胃の中の蛙…外交交渉はいつもKKR（今後・緊密・連携）

日本では、世界のニュースを生で見られる機会はほぼ無くなった。かつてはBS放送でCNNワールドニュースが24時間視聴可能であった。現在は通常の放送では生で見られない。

例えば、日本でも海外の政治家や特使が訪れることがあり、日本の政治家、役人との外交交渉が行われているらしい（見たことないので）。

国民に知らされるのは、外交交渉が終えた後の日本人による日本語のアナウンスだけである。

そこで日々聞く成果発表は、《両国はKKR・・今後とも緊密に連携を…》だけである。

情報公開がないと国民は何が交渉されてどのような内容の取り決めがなされたのか全く不明なのである。

今や日本はすべて、日本語（政府や関係機関）の発表だけで、これでは耳障りの良い内容（といっても、これすら無く、ひたすらKKR）しか発表しないのはあり得ることなのだろう。

日本は情報公開が全く期待出来ないのはご存じの通りである。

私は、一度でいいので《コロナ関係閣僚会議》の実況を聴きたい、観たい。

誰が、どんな内容を、どう主張しているか…興味津々である。どんな会議になって、何がどのように決まったか。これは国民が知る権利があるのは当然である。

真摯に、適切に、寄り添っては…はもういいので閣議・外交交渉など公開でやれない理由などないはずで、自身が選んだ議員や政治家がどのような内容を主張を行っているか？

日本語でしか聞く機会がなければ英語などはオリンピックで使う以外にはない。いまや小学校に英語の授業があり・・結果として、７０才越えても英会話学校に通う。使わないし、使う機会もなく国内から国内向けの●●発表を一方的に知らされる時代に・・（これは８０年位前と…）。

海外には飲み込まれてしまい、《胃の中の蛙、消え行くのみ》である。

毎度外国と連携を深めていくらしいが、どれほど深まったのか・・一度聞いてみたいし、深さも知りたい。