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インドネシアの記者を招く!災害時の経験を共有し減災に繋げたい

赤阪清隆(公財 フォーリン・プレスセンター理事長)

赤阪清隆(公財 フォーリン・プレスセンター理事長)

インドネシアの記者を招く!災害時の経験を共有し減災に繋げたい
支援総額
353,000

目標 300,000円

支援者
36人
残り
終了しました
プロジェクトは成立しました!
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2014年10月12日 10:09

パネリストからのメッセージ〜「河北新報」寺島英弥編集委員〜

本プロジェクトも残りあと6日となりました。FPCJコイズミです。

これまでの皆さまからの暖かいご支援にスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
…と共に、FPCJシンポジウムの準備はこれからが本番!ということで、今回はパネリストのお一人、宮城県仙台市を拠点とする新聞「河北新報」の寺島英弥編集委員から、シンポジウムに向けた力強いメッセージを頂きましたのでご紹介させて頂きます。

 

-寺島さんとFPCJとの出会いはかれこれ20年前になりますね。
1993年4月、牡鹿半島の沿岸捕鯨の町・鮎川(現石巻市)を、外国人記者37人のプレス(取材)ツアーが訪れました。京都で国際捕鯨委員会(IWC)総会が開かれるのを前に、「伝統捕鯨の窮状を知ってほしい」と私や同僚が連載をしていた河北新報とFPCJがタイアップしたのです。鮎川にとっても歴史的な日になり、欧米をはじめ各国中の記者が地元の捕鯨者や家族、住民と対話し、声をありのままに世界に発信してくれました。

 

-東日本大震災発生からいままで取材を通してみる被災地は。
福島、宮城、岩手3県の被災地を、2011年3月11日の大震災発生直後から歩き、取材してきました。私の郷里、相馬市がある福島県浜通りの相馬地方では、福島第1原発事故による放射能災害のため、震災から間もなく5年目を迎える今なお、多くの住民の避難生活の長期化と人口流出、膨大な地域の除染の難しさ、巨大な壁のようになった風評の被害、農業漁業など生業再生の難航などにより復興は遅れに遅れています。北の宮城、岩手の津波被災地も、沿岸の養殖漁業などが風評被害に苦しみ、水産品の数々が市場を失い、伝統の職を奪われ、膨大な盛り土による再建のまちづくりは完成にまだ遠い。「もう戻らない」という住民の声は被災地の南でも北でも意向調査の多数を占め、希望は見えていません。

 

-復興の過程にある被災地のメディア/地方紙はどんな役割を担っているのでしょう。
河北新報は東北で唯一、被災3県を取材エリアとし、大震災の発生から現在までを現地から報じてきました。本紙記者には、当然ながら東北出身者が多く、津波や原発事故に遭った土地を古里とする当事者であり、被災地の苦境は自らの葛藤、被災地の行方は自らと家族の人生に逃れようもなく重なります。被災地の現状だけでなく、その長い前史を知り、人の営みを内側から知る地元メディアにとって、役割とは何か。それは、「原状」の意味するものを、発表や数字でなく、そこに生きる人の抱える問題を通して考え、その声を被災地の外まで伝えることです。震災3年目から東京のメディアへの被災地の露出は激減し、「3・11」の記念日報道となった観があります。社会や政治の関心は既に2020年東京五輪など、先へ先へと移っています。被災地の人々の「忘れられる」孤立感は深まり、一方で風評の壁は厚い壁のように固定化しています。福島第1原発の廃炉への工程さえ、何十年先まで続いているのか、誰にも分からりません。被災地の人々と共にそこにとどまり、復興とはほど遠い問題山積の現実を「壁」の向こうに、あらゆる手段を用いて発信し続ける-それが役割になりました。

 (流された町の上に膨大な量の盛り土が続いている被災地=宮城県女川町)

 

-シンポジウムでは「東北被災地から世界へ発信」して下さい!
2013年10月、編集に携わる河北新報「かほピョンこども新聞」の取材で、南相馬市原町二中3年(当時)の山中万里恵さんに出会いました。原発事故被災地の福島県浪江町の小学生だった山中さんは家族と避難を重ね、転校先の同校で元気に生活しておられましたが、その心には重い決意があったのです。この年、南相馬市の「少年の主張」大会で発表した文章の一節は、そのまま被災地の人々からFPCJシンポジウムへのメッセージになると思います。『今回、福島県に降りかかった不幸は、1000年に1度の災難(さいなん)なのかもしれません。しかし、今回の震災・原発事故がなかったら、私たちの生活、人生はまったく違うものであったはずです。様々な代償(だいしょう)の上に現在があります。だからこそ、その教訓は今後の日本の災害対策(さいがいたいさく)に活(い)かされなければなりません。またいつか必ず起こる大災害のために。そうでなかったら、私たちの被災体験は無駄(むだ)になってしまいます。そのためにも、震災の記憶を風化させてはいけないのです。』
山中さんは発表文の中で『人は実体験のない物事を理解するためには、ものすごい想像力(そうぞうりょく)を必要とする』と書きました。津波も同様です。大震災を体験した人々、亡くなった人々の命の訴えから出発するものでなくては、「防災減災」も絵空事になってしまいます。
 

寺島さん、どうもありがとうございました。
力のこもった言葉が心に響き、被災地の今が目の前に迫りくる思いがします。
南相馬市の山中さんが書かれたように、防災・減災にはあらゆる人々の「想像力」が問われるのだと思います。「被災地についての思いを絶やさない」・・・皆さんと、そして世界で共有していきたいと思います。

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リターン

3,000円(税込)

・お礼のお手紙
・プロジェクト報告書(記者による報道のコピー付)
・FPCJ年間リポート
・第3回国連防災世界会議バッジセット

支援者
20人
在庫数
制限なし

10,000円(税込)

3,000円の内容に加えて、

・日本アセアンセンター特製クリアファイル
・和歌山県ポストカードセット5枚入り
・三陸復興手ぬぐい(白・紺どちらか一つ)
・宮城県グッズセット
・FPCJ特製エコバッグ

支援者
13人
在庫数
17

30,000円(税込)

1万円の内容に加えて、

・福島県グッズセット
・FPCJシンポジウムご招待状(2名様分)

支援者
2人
在庫数
3

50,000円(税込)

1万円の内容に加えて、

・オールドバティックバッグ(どれか1つ)
・FPCJシンポジウムご招待状(2名様分)

支援者
2人
在庫数
1

100,000円(税込)

1万円の内容に加えて、

・理事長赤阪清隆による出張講演会
※内容、場所、時期等の詳細はご相談の上、決定させていただきます。
※恐れ入りますが、交通費はご支援者様でご負担いただきますよう、お願い申し上げます。
・FPCJシンポジウムご招待状(2名様分)

支援者
0人
在庫数
3

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