支援総額
目標金額 15,000,000円
- 支援者
- 378人
- 募集終了日
- 2023年7月31日

子どもの権利サポーター募集|子どもには労働ではなく教育を。

#子ども・教育
- 総計
- 1人

15周年、新たなる挑戦|「生育格差」を乗り越える宿泊施設の運営

#子ども・教育
- 現在
- 11,315,000円
- 支援者
- 334人
- 残り
- 36日

緊急支援|岩手県大船渡 山火事被害へのご支援を

#災害
- 現在
- 7,027,000円
- 寄付者
- 731人
- 残り
- 41日

困難を抱える女性に元気を。学び/遊び/作り場建設|かにた婦人の村

#医療・福祉
- 現在
- 13,383,000円
- 寄付者
- 260人
- 残り
- 15日

膵がん早期診断へ向けた、血液を用いる新たな診断法の開発

#医療・福祉
- 現在
- 9,586,000円
- 寄付者
- 204人
- 残り
- 26日

命を救うヒーローを増やそう!ー医学生たちの挑戦ー

#子ども・教育
- 現在
- 1,740,000円
- 寄付者
- 91人
- 残り
- 39日

病名すら知らないまま、死にゆく命を救う|新小児病院完成まであと一歩

#子ども・教育
- 現在
- 17,045,000円
- 寄付者
- 165人
- 残り
- 36日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【支援者数 406人】
※システム上での支援者人数は、直接お預かりしたご寄付を人数どおり反映ができず、実際の人数と異なります。そのため、実際の支援者様の総数をこちらに表示しております。多くの皆さまからのご支援に感謝申し上げます。
目標金額達成!ありがとうございます!
ネクストゴール「1000人とつながる」に挑戦します
7/27に、目標金額の1500万円を達成しました。ご寄付や情報拡散などで応援いただいたみなさん、本当にありがとうございます!!
みなさんから託していただいた想いとともに、児童労働のない、子どもの権利が守られる社会を実現するための活動を進めてまいります!
クラウドファンディングはあと4日、最終日の7/31(月)23時までACEは挑戦を続けます。
25年間活動を続けてきて実感しているのは、自分たちの力だけでは児童労働をなくすことはできない、ということです。
ACEはこれまでも協力してくれるいろいろな方々が持つ力を引き出し、それらをつなげ、シナジーを生み出すことで、よりダイナミックな変化を生み出してきました。
すべての子どもの権利を守るための、社会を変えるためのたくさんの仲間が必要です。
そんな想いで今回のクラウドファンディングでは、1000人の方とつながる(1000人からご支援をいただく)ことをもう一つの目標に掲げてきました。これを「ネクストゴール」として、7/31までご支援の輪を広げていきたいと思います!
引き続きご支援や、周りの方へのシェアなどで応援していただけたらとても嬉しいです。最後まで、どうぞよろしくお願いします!
児童労働、虐待、暴力…。
なぜ、子どもたちが
苦しみ続けなければいけないのでしょう?
「子どもには人として大切にされ、
尊重される権利がある」
「子どもの権利」が
日本でも、世界でも、理解されず、
後回しにされているからではないか。
そう私たちは考えました。
人生の18年間の「子ども時代」。
貴重な時間を、
遊んで、学んで、笑って過ごせるように。
そんな願いで活動を続け、
25周年を迎えた私たちACEは、
子どもの権利を
世の中のあたりまえにしていくことを目指し、
子どもの権利を守るシステムを作り、
強化する推進力になるために
活動資金を必要としています。
私たちが描く未来を、一緒につかみませんか。
なぜいま、子どもの権利?
子ども一人ひとりが人として大切にされ、尊重されるべき。
1989年、過去の戦争で多くの子どもが犠牲になった反省から、子どもの幸せを願い、国として子どものあらゆる権利を保障する「子どもの権利条約」が国際条約として誕生しました。
日本は1994年、世界で158番目に批准しましたが、子どもの権利を包括的に保証する国内法の整備は、長年行われませんでした。それが日本国内での認知度の低さにつながっていると思います。
私たちの活動は、ガーナやインドの児童労働の撤廃のための活動が中心ですが、ふと足元の日本を見てみると、少子化にも関わらず、子どもたちが幸せになっていない現状がありました。
もしかしてこれは、「子どもの権利」の理解がないからではないか。
日本の中で「子どもの権利」を根付かせる必要があるのではないか。
そう考えた私たちは、2019年「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」を立ち上げ、子どもの権利を保障するための法律の制定に向けて活動をはじめました。
https://crc-campaignjapan.org/
こうしたさまざまな市民社会組織の働きかけが、こども家庭庁設立に向けた動き、「こどもまんなか」を掲げた与党の政策のタイミングを捉え、2022年6月、「こども家庭庁設置法」と「こども基本法」が国会において可決、成立し、2023年に発足、施行されました。
画期的なのは、子どもの権利条約が大切にしている4原則が、こども基本法の「基本理念」に反映され、日本の子どもの政策は、子どもの意見を聴いてつくるべき、という考え方に則ったことです。
「どの子どもも(差別なく)」「子どもの最善の利益」「生命・生存・発達の権利」「子どもの意見の尊重」を、あらゆる子どもがかかわる場面で実践していくのだ、という方向性が示されたことは、大きな転機だと思っています。
この子どもの権利条約のもととなった「子どもの権利に関する宣言」がはじめて国際的に人権に関する文書として国際連盟に採択されたのが1924年。来年、100周年をむかえます。
日本の子どもの権利も、世界の子どもの権利も。
一人ひとりの子どもが、しあわせな子ども時代をおくれるための、制度と整備を。
ACEは、一人ひとりの状況に向き合いながら、子どもの権利を守るシステムを構築していく、そんな活動の展開をはじめています。

