【9月8日開催】第162回定期演奏会の聴きどころ（前編）

本クラウドファンディングも、大変多くの方からご支援をいただいており、関係者一同、感謝申し上げます。

 

さて、本日はコラム番外編として、いよいよ6日後に迫った東京佼成ウインドオーケストラ「第162回定期演奏会」の聴きどころをご紹介します！

 

 

マンハッタンから江戸・浮世絵の世界まで――

飯森＆TKWOが4つの「街の情景」を駆け抜ける！

 

東京佼成ウインドオーケストラ

第162回定期演奏会

2023年9月8日(金) 19:00開演

なかのZERO 大ホール（中野駅から徒歩約8分／案内図はこちら）

指揮　飯森範親（首席客演指揮者）

公演詳細　https://www.tkwo.jp/concert/subscription/162.html

チケット　https://yyk1.ka-ruku.com/tkwo-s/seatSelect?en=TT162NZ

 

9月8日の定期演奏会では、アメリカのニューヨーク・マンハッタン周辺、そして江戸・浮世絵をモチーフにした楽曲をお届けします。

本日はその中から、アメリカを描いた3曲の聴きどころをご紹介します！

 

 

J.マッキー

アスファルト・カクテル

マッキーが友人の作曲家J.ニューマンとマンハッタン9番街を歩いていた時に、ニューマンが口にした言葉が曲名の由来。マッキー自身は「私たちはここにいるぞ」と叫ぶような曲と述べており、大量の打楽器や変拍子を用いて、タクシーやトラックが行き交う街の情景を表現しています。

 

J.ヴァンデルロースト

マンハッタンの情景

ベルギー人のヤン・ヴァンデルローストは、マンハッタンをさまざまな民族、世代、交通機関が入り混じった「モザイクの情景」ととらえました。全体が変拍子や、小節をまたいで交錯するような複雑な旋律で構成されており、マンハッタンのイメージを総合的かつクールに描いています。

 

N.ヘス

イーストコーストの風景

イギリスの作曲家ナイジェル・ヘスが、アメリカのイースト・コースト（東海岸一帯）を訪れたときの印象が音楽化されています。TV・映画音楽も多く手掛けているベテランだけに、まさに「街の情景」が目に浮かぶような音楽を聴かせてくれます。

 

アメリカの風を感じる3曲、ぜひお楽しみください！

 

※聴きどころ紹介の後編は明日公開です。

 

 

 

 

（少しだけNSBの話も）

NSBでアメリカといえば「アメリカン・グラフィティ」シリーズ、通称「アメグラ」。

岩井直溥さんの手により、全23作品が生み出されました。

 

BandPower誌で、ChicagoがNSBの原点と語っていた岩井さん。

アメグラ最終作の、NSB第41集（2013年）収録「アメリカン・グラフィティXXIII シカゴ・ロック」は、原点にして終着点となりました。

 

 

♪.::'゜☆.::'゜♪.::'゜☆.::・'゜♪.::・'゜☆.::・'゜♪.:*:・'

 

 

本プロジェクトへのご支援も、公演へのご来場も、皆さまからいただける応援のひとつひとつがTKWOにとって大きな力となります。

クラウドファンディングと共に、9月8日「第162回定期演奏会」へのご来場を心よりお待ちしております！