国立大学町最初期の住宅・旧高田邸を記憶に残すカタログを制作!

国立大学町最初期の住宅・旧高田邸を記憶に残すカタログを制作!

支援総額

272,000

目標金額 250,000円

支援者
24人
募集終了日
2015年4月30日

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2015年04月20日 17:06

文筆家としての高田義一郎氏

こんにちは、旧高田邸プロジェクト実行委員会の加藤です。
今回のクラウドファンディングの挑戦、終了まで残り10日となり、目標金額までのご支援の達成率が96%となりました!本当にありがとうございます。あと少し…!



さて、家主であった高田義一郎氏は、医師であり、文筆家であった、とは以前お伝えした通りです。

今回は文筆家であった側面についてご紹介しようと思います。ここでは、プロジェクトメンバーの山本さんが展示にあたって記した文章がとても分かりやすいので、そちらの一部をご紹介させていただきます。


 

高田義一郎の作品には、子供のような自由で無邪気な多方面への探究心と、医師らしく迷信に囚われない曇りのない観察眼があること。それから文章は意外に読みやすくて、教養と同時に飾り気のない気さくな人柄が垣間見えること。きっと読者は、ユーモアとともに、肉声が聞こえてくるような温かみと親しみを感じることでしょう。

 そして我々がもし、次のようなことを述べたとしても認めていただけると思うのです。高田義一郎は、森鴎外や夏目漱石、正岡子規や南方熊楠といった明治の偉大な教養人の系譜を引き継ぐような優れた文人医師であり、大正から昭和初期にかけて活躍した著名な作家達と肩を並べるような存在であった、と。残念なことに、いつしか忘れられた存在になってしまったのですが・・・。


この高田義一郎展を機会に、再び人々が高田義一郎の作品に親しむことを我々は期待しています。そして高田邸が失くなっても、高田義一郎の名がこの国立の町と歴史、文化と共に生き続け、皆さんの財産となることを我々は信じています。

(旧高田邸と国立大学町〜85年の物語〜・展示紹介より)



(旧高田邸2階の書斎で執筆・生み出された作品も多くあるようです)


彼の著作のスタートは、彼の専門であった「法医学」の教科書の執筆でしたが、さまざまな受験指導書から医学の専門書、国内外の探偵小説を紹介し、当時人気を博した「新青年」のような大衆雑誌や婦人雑誌、文藝春秋のような文学的なものまで、幅広い分野で活躍し、人生の表裏のあらゆる関心ごとを面白く、時にユーモアを交えて語った彼の随筆は大変魅力的なものでした。

旧高田邸でのイベント会期中は、義一郎氏の書籍をメンバーで手分けし、集められるだけ集めて展示しました。半自伝的な書籍もあり、彼の人となりを自然と感じることができました。



(医師の立場から独自の切り口で執筆された書籍も多く、読むとその魅力に引き込まれます)

 

今回の公式カタログの中では、これら義一郎氏の著書の紹介もできる限り行う予定です。おそらくカタログができがった時点で、世の中で一番詳しいアーカイブになるのではないか?と思います。旧高田邸ばかりでなく、義一郎氏自身についてもご興味を持っていただければ嬉しく思います。

リターン

3,000


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■お礼のメッセージメール
■旧高田邸オリジナルポストカード3枚組

支援者
4人
在庫数
制限なし

10,000


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■お礼のメッセージメール
■旧高田邸オリジナルポストカード3枚組
■カタログ「旧高田邸と国立大学町(仮)」

支援者
14人
在庫数
16

20,000


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■お礼のメッセージメール
■旧高田邸オリジナルポストカード3枚組
■カタログ「旧高田邸と国立大学町(仮)」
■カタログにスペシャルサンクスとして名前を掲載

支援者
6人
在庫数
4

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