児童労働、子どもの権利とSDGs
児童労働は、子どもの権利を奪います。児童労働の問題が解決されないかぎり、子どもの権利を保障することは不可能です。
そして児童労働を解決する活動は、多くのSDGsのゴール達成にも寄与しています。
教育を受けられることは、どのような国、家庭に産まれても、国が保障すべき子どもの権利です。SDGsの目標4でも無償で質の高い教育が差別なく受けられることを目標にかかげています。
子どもたちが学校に行けないのは、学校が遠い、授業内容がわからない、などの教育の質や量に関係することだけではありません。「働いて、家族を支えなくてはならない」という事情があるからです。
どのように子どもの権利が侵害されているか、元児童労働者であるゴッドフレッドさんが書いた詩から、読み解いてみます。
元児童労働者 ゴッドフレッドさんの詩
「ものすごく大変な仕事をする小さな手」より
それは家族経営のカカオ農園の手伝いから始まった
家族の面倒をみなければならない母のために
ぼくはカカオ農園で仕事をするようになった
カカオ農園でものすごく大変な仕事をする小さな手
どうして子どもが苦しまなくてはいけないの?
教育を受ける権利だけではありません。子どもには、遊ぶ権利、休む権利もあります。
児童労働をしている子どもたちは、本来子どもとして遊んだり休んだりする時間をも、働くことに使っているのです。
どうして子どもがカカオ農園で働かなければならないの?
なぜ毎日こんなことをしなくちゃいけないの?
夜明けから日暮れまで、この小さな手で
こんな毎日にうんざりだ
カカオ農園の児童労働をやめさせろ
子どもにとって最善を考えること、そして子どもの意見を尊重することを、子どもの権利を保障する側であるおとなに、子どもの権利条約は求めています。
しかし、児童労働を子どもに強いなければならない家族にとって、それはとても難しいことです。
あの人たちは、ぼくたちの気持ちがわからないようだ
子どもは子どもとして見られていないみたいだ
子どもたちは、言葉で表現する以上に、心で苦しんでいる
こんなことをさせるあの人たちは
さいばんにかけられるべきだ
こんな毎日にうんざりしている
毎日味わう傷み、疲れ、苦しみ
でも誰がぼくたちのいうことを聞いてくれる?
誰が心配してくれる?
ぼくたちの声は届いていないのだろうか?
児童労働をやめさせろ
過酷な状況で長時間に渡ることもある児童労働は、子どもから健康的に育つ権利を奪います。途上国においては、ただでさえ病院へのアクセスが整わない中で、怪我や病気は命を落とすことにも直結します。
危険有害な労働から守られること、搾取されないことも、子どもの権利条約で保障されている権利です。
SDGsの目標8ターゲット7では「2025年までにあらゆる形態の児童労働を終わらせる」という目標が掲げられています。
お願いだから誰か助けて
ぼくたちの尊厳を取り戻すのを助けて
ぼくたちの権利を守るのを助けて
学校に行って教育を受ける権利
どうか勇気を出して発言してほしい
どうか勇気を出して
助けを求めているひとたちを助けてほしい
声がかき消されてしまっているひとたちを
泣いて苦しくて息ができなくなっている
こんな毎日にうんざりしている
児童労働をやめさせろ
ぼくたちは、ものすごく大変な仕事をしている、小さな手だ
プロジェクトにかける想い
ACE代表 岩附由香より
私が子どもの権利条約のことを知ったのは、ACEを立ち上げるきっかけとなった「国際子ども権利センター」でのボランティア活動を通じてでした。子どもたちの意見が「聴かれる権利」があることを衝撃を持って知り、それを行使する子どもたちの活動に携わりました。
それ以後25年間、児童労働の撤廃と予防に取り組んできましたが、5年ぐらい前から「やっぱり子どもの権利が大事」という想いが強くなってきました。
子どもは1人の人であり、意志があり、権利がある。そして子どもだからこそ守られなければならない権利があり、国がその権利を保障する責任がある。
実は、「児童労働は必要悪で、仕方がない」との考え方に触れたとき、ここで共有されていない前提とは「どの子どもにも権利がある」という考え方、感覚なのではないか、と気づきました。子どもの権利を理解し、尊重しようと思うことが、児童労働の解決にもつながると考えたのです。

