子ども達の健康な未来を支えるラオ・フレンズ小児病院の専門外来継続を
寄付総額
目標金額 4,500,000円
- 寄付者
- 225人
- 募集終了日
- 2024年8月31日
一人として取り残される子がいないラオスへ
今日の活動レポートは、まだ『取り残されてしまっている子どもたちがラオスにはいる』という現状を皆さんにお伝えしたく書きました。
ある村の訪問看護へ行く途中の画像です。稲がまぶしいほど鮮やかな緑で、とても穏やか。こんな穏やかな風景からは、村の中で人々が様々な問題に日々直面しているということは想像もつきませんね。
途中激しい雨が降り出しました。
山道に入るには危険なので、ランチを食べながら少し待つこと1時間。
そろそろ行かれるか・・・と、出発の準備をしていた時に、一人の女性が1歳くらいに見える女の子(Kちゃん)を抱っこして近寄ってきました。一瞬でKちゃんが弱っていることが分かりました。皮膚には多数の湿疹、首の湿疹は感染しているのか出血がじわじわ、顔色は悪い。具合が悪いのかずっとぐずっているし、手足も細く、身体の発達もよくないし、栄養状態もよくない。驚いたのが2歳という年齢。まだ一人で立つことも言葉を発することもない。
何が原因だろうかと、病歴や症状を聞き出していると、ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)に来たことがあることが分かりました。ただ、再診予約の日には来ず、状態が悪くなったのでどうしたらいいのか分からないと相談にきたのでした。貧血があり、その原因究明と経過を診るための再診予約でしたが、行かれなかったと言っていました。
話を聞いていくうちに、この女性は、女の子のおばあちゃんで、お母さんはまだ10代、お父さんとは正式には結婚をしておらず、他県で働いているので、もうしばらく会っていないそうです。
これは、じっくり時間をかけて話も聞かなければならないし、今の病状の原因疾患も早く見つけなければならない状態。今日すぐに病院へ!と決めるのに時間はかかりませんでした。私たちの車で一緒に行くことにおばあちゃんも同意してくれました。肝心のお母さんは?と聞くと、『我関せず』といった感じでおばあちゃんが営む小さなお店の前で近所の人たちと話し込んでいました。これは、Kちゃんだけの問題ではありません。この10代のお母さんにも課題がありそうでしたので、お母さんにも一緒に病院へ来てもらうことにしました。
院内で検査の結果、いくつかの難治な感染症、貧血、重度の栄養失調、発達障害など多くの医療的問題が見つかりました。身体的ニーズもさることながら、環境、家族、経済などKちゃんをとりまく状況にも多くの課題がありました。一つ一つのことを念頭に入れて、今後の計画をしっかりと立てていくことが必要です。お母さんも事の重要性を認識したようで、私たちの話を真剣に聞き、Kちゃんのケアに取り組む姿勢を見せはじめてくれました。まだ始まったばかりですから、楽観視はできませんが、少なくともラオ・フレンズ小児病院の専門外来の枠の中に入ったことで、今後、また取り残されてしまうことだけは避けられそうです。
こうした個別の対応がもっと早くからできていたら、ここまで重症になる前に適切な対応ができていたのにな・・・と反省します。Kちゃんは当院で受診していながらも、網の穴から抜け落ちてしまった状況でした。8月17日の進捗で『医療が遠い』のお話しを書きましたが、そうした障害を経て病院までたどり着いていたのに、その後再診に来なかったことを病院が察知できなかったのです。
毎日100名以上の来院者で再診が必要な患者さんはあまりにも多すぎます。今回は偶然にも再会することができましたが、同じような状況で取り残されてしまう子が他にもきっといるはずです。
このような取り残された子が出ないように設置したのが、今回のクラウドファンディングのプロジェクトである専門外来なのです。専門外来があれば、Kちゃんが置かれている環境、お母さんの状況や再診に来なかったことのチェックが綿密に行われていたはずです。
今ある5つの専門外来以外に、悪性疾患、HIV感染症等も必要性がとても高く、すぐにでも始めたい状況ではありますが、無理をせず一つずつ確実に完成させていきたいと考えています。そのために、この5つの専門外来を安定した活動が継続できるように、そして次のステップへつながるようにしたいのです。
一見穏やかなラオスの風景。そこで住む人々の中に入れば、あの激しいスコールのような険しく厳しい状態が見えてきます。
是非、『取り残される子がいないラオス』へ向けての専門外来。ご支援をお願いいたします。
ギフト
3,000円+システム利用料
3,000円プラン
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・寄付金領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・寄付者限定イベントへのご招待(2025年8月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※ギフト送付先にご記入いただいたお名前が寄付金領収証の宛名となります寄付金領収証の日付は、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANへ入金される2024年10月の日付となり、2024年の所得に対する確定申告の対象です。2024年12月までに送付いたします。
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
10,000円+システム利用料
1万円プラン
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・寄付金領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・寄付者限定イベントへのご招待(2025年8月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※ギフト送付先にご記入いただいたお名前が寄付金領収証の宛名となります。寄付金領収証の日付は、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANへ入金される2024年10月の日付となり、2024年の所得に対する確定申告の対象です。2024年12月までに送付いたします。
- 申込数
- 99
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
3,000円+システム利用料
3,000円プラン
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・寄付金領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・寄付者限定イベントへのご招待(2025年8月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※ギフト送付先にご記入いただいたお名前が寄付金領収証の宛名となります寄付金領収証の日付は、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANへ入金される2024年10月の日付となり、2024年の所得に対する確定申告の対象です。2024年12月までに送付いたします。
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
10,000円+システム利用料
1万円プラン
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・寄付金領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・寄付者限定イベントへのご招待(2025年8月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※ギフト送付先にご記入いただいたお名前が寄付金領収証の宛名となります。寄付金領収証の日付は、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANへ入金される2024年10月の日付となり、2024年の所得に対する確定申告の対象です。2024年12月までに送付いたします。
- 申込数
- 99
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
- 現在
- 16,382,000円
- 寄付者
- 760人
- 残り
- 11日
#みんなで届ける介助犬|今年も目標+2頭!介助犬と生きる選択肢を
#医療・福祉
- 現在
- 4,740,000円
- 寄付者
- 336人
- 残り
- 11日
一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ
- 現在
- 4,869,000円
- 支援者
- 456人
- 残り
- 4日
HEART花火2025 ~三浦春馬さんに想いを届けたい~ 土浦新港
#まちづくり
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- 3,916,000円
- 支援者
- 570人
- 残り
- 3日
ほじょ犬育成応援プロジェクト2024|補助犬が当たり前にいる社会へ
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- 7,950,000円
- 寄付者
- 419人
- 残り
- 16日
JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい
- 総計
- 195人
入院中の子どもたちを笑顔に!本の力で広げるファシリティドッグの未来
- 現在
- 7,727,000円
- 支援者
- 646人
- 残り
- 7日