口腔内ポリープの再発を繰り返す保護猫の治療費にご協力をお願いします

こてつの口の中にポリープができてしまった原因は、先天的な歯並びの悪さによるそうです。

つまり、普通にご飯を食べているだけでも、口の中の頬肉を噛んでしまってそれが傷となり、やがてポリープに変化してしまったという診断でした。

猫は人間と違って歯列矯正などはできませんし、自分で物を噛む強さを調節することもできません。

つまり、こてつは物を食べ続ける限り、自分の頬肉を噛む習慣も続いてしまい、ポリープを再発するリスクを抱え続けてしまうのです。

ポリープ摘出手術後、いったんは順調に回復していたこてつですが、術後の経過観察では頬肉に腫れが見られたため、先生と善後策を検討することになりました。

前述のとおり、頬肉の腫れは自分で噛んでしまった傷が原因で、これを放置したままではポリープを再発するのは時間の問題だと指摘されました。

投薬治療が傷の腫れを抑えるのは期待薄という結果が出ていましたので、ポリープ再発のリスクを恒常的に払拭するためにも、抜歯手術に踏み切ったのです。

抜歯手術後の経過は順調で、口の中の腫れも見られなくなりました。

しかし、術前の血液検査で肝胆系の数値が高くなっており、今後も継続的に診察と投薬を続けることになります。

普段は元気に過ごしているこてつですが、まだまだ予断を許さない状況ではありますので、今後もしっかりと見守っていきたいと思っています。