2017年に改定したACEのパーパス(団体の存在意義)も、「子ども、若者が自らの意思で人生や社会を築くことができる世界をつくるために、子どもや若者の権利を奪う社会課題を解決する」ですし、ACEのサポーターの名前も「子どもの権利サポーター」に改称しました。
自分の意思に反して、または状況的にいやと言えなくて、子ども時代を過酷な労働に費やさなくてはいけない児童労働をしている子どもたち。
自分らしくあることができず、息苦しさを感じている子ども、家庭環境の厳しさから「自分の可能性を試す機会」を逃している子どもたちや、暴力にさらされ、しんどい想いをしている子どもたち。
こうした状況にある子どもたちは、自分がどんな花を咲かすことが出来るタネを持っているのかを知ることも、能力を開花させる機会にも恵まれず、その子ども時代が過ぎてしまいます。
子どもの可能性が花開かれないことは、子ども本人にとっても、社会にとっても、大きな損失です。
子どもの問題は社会の問題であり、システムの問題です。
システムを作る法律、制度、人々の考え方や、慣習、そういったものを変えていくことにも、ACEは取り組んでいます。
子どもや家族を含む、地域コミュニティの人たち自身の変化とシステムの変化を同時にサポートし、課題と関係している組織と一緒に取り組むことを通じ、私たちは共に学びながら子どもを取り巻く世界そのものの変化を推進しています。
25周年を迎えたACEは現在パーパスの改定に取り組んでいます。
この変化の激しい世界の中で、私たちに求められ、果たせる役割は何か、を探求しながら活動を続けるACEへの応援を、ぜひよろしくお願いします。
ACEのアクション:
児童労働の撤廃と予防
ACEは、児童労働の撤廃を活動の目標としてかかげています。SDGsでは「2025年までにあらゆる児童労働を終わらせる」ことが目標とされていますが、現在その達成はかなり危機的な状況です。
紛争、気候変動、干ばつなどによってさらに厳しい状況に置かれる家族が増える中、新型コロナウイルス感染症のパンデックがさらに追い打ちをかけ、児童労働の増加が懸念されています。
児童労働の現状
・18歳未満の子どもによる「最悪の形態」(強制労働、子ども兵、売春、不正な活動、危険有害労働をさせられること)の労働、また働いても良い年齢(就業最低年齢、原則15歳)に達していない子どもの労働が「児童労働」(2つの国際条約により規定、世界共通)
・世界で推計1億6000万人(*12021年発表、ILO/UNICEF)。5歳から17歳の子どもの10人に1人の割合。
・サハラ以南アフリカが半分以上を占め、人数の増加傾向が顕著で、割合も4人に1人。
・農業分野が7割。
・先進国が生産・消費しているモノの原材料を辿ると児童労働があることも。日本に輸入されている電気製品、魚、衣料品、ソーラーパネル、テキスタイル(生地)などに現代奴隷があるとNGOが指摘*2。
活動①:インド・ガーナ
コミュニティ単位の児童労働の撤廃プロジェクト
コミュニティ単位で数年間をかけてすべての子どもが児童労働から解放され学校に行けるよう支援するプロジェクトです。
それぞれ現地NGOをパートナーとし、2004年からインドで、2008年からガーナで、学校や行政とも連携しながら、子どもと住民が参加し児童労働があった場合に対応できる力をコミュニティに培ってきました。
これまで2566人の子どもを児童労働から解放し、13,500人の教育環境を改善してきました。
現在行っているプロジェクトは以下の通りです。
【スマイル・ガーナ プロジェクト】
日本に輸入されるカカオ豆の約8割は、ガーナ産*3。そのガーナのカカオ生産地域で、パートナー団体CRADAと行っている活動です。複数の日本のチョコレート関連企業の支援も受けています。
①子どもの保護と教育支援
学用品支給、教員トレーニング、給食、子どもの権利クラブ
②貧困家庭の収入向上支援
カカオ栽培技術指導、米栽培など他の収の確保
③地域の能力開発
ボランティアの子ども保護委員会の立ちあげと保護活動、条例の制定など
【ピース・インド プロジェクト】
コットン畑での児童労働は女の子が多く、大量に使われる農薬による健康被害が懸念される危険・有害な労働です。政府の取り組みにより改善がみられるものの、児童婚の課題もあることから、女子の自立支援にも力を入れ、パートナー団体SPEEDと取り組んでいます。
①子どもの保護、地域への啓発と能力強化
啓発活動、地域住民や若者による子どもの保護、委員会の立ち上げ
②ブリッジスクール(補習学校)運営、学校改善
ブリッジスクールから地元の学校への編入を促し、就学をサポート
③女子の自立支援
④収入向上支援
日雇い労働で不安定な収入状況の家庭への家畜支援やスモールビジネス支援
活動②:ガーナ
児童労働フリーゾーン制度
ガーナ政府が国の制度として導入を進める「児童労働フリーゾーン(CLFZ)」とは、児童労働の予防と解決のための仕組みが構築されている地域を指します。
ACEは2018年11月から2020年3月にかけて、デロイトトーマツコンサルティング合同会社とともに、ガーナ雇用労働関係省と専門作業部会が進める、CLFZガイドラインの策定作業を支援してきました。
2020年10月より2022年6月にかけて、国際協力機構(JICA)の委託事業「ガーナ共和国カカオ・セクターを中心とした児童労働に係る情報収集・確認調査」を実施しました。
政府、企業、援助機関とも連携しながら、ガーナ国内で児童労働フリーゾーンを確立させていくことにより、ガーナでの児童労働撤廃を目指しています。
活動③:
アドボカシー(政策提言)と啓発活動
児童労働は、先進国も関係する複雑なグローバル課題です。ACEはG20サミットやG7サミットといった主要先進国が集う機会にも提言活動を行い、先進国の児童労働撤廃へのコミットメントを強める活動を行っています。
また、消費者として、子どもや若者に知ってもらうための教材の作成、本や映画の制作、講師の派遣も行ってきました。
活動④:
企業や他セクターとの連携
企業が児童労働に加担しなければ、児童労働の解決が進みます。国連「ビジネスと人権指導原則」は、サプライチェーンにさかのぼって、人権侵害がないことを企業に責任を持つよう求めています。サプライチェーンの児童労働に取り組む企業を支援し、撤廃へ向けた協働をしています。

ACEのアクション:
子どもの権利を推進
日本の子どもの権利の現状
・1週間に1人の虐待死*4。日本が子どもの権利条約を批准した1994年と比べると105倍にも上る児童虐待相談対応件数*5*6。
・子どもの幸福度、38カ国中20位*7。2013年の調査、31カ国中6位から悪化*8。その一つの要因が、精神的幸福度の低さで、15歳から19歳の若者の自殺率 7.5ポイント(10万人あたり、2013年~2015年3年間平均)に起因。
・子どもの相対的貧困、全国平均13.5%(平成30年)*9、沖縄県は29.9%(平成28沖縄県発表)*10。沖縄県は中学・高校卒業後の進路未決定率、高校中退率、若年無業者率、非正規就業者率が全国1位。
・ 子どもの権利条約について「聞いたことがない」割合は、子ども約3割、おとなは約4割*11
・国連子どもの権利委員会が「総括所見」にて「子どもの権利に関する包括的な法律採択」を再三、強く勧告。
・2022年6月「こども基本法」成立、2023年4月に施行。
広げよう!子どもの権利条約キャンペーン
2019年にはじまったこのキャンペーンは、現在約200団体が加盟する市民社会組織のネットワークになっています。
こども基本法が2023年4月から施行され、各自治体のこども施策の策定にあたり、子どもの声を聴くことが義務となりました。地域での子どもの権利の理解の普及、子どもが参加する仕組みの構築が急務となっています。
キャンペーンでは、こうした目の前のニーズにアドバイザー派遣やセミナーで対応しながら、こども大綱など政府の施策自体が子どもの権利に根差したものになるよう提言を行い、また子どもたち自身の声を届けるための「子どもメガホンプロジェクト」を実施します。
ACEは、キャンペーンの活動を支える事務局を務めています。
日本国内での子どもの権利普及、促進
【子どもの権利ワークショップ開発】
児童労働について学校で取り組める教材を開発してきた経験を活かしながら、子どもたち自身が権利を体感できるワークショップの開発を行っています。
【セーフガーディング普及】
子どもの権利に基づき、組織として子どもの権利を保護する仕組み作りを備える「セーフガーディング」の考え方、実践を、子どもの居場所をもつ団体等市民社会組織等に普及させていきます。
【児童労働の予防】
中学卒業後に就職したり進路未決定の子どもたちや、高校生でアルバイトをする子どもたちが危険有害な労働や違法な労働に巻き込まれないように、「知ってる?働く人を守るルール」など、ACEが作成した中学生・高校生・おとな向け、3種類の啓発資料を配布・活用した取り組みを行っています。
【沖縄における子どもの権利普及】
移動公園、共感的コミュニケーションの手法(NVC)を取り入れたワークショップなどを通じ、子どもや地域のコミュニケーション能力を高め、つながりづくりをしています。子どもの支援者向けの子どもの権利研修の開発・実施を通じ、県内の子どもに携わる人たちの能力強化、ネットワーク化を図ります。
ACEの活動スケジュール
(2023年6月~12月)
【ガーナにおける活動】
<スマイル・ガーナ プロジェクト>
✔︎コミュニティの住民が児童労働をなくし、教育環境を改善するための仕組みづくり
✔︎カカオ農家への収入向上支援
✔︎経済的に困窮した家庭の子どもへの学用品の支援
<児童労働フリーゾーン>
✔︎ガーナ政府が推進する「児童労働フリーゾーン」認定制度の普及に向けた、政府、行政、企業、国際機関、NGO等の連携促進
【インドにおける活動】
<ピース・インド プロジェクト(2023年8月終了予定)>
✔︎児童労働のリスクがある子どもの保護とすべての就学年齢(6~14 歳)の子どものための教育支援
✔︎義務教育を受けていない子どもへの職業訓練支援と困窮家庭の親の収入向上支援
✔︎児童労働のない村の仕組みづくりと地域の児童労働対策強化への働きかけ
✔︎プロジェクト評価と今後の取り組みの検討
<インド・新プロジェクト>
✔︎テランガナ州における地域・コミュニティ単位の児童労働・子どもの権利アドボカシー活動支援
【日本国内での子どもの権利普及のための活動】
✔︎広げよう!子どもの権利条約キャンペーンを通じた、子どもの権利の啓発・普及、子ども支援団体とのネットワーキング
✔︎「こども基本法」に基づいて子どもの権利を保障するための「子ども大綱」、子ども施策の実現に向けた、子ども参加による提言活動
✔︎子どもの権利を普及するための子ども向け教材の開発・実践の普及
✔︎沖縄における子どもの権利・共感的コミュニケーション促進活動
✔︎子どもに関わる組織・人への子どもの権利とセーフガーディングの普及支援、研修プログラム開発
【国際社会・政府への働きかけ】
✔︎国連SDGsサミット、G7、 G20等主要国の会議での児童労働撤廃のコミットメントの強化
✔︎児童労働に反対するグローバルマーチを通じた国際世論の推進
✔︎日本政府への国内外の児童労働への取り組みを強化するための提言活動(Alliance 8.7への参加実現等)
✔︎企業のサプライチェーンや政府の公共調達において、児童労働をなくすための「ビジネスと人権」に関する提言活動
✔︎児童労働ネットワークを通じた提言・啓発活動、労働組合との連携
【持続可能な事業の推進に向けた企業・経営者への働きかけと連携】
✔︎カカオ、コットン、など生産現場での児童労働が多い原料に関連するビジネスセクターとの対話、研修機会の提供、協働促進
✔︎「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」(JICA)における児童労働分科会の共同運営、企業等ステークホルダーとの対話や協働の促進
✔︎企業に対する「ビジネスと人権」に関する研修、ワークショップの実施
✔︎「ビジネスと人権」に関する情報を提供する国内企業向け情報サイトの運営
✔︎グローバルなネットワークへの参加等を通じ、児童労働や生活所得に関する議論への参加と知見の共有
【啓発活動】
✔︎ACE設立25周年記念の啓発イベントを実施
✔︎学校授業や一般市民向け講演への講師派遣
✔︎児童労働について学べるオリジナルワークショップ教材の増刷、普及
✔︎児童労働や子どもの権利を伝えるイベントの実施
✔︎社会課題解決のための子ども・若者のアクション促進
✔︎日本の児童労働を予防するための啓発活動(中学生・高校生・おとな向け、3種類の啓発資料の普及)
✔︎児童労働に関する啓発キャンペーン(児童労働ネットワーク)
上記の活動を行っていくために、皆様からのご支援が必要です。ご支援という形でACEと一緒にアクションをよろしくお願いいたします。
昨年行ったプロジェクトの実績については以下をご覧ください。
ACEについて
団体名:特定非営利活動法人ACE(エース) 英語名称:Action against Child Exploitation
事務所:東京都台東区(現在スタッフは全員完全在宅勤務で運営)
設立年月日:1997年12月、2005年8月NPO法人化、2010年3月国税庁より認定NPO法人の認定、2015年東京都より認定
組織体制:理事・代表 岩附由香/副代表 白木朋子/副代表・事務局長 小林裕 他4名/有給スタッフ(業務委託含む):19名、インターン5名 (2023年1月現在)
事業内容:子ども・若者支援事業(インド・ガーナ)/日本での児童労働撤廃・予防/アドボカシー事業(政府への政策提言・児童労働ネットワーク事務局)/ソーシャルビジネス推進事業(企業のサプライチェーン児童労働撤廃の連携事業、促進)/啓発・市民参加事業(講師派遣、教材普及、広げよう!子どもの権利条約キャンペーン事務局)/委託事業(JICA ガーナ国カカオ・セクターを中心とした児童労働に係る情報収集・確認調査※2022年6月終了)
財政規模:約2億5,779万円(2022年8月決算)
2023年3月、第6回ジャパンSDGsアワード「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」を受賞しました!本アワード創設以来、NGOとしては初の内閣総理大臣賞をいただきました*12。

【主な活動実績】
✔︎インドとガーナでの国際協力プロジェクトを通じ、子ども2566人を児童労働から救出し13,500人の教育を支援(2009年~2022年)
✔︎ガーナ政府の児童労働撤廃国家計画にある「児童労働フリーゾーン」のガイドライン策定を支援、2020年3月に完成(デロイト・トーマツコンサルティング合同会社と協働)
✔︎2019年G20サミットプロセスの中で、SDG8.7ダイアローグをG20各国の官僚・国際機関を招いて主催、議論の活性化に大きく貢献(メディアスポンサー:ジャパンタイムズ)
✔︎児童労働ネットワークの署名活動(2008年~2018年)を通じ累計242万筆の児童労働取り組み強化を求める署名を集め、政府に提出
✔︎2011年より森永製菓「1チョコfor 1スマイル」との連携、大手メーカー初となる活動地のカカオを使用した国際フェアトレード認証チョコレートの開発(2014年1月)
【主な制作物】
✔︎デロイト トーマツ コンサルティング(同)とオウルズ・コンサルティンググループとの協働で「児童労働白書」を発行(2020年12月)
✔︎児童労働の入門書「わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。」を出版、重版を重ねる(合同出版、2007年、9刷、累計18,500部)
✔︎ACEの活動にまつわる人たちのストーリーを取り上げた「チェンジの扉」を出版(集英社、2018年)
✔︎ドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」(2012年)の製作
✔︎ 詩人・谷川俊太郎さんがACEの活動にインスパイアされて書いた詩「そのこ」ムービーの作成(2010年)・絵本の出版(2011年)
【受賞歴】
第6回ジャパンSDGsアワード「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」受賞(2023)
第2回 The Japan Times Satoyama & ESGアワード「特別賞」受賞(2020)
第8回若者力大賞「ユースリーダー支援賞(団体部門)」受賞(2017)
平成26年度「消費者教育教材資料表彰」最優秀賞/平成27年度同優秀賞を受賞(2016)
第5回エクセレント NPO 大賞「市民賞」受賞(2016)
第4回日経ソーシャルイニシアチブ大賞「国際部門賞」受賞(2016)
NGO組織強化大賞「女性スタッフの登用・活躍部門賞」受賞(2016)
平成26年度「消費者教育教材資料表彰」優秀賞を受賞(2015)
第3回「エクセレントNPO大賞」課題解決力賞ノミネート (2014)
第2回 日経ソーシャルイニシアチブ大賞「国際部門賞ファイナリスト」(2014)
第10回 日本パートナーシップ大賞「準グランプリ」「オルタナ賞」受賞(2013)
第1回 日経ソーシャルイニシアチブ大賞「国際部門賞ファイナリスト」(2013)
米国労働省「児童労働撤廃のためのイクバル・マシー賞」ノミネート (2012)
平成 24 年度社会貢献支援財団「社会貢献表彰」受賞(2011)
ACEは東京都から「認定NPO法人」として認定されています。詳しくは所轄税務署や国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
・個人としての寄付:
「税額控除」か「所得控除」のうち、有利な方を選択できます。一部の住民税についても寄付金控除の対象となる場合があります。
・法人からのご寄付:
「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用されます。
詳細については、ACEのウェブサイトもご参照ください。
SDGs達成への取り組み
目標1 貧困をなくそう
農閑期でも安定した収入を実現し、
必要な社会保護へのアクセスを確保。
▼ACEの活動について
目標2 飢餓をゼロに
小規模農家を支援し、
企業との連携で地域の農業の在り方を変える。
▼ACEの活動について
目標4 質の高い教育をみんなに
地域のチカラを推進し、
無償で質の高い教育を実現。
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
女子差別と児童婚を防ぎ、
職業訓練を通じ女の子をエンパワーする。
目標8 働きがいも、経済成長も
児童労働をさせない、
見守る体制を、コミュニティに作る。
▼ACEの活動について
地域全体で児童労働をモニタリング・予防する仕組みづくり/日本における児童労働の調査・啓発
目標12 つくる責任 つかう責任
企業も消費者も、
児童労働撤廃に貢献できる
ビジネスの在り方へ転換。
目標16 平和と公正をすべての人に
子どもに対する暴力の撤廃、
そして子どもの権利を保障するために。
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
20を超えるネットワーク組織に加盟。
企業/政府等と協働
|データ参照元
*2 https://cdn.walkfree.org/content/uploads/2023/05/17114737/Global-Slavery-Index-2023.pdf
*3 http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/pdf/index_007.pdf
*4 警察庁生活安全局人身安全・少年課 「令和3年中における 少年の補導及び保護の概況」P71 虐待による死亡人数 令和3年 54人https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/pdf-r3-syonengaikyo.pdf
