≪未来の研究者のために≫高校生向け天文研究イベントの開催へ

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寄付総額

423,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
25人
募集終了日
2023年11月30日

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【目次】

  • はじめに
  • もしも君が杜の都で天文学者になったら
  • もし天の開催に向けて
  • 皆様のご支援の使い道

【はじめに】

 

 震災の年である2011年度から高校生および3年生までの高専生を対象とした合宿型の天文学者職業体験講座 “もしも君が杜の都で天文学者になったら”、愛称 “もし天” を毎年度一回、2022年度までに12回継続開催してきました。昨年度までで延べ162名の受講修了生を輩出しています。”もし天” は、国立天文台が1999年度から2010年度に掛けて主催した“君が天文学者になる4日間”、 通称 “君天” と呼ばれた高校生対象のアウトリーチ活動を土台に、東北大なりにアレンジした企画です。君天時代まで遡ると23年間引き継がれてきた歴史ある天文・宇宙のアウトリーチ活動です。今では、全国の宇宙好き高校生・高専生憧れの企画として、全国区の知名度と人気を得る企画に成長しました。これまでの活動が評価され「もし天実行委員会」が2021年度東北大学総長教育賞を受賞しました。

東北大学総長教育賞賞状と賛辞の盾。

 

 今年度 ”もし天” 参加者に支給するお弁当代と指導にあたる学生達の雇用費の財源確保を主な目的にクラウドファンディングを立ち上げました。

 

【もしも君が杜の都で天文学者になったら】

 

 企画の名称は、2011年度の立ち上げに協力してくれた大学院生達の愛称が “もし天” になるような名称が良いというアドバイスを受けて “もしも君が杜の都で天文学者になったら” に決定しました。初回から現在まで東北大学理学研究科天文学専攻 板由房 助教と二人三脚で運営してきました。立ち上げから企画を軌道に乗せるまでの間、現在法政大学の 田中幹人 准教授に強力なバックアップをしていただきました。2014年度からは、宮城教育大学の 西山正吾 准教授が運営に参画し、宮教大の教員志望の学生が加わることでより多角的な受講生の指導が実現できるようになりました。2016,2017年度は現在東京都市大学の 津村耕司 准教授が実施代表者を務めました。

 第一回 ”もし天” 実施風景を描いた漫画『GOGO ミルボ!』(著者 はやのん )を以下に掲載します。

 “もし天” は一貫して以下の指針を貫いて運営しています。

1. 全受講生が同じ宿舎に宿泊する合宿型で全日程を7日間とする。この間で研究課題立案から研究成果発表までを完遂する。

2. 仙台市天文台との共同開催とし、仙台市天文台の望遠鏡(2013年度からは “ひとみ望遠鏡” )を用いた観測を研究の柱とする。

3. 受講生を3,4名一組の3〜5つの班に分かれて、班活動で研究を遂行する。

4. 研究課題は、班員間の議論の末、受講生自ら決定する。

5. 年齢の近い複数の学生が各班に専属で付き添い、受講生の研究遂行の補助を行う。ただし、受講生の意思を最大限尊重し、受講生の興味を誘導しないように極力気を配る。

6. 本格的な観測提案書を班毎に書かせ、複数のプロの天文学者の審査を合格してやっと観測が実施できる。

7. 実施期間中、3〜4回の研究進捗発表会を行い、受講生間の活発な質疑応答を促す場を設ける。

8. 質問・反論を遠慮なく何でも受講生およびスタッフにぶつけられる自由闊達で楽しい雰囲気を醸造する。

“もし天” 修了生(通称 “もしチル“ )と指導に携わった学生達の ”もし天” 愛が込められた声を聴くと、これらの指針通りに運営され、それが ”もし天“ の強い魅力につながっていることを確認できます。今では、東北大に進学した学生だけでなく、他大学に進学した ”もしチル”達 が多数受講生を指導する立場で ”もし天” の発展に協力してくれています。

 

観測提案書審査風景:右から4人目 服部(手を伸ばす人物)、5人目 板(PCを覗く人物)。

 

仙台市天文台の ”ひとみ望遠鏡” を用いた天体観測実習風景。

 

班活動の一コマ。

 

最終日、研究成果発表会の様子。

 

  東北大学理学部同窓会誌「泉萩会会報」で ”もし天” を取り上げていただきましたhttp://www.senshu.phys.tohoku.ac.jp/images/newsletter_2023.pdf#page=5(ページ(6)-(7))。

最後のページ(ページ(7))に印象的だった過去の ”もし天” のエピソードを二つ取り上げて紹介しています。

 

 コロナのため2020年度と2021年度は、zoom を使ったリモート開催で実施しました。観測実習は、仙台市天文台の ”ひとみ望遠鏡” を受講生が遠隔操作することでリアルタイムで実施しました。

遠隔操作で ”ひとみ望遠鏡” を操作する様子。

 

 2022年度から対面での実習を再開しました。今年も対面で実施します。

 

 各班は、”もし天” で得た研究成果を翌年の3月に開催される日本天文学会ジュニアセッションで発表する機会を得ます。例年、殆どの班がジュニアセッションで発表しています。ジュニアセッションの発表で用いた研究成果をまとめたポスターは、翌年度から仙台市天文台の観測ギャラリーに掲示され、一般の来訪者の目に触れることになります。

