に仕事が無く　コロナが蔓延して危険でも都会に出てくるしかありません。

コロナ以前は　実家に仕送り出来ましたが　今は自分が生きていくので精一杯。

更にご主人をコロナで亡くしたり、長兄が亡くなった為　年老いた両親の生活を見なくてはならなくなったりと

お話を伺っているだけでも胸が痛みます。１０人の方に配布しました。

　　　　　　　　　　

ご支援者様のお陰で多くの方々が助かっています。本当にありがとうございます。

支援袋の配布は　後１００袋を配布し　完了です。

１月中に配布を終え　２月４日までに完了のご報告をする予定でしたが、コロナ感染者が急増しているため延期致します。

２月中の配布完了を目指して調整しますので　ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

どうぞ皆様も　お体ご自愛くださいますよう。

Dharma Serviｃe Worker 拝