はじめまして、「Community Crossing Japan(以下、CCJ)」の荒です。CCJは、首都圏で起こりうる今後の災害に備えた、顔の見える関係=共助のためのコミュニティづくりをテーマに活動しています。今回、今後の災害に備えるため、「Fukushima Community Crossing」では、福島でコミュニティの大切さを学び、人々との縁をつくるためのスタディーツアーを開催します。
災害時の共助のコミュニティの必要性、人との縁の大切さを感じながら、
今後の災害に備えるためのスタディーツアーに多くの人が参加出来るようにご協力お願い致します。
【3月17日に開催したTokyo Community Crossing の一幕。多世代のつながりをつくることを目指している。】
CCJは、東日本大震災の発生から1年が経った2012年3月17日に開催した、都市防災とコミュニティをテーマにしたフォーラム「Tokyo Community Crossing」を前身としています。“コミュニティデザイン”の山崎亮さんや”イザ!カエルキャラバン”のNPO法人プラス・アーツ、greenz.jp編集長のYOSHさん、greenbird代表の横尾俊成さんなどをゲストに招き、首都圏の今後の災害に備えて僕たちがやらなければならないことを、“自助・公助・共助”の観点から考えました。
【都市防災とコミュニティをテーマにしたフォーラム「Tokyo Community Crossing」の様子】
このイベントを開催した経験を踏まえて、私たちは、いざというときに近所で助けあえる、顔の見える関係=共助のためのコミュニティづくりを、今後首都圏及び東海地方に拡げていきたいと考えています。そこでまず私たちは、東日本大震災の経験について、東北の人々記憶を継承し、災害に備えた平時のコミュニティづくりの大切さを学ぶため、「Fukushima Community Crossing(以下、FCC)」プロジェクトを実施します。首都圏から今後のコミュニティリーダーになりうる若者が、<東北でコミュニティの大切さを学び、人々との縁をつくる>ため、2012年9月22日(土)・23日(日)の2日間、福島県いわき市、福島市を訪れ、東北の人々と交流を行います。さらに、今回より多くの方に参加頂けるよう、プロジェクトにかかる費用の一部を皆様からの支援を頂いて実施できればと思います。
②「防災ワークショップ」:首都圏から防災及びコミュニティリーダーとバスツアーで福島に行き、現地での学びをどのように自分たちの暮らしに活かすかを考えます。現在(8/23時点)で決定しているゲストは、防災情報マガジンstandby発行人・横尾俊成さん、greenz.jp副編集長・小野裕之さん、Team iups代表・西丸亮さん、Link with ふくしま代表の菅家元志さんです。
CCJは、「Fukushima Community Crossing」の開催を通じて、首都圏・東海地域に住む若い世代が、コミュニティの大切さに気づくことで、日ごろからご近所の方々との交流を深め、いざという時に助け合える関係性を気づくこと、そしてそのことが地域への愛着と日常生活への安心を生み、ひいては防災・減災につながる備えにつながることを目指しています。
【FCC企画メンバーとイベント参加者の写真】
【支援による効果】
今回READY FOR?のプロジェクトでは、Fukushima Community Crossingの開催にかかる費用の一部を支援者の皆様にご負担頂くことで、一人でも多くの方に参加いただける参加代金に設定させて頂きます。具体的には1人当たりおよそ2万8000円のツアーになってしまうところ、それではあまり多くの方々は参加できないため、1人当たり1万8000円(社会人)として催行できるようにし、たくさんの方々と福島を訪れ、防災のためのコミュニティについて学びながら福島の経済支援を行いたいと考えています。