プロジェクト概要

 

農村の自然環境を整え「笑顔が集う場」へ

全国に広めるためのブックレットを制作したい!!

 

はじめまして、神戸市のNPO法人オーガニック・ライフ・コラボレーション(OLC)代表の福本裕子です。私たちOLCは、「個々が自己を確立し、自分らしい自然な生き方で、自然と調和した暮らし」ができる社会を目指し、“自分を取り戻す時間・場所・気づき”を提供する団体として、兵庫県下を中心に活動しています。2007年に設立し、今秋10年目を迎えます。

 

 

私たちが、7年前に開発した、都市と農村を繋げるプログラム「アグリセラピーⓇ」とこれまで取り組んできた私たちの活動を、ブックレットとしてまとめ、全国へ情報発信したい!のです。その制作費用が必要となっています。

 

皆様のご支援をお願いすることはできないでしょうか?

 

人手不足による日本の耕作放棄地は、275,000ha!

私たちの食生活や健康にも直結した大きな課題となっています。

 

 

日本の農村地域では、過疎化、高齢化、農業の人手不足による「耕作放棄地の増加」が問題となっています。現在、全国で約275,000 ha、滋賀県の面積に匹敵する農地が、耕作放棄地として放置されています。

 

また、農薬、化学肥料、過剰な肥料による「土壌汚染、水質汚染、食の汚染」も深刻な問題です。現在の農業の多くの実態は、環境汚染が甚だしく、農薬や化学肥料はもちろん、有機栽培で使われる肥料や堆肥も、土や水を汚染し、私たちが口にする食をも汚染し続けています。

 

これら、日本全体の「食」を支えている農村地域の問題は、私たちひとりひとりの食生活や健康にも直結した大きな課題となっています。

 

7年前、私たちは神戸市北区大沢町での活動をスタートしました。

足を踏み入れてみると、高齢化や人手不足による荒れ放題の農地。

 

私たちの活動は、自然環境豊かな農村地域が主なフィールドとなります。7年前、都市近郊農村の神戸市北区大沢町にご縁をいただき、そこでの活動をスタートしました。

 

 

大沢町は、個人の農家だけでなく各地区に営農組合等があり、コンバインやトラクターなど機械化された近代農業が主流で、神戸ワインのぶどう栽培や山田錦という酒米の生産にも、地域ぐるみで積極的に取り組まれている町です。

 

しかし、実際に足を踏み入れてみると、都市近郊農村であっても、過疎化、高齢化、農業の人手不足による「耕作放棄地の増加」の問題、そして、農薬、化学肥料、過剰な肥料による「土壌汚染、水質汚染、食の汚染」の問題は同じでした。

 

小さな区画の農地や大きな機械が入りにくい農地は、手間がかかるため次第に使われなくなり、あちこちに耕作放棄地になっている農地が見られました。それに加え、高齢化や人手不足で、草刈りすらされず雑草が生えた荒れ放題の農地も増え続けていました。緑肥を播いても全く育たない様な、川を埋め立てた放棄地などもありました。

 

また、使われている農地においても、農薬や化学肥料、過剰な有機肥料などで土や水が汚染され、生態系のバランスが