*5 1994年の虐待相談対応件数 1961件 https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/ikuseikon/kondan021003/07shiryou/07shiryou3-2.pdf(令和3年 虐待相談対応件数 207,660件 https://www.mhlw.go.jp/content/001040752.pdf
*6 面前DV等虐待の定義の変化、#189の通報制度の充実等様々な要因も考えられるが、子どもの人口としては大幅に減少してきている中で、件数は増加している(参考近似値:15歳未満の人口 1990年 約2300万人(18.2%)、2019年 約1500万人(12.1%)https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000987725.pdf
*7 ユニセフ・イノチェンティ研究所「イノチェンティ レポートカード 16 子どもたちに影響する世界 先進国の子どもの幸福度を 形作るものは何か」英語版 2020 年 9 月刊行 日本語版 2021 年 2 月刊行 https://www.unicef.or.jp/library/pdf/labo_rc16j.pdf
*8 調査方法の違いもあり、単純比較できない部分もあるが、ランクが下がっていることは、相対的に他国が改善している一方で日本が改善してない可能性もある。 https://www.unicef.or.jp/library/pdf/labo_rc11ja.pdf
*9 <全国>平成24年は全国平均16.3%、平成30年は全国平均13.5% https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/taikou/pdf/r03_joukyo.pdf
*10 <沖縄>平成28年 の沖縄県推計が29.9% https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/kodomomirai/kodomotyosa/documents/okinawakodomotyousa-hinkonritusuikei.pdf
中学の進路未決定率 報道 https://digital.asahi.com/articles/ASP255V6SP25DIFI005.html
高校の進路未決定率 報道 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/699619
若年出生率 について 報道 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/717978
若年無業者率 https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-238910.html
非正規就業者率 報道(新しいデータは2023年7月発表予定)https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/283567
*11 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、人アンケートから見る子どもの権利に関する意識」 (2019年)
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/kodomonokenri_sassi.pdf
*12 ジャパンSDGsアワード https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html?fbclid=IwAR2eLMDTVOfdlEZymmh6a2CFqMHLqKa_NFgeJz17lxWWUBv9ZNORgDtX04c
|プロジェクトに関するご留意事項
・寄付受領書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力したお届け先の宛名と住所となります。
・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
・リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・ページ上の写真は全て掲載許諾を得られています。
- プロジェクト実行責任者:
- 岩附由香(特定非営利活動法人ACE)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
特定非営利活動法人ACEが、世界から児童労働をなくすために必要なあらゆる施策に、他の組織や利害関係者と連携して取り組む(活動費一式)
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プロフィール
ACE(エース:Action against Child Exploitation=子どもの搾取に対する行動)は、児童労働のない、子どもの権利が守られた世界を実現するために活動するNGOです。世界の子どもの10人に1人(1億6000万人)が、働くために学校に行けず、けがや病気の危険にさらされています。子どもの権利を奪うこの児童労働問題に対し、ガーナのカカオ生産地で子どもや家族、コミュニティへの支援を行いながら、児童労働を生まない社会構造をめざして企業・政府とも協働しています。これまでの取り組みが評価され、2023年には第6回ジャパンSDGsアワードにてSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞しました。近年は日本での子どもの権利の普及にも取り組んでいます。
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リターン
1,000円+システム利用料

【学生限定】1,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
★本プロジェクトへのご寄付は税制優遇の対象となります。寄付受領書は2023年10月に送付予定です。
※個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】子どもの権利をあたりまえに!3,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
★本プロジェクトへのご寄付は税制優遇の対象となります。寄付受領書は2023年10月に送付予定です。
- 申込数
- 68
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
1,000円+システム利用料

【学生限定】1,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
●活動報告をメールでお送りします
★本プロジェクトへのご寄付は税制優遇の対象となります。寄付受領書は2023年10月に送付予定です。
※個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料

【寄付金控除対象】子どもの権利をあたりまえに!3,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
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★本プロジェクトへのご寄付は税制優遇の対象となります。寄付受領書は2023年10月に送付予定です。
- 申込数
- 68
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
プロフィール
ACE(エース:Action against Child Exploitation=子どもの搾取に対する行動)は、児童労働のない、子どもの権利が守られた世界を実現するために活動するNGOです。世界の子どもの10人に1人(1億6000万人)が、働くために学校に行けず、けがや病気の危険にさらされています。子どもの権利を奪うこの児童労働問題に対し、ガーナのカカオ生産地で子どもや家族、コミュニティへの支援を行いながら、児童労働を生まない社会構造をめざして企業・政府とも協働しています。これまでの取り組みが評価され、2023年には第6回ジャパンSDGsアワードにてSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞しました。近年は日本での子どもの権利の普及にも取り組んでいます。