私たちのプロジェクトにお目を留めてくださった皆様、

どうもありがとうございます!AVAN代表の川奈まり子です。

予約購入してくださった皆様からのコメントを拝読し、

深い感動をおぼえると同時に、意気込みを新たに致しました。

業界内で既存の法人の枠を越えて個人事業主の団体を作り、

権利を主張していくことで、自分たちの手で自分たちの尊厳を守ること。

AV業界で、これを成し遂げたいと思い、私はAVANを設立しました。

 

今、アダルトビデオに限らずどの産業においても、

働く人々の権利・人権は充分に保障されているとは言えず、

労働搾取や働く人の貧困化など、課題は山積しています。


AV業界にも、末端で働く人々の人権への配慮を構造的に

保障していく仕組みは、未だかつて存在しませんでした。

社会的経験の浅い若い出演者に対する権利の軽視が、

昨今の出演強要問題につながったのだと思います。


この問題を解決すれば、強要被害を未然に防ぐことが出来ます。

そればかりでなく、AV実演家が発言力を得て、

自分たちで産業を牽引していく、そんな未来が拓けるかもしれません。

 

実演家が力を持つことによって、人権に配慮のある業界に生まれ変わり、

業種そのものがもっと社会に容認されるようになれば、
産業自体に新しい展望が開ける、そんな可能性もあると思います。

 

今回のAV問題には、現代の日本が抱える複数の課題が凝縮されています。
表現の自由について、差別について、

労働問題について、社会的な階層間の断絶について。


階層間の断絶を例にあげれば、AVが好きでよく見ているという方でも、

AVに出演したり制作したりする人たちは、ご自分からは遠い存在で、

あくまで画面の中だけにいるものだと感じていることが多いと思うのです。


見ない、嫌いだという人にとっては、AV実演家はさらに遠くて、

異星人か何かのように感じられていて、恐怖や侮蔑、

あるいは無視や排除の対象にされがちです。
こういうことはAVに限らず、社会の各層に見られます。


自分とはまったく違う職業、異なる収入層、あるいは人種や居住地域が

違うときに断絶が生じ、心理的も、場合によっては物理的にも完全に住み分けて、

お互いに想像力が欠如してしまう。
お互いを思いやる必要は日常の中では感じられず、あえて違う階層から接近するのは

勇気がいることです。しかし弱者の権利をないがしろにすれば、いつかは自分の身に

はねかえってくるのです。少し想像力を働かせればわかることです。

AV問題が、まさにそれを物語っています。


差別の対象は常に弱者で、そして弱者を犠牲にすれば、

いつかは自分たちの利益を減らすことになるのです。
だから、AVANのクラウドファウンディングに参加してくださる方というのは、

思慮深くて、勇気がある人たちだと思います。


今、世間にいちばん足りないのは勇気と想像力かもしれません。
皆さんの勇気と想像力を分けていただくことに、心より感謝と尊敬の念を捧げます。

 

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