世界初、レーザ視覚支援機器を盲学校に届けたい!

支援総額

5,252,000

目標金額 5,000,000円

支援者
211人
募集終了日
2022年2月12日

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2021年12月28日 15:23

2014年のハイプサイクルとレーザ網膜投影アイウェア

 ハイプサイクルとは、ガートナー社が作り出した「先進テクノロジーが、その誕生から社会への実装までに、例外なく辿る(苦しい?)過程」を描いたものです。ご存じの方も多いと思いますが、

   ・黎明期(Innovation Trigger)

   ・過剰な期待のピーク(Peak of Inflated Expectations)

   ・幻滅期(Trough of Disillusionment)

   ・啓蒙活動期(Slope of Enlightenment)

   ・生産の安定期(Plateau of Productivity)

の5つの段階から構成されていてます。

 2014年、我々が作ろうとしていた眼鏡型レーザ網膜投影アイウェアは、ハイプサイクルの中の「ウェアラブル・ユーザ・インターフェース」に相当し(上の図の赤線)、この技術分野には過剰な期待のピーク、謂わば「世間の注目の高まりと過度の興奮と非現実的な期待」が生じていました。

 当社もその興奮のさなか、2014年4月に眼鏡型試作機を完成、同年6月の東京大学生産技術研究所一般公開で初の動展示をしました:

https://www.qdlaser.com/uploads/2014/06/Press-ReleaseJ-Laser-Eye-Wear-QD-Laser-Inc.20140605-finalfinal.pdf

 このプレスリリースには「QD レーザは、今後、レーザ網膜走査光学系の一層の小型化・低消費電力化を進め、2015 年末に作業支援用(有線)アイウェア、2017 年末に民生対応(無線)アイウェアという 2段階の製品化 と市場展開を進めていきます。これによって、光による人間と情報世界のインターフェースを開拓、ひいては人間と情報世界の融合に貢献します。」とあります。

 うーん、振り返ってみると「過剰な期待の中の前のめり感」が伝わってきます。ちょっと恥ずかしい。技術開発と製品化に実際にかかる時間は、予測や期待の3倍かかるというのも、(菅原)経験則です

 同年、夏になって、上記プレスリリースを見て下さった筑波技術大学(視覚障害者、聴覚障害者のための大学:https://www.tsukuba-tech.ac.jp/)の巽久行先生からご連絡をいただき、初めて視覚障害者の研究教育大学を訪問しました。そして、ロービジョンエイドから始まる医療とヘルスケアへ劇的なPIVOTをすることになります。その話は明日。

 

株式会社QDレーザ 代表取締役社長 菅原充

リターン

3,000


お礼のメール

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QDレーザより、お礼のメールをお送りさせて頂きます。

申込数
164
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2022年3月

10,000


お礼のメール+子供たちの体験談+ロービジョン者への理解を深める書籍

お礼のメール+子供たちの体験談+ロービジョン者への理解を深める書籍

お礼のメール、子供たちの体験談と「視力0.06の世界~見えにくさのある眼で見るということ」をお送りします。※私たちの参考文献の一つです。

申込数
30
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完売
発送完了予定月
2022年4月

3,000


お礼のメール

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164
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制限なし
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2022年3月

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お礼のメール+子供たちの体験談+ロービジョン者への理解を深める書籍

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1 ~ 1/ 12

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