 

【もし天の開催に向けて】

 

 天文学振興財団からご支援いただけることが決定し、実施資金の一部(受講生の宿泊費の大凡半額支援・観測実習時の移動に用いるタクシー代)を確保できました。しかし、実施に必要な経費の75%(受講生と指導にあたる学生達のお弁当代・指導にあたる学生達の雇用費・実施に必要な教材や文房具の購入費)がまだ不足しています。その経費の確保がクラウドファンディングを行う目的です。また、過去12年間開催してきた ”もし天” のこれまでの活動に対する社会的評価を具体的にはかる場として活用させて頂くこともクラウドファンディング実施を決めたもう一つの理由です。目標設定額を超えたご支援をいただければ、来年度以降の継続開催への皆様からの力強いエールになります。

 

【皆様のご支援の使い道】

 

 受講生の指導にあたる総勢約20名の学生達の雇用費に充てます。実習前の実施準備及び実習期間7日間の指導の対価、日本天文学会ジュニアセッションでの各班の成果発表の準備支援の対価として雇用費を支払います。現状、雇用費を支払う財源がないため、ボランティでの参加をお願いするしかありません。東北大学内の食堂が利用できる平日の昼食以外のお弁当の支給が、受講生達が集中して実習を行うために非常に有効です。昨年は、受講生と指導にあたるスタッフのお弁当代は各自の負担でした。クラウドファンディングで集めた経費で、このお弁当代を主催者負担にして、受講生と学生達の負担を少しでも減らしてあげたいと考えています。どこでもホワイトボード・水性カラーペンなど実習に用いる文房具の購入と必要な教材の購入にも使わせていただきます。さらに深夜に及ぶ観測実習時の夜食(カップスープ・カップ麺など)や茶菓子・各種飲料(スティックコーヒー・紅茶・日本茶ティーバックなど)の購入費用として使わせていただきます。

 

 目標額を超えた場合、超えた額から200万円までのご支援で来年度の ”もし天” を実施します。さらに200万円も超えた場合、超えた額から300万円までのご支援で再来年度 ”もし天” を実施します。以下、同様です。

 

    本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、必要金額分を 自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

 

●税制上の優遇措置について東北大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。

 

<個人の皆様>■所得税(所得控除)

寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額

(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)

 

■住民税 本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している宮城県および市区町村(仙台市、多賀城市、石巻市、富谷市、亘理町、女川町)にお住まいの寄附者の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。

(寄附金額 - 2,000円) × 4~10% = 住民税控除額

(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)

 

※上記の計算式の4~10%について・都道府県が指定した寄附金は4%・市区町村が指定した寄附金は6%(都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)

※仙台市にお住まいの方は、控除率が都道府県民税2%、市区町村民税8%となります。控除割合の合計は10%となり、他の対象市区町村にお住まいの方と同等です。

 

<法人様>

寄附金の全額を損金算入することができます。

 

<寄附金領収証明書の発行について>

寄附金領収証明書の発行について寄附をされた方には、後日「寄附金領収証明書」を送付致します。

 

※寄附金領収証明書の宛先は、基本的にリターンのお届け先にご登録のご住所・お名前となります。 確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。

 

2024年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから東北大学に入金のある2024年1月の日付となります。

 

※なお、本プロジェクトへのご寄附は、東北大学へのご寄附の窓口の一つである東北大学基金の顕彰の対象とさせて頂きたく存じます。

※寄附金領収証明書の発行と、ご芳名掲載および顕彰内容につきましては、追って東北大学基金よりご連絡させて頂く場合がございます。ご了承ください。

 

インターネットでのご寄附が難しい方は、下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。

<問い合わせ先>

東北大学基金事務局(平日8:30~17:15)

E-mail:kikin@grp.tohoku.ac.jp TEL:022-217-6290

※土日祝はご対応できませんのでご了承ください。

※使用している写真に写っている方々全員から掲載許可を得ています。

プロジェクト実行責任者:
都築 暢夫(東北大学大学院理学研究科)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

東北大学天文学教室と仙台市天文及び宮城教育大学が共同で主催する高校生のための天文学者職業体験イベント「もしも君が杜の都で天文学者になったら」愛称 ”もし天” を2023年12月22日から28日の期間6泊7日の合宿形式で行います。各班活動で得られた研究成果を2024年3月に開催される日本天文学会ジュニアセッションで発表し、その後研究成果をまとめたポスターを仙台市天文台特設ブースに展示してプロジェクト完了です。年齢が近い学生達約20名が、実施準備と受講生の指導にあたります。ご支援頂いた経費の一部は、指導にあたる学生達の労働の対価として雇用費に充てます。実習を円滑に進行させるため大学付属の食堂が使える平日昼食以外は、参加者全員に弁当を支給します。昨年度は、弁当代は各自の負担でした。ご支援頂いた資金で弁当代を賄うことで受講生と学生達の経済的負担を軽減します。どこでもホワイトボード・水性カラーペンなど実習に必須の文房具の購入に使用します。深夜に及ぶ天体観測時の夜食(カップスープ・カップ麺など)、茶菓子、各種飲料(紅茶・日本茶ティーバッグ、スティックコーヒーなど)の購入費用としても使用します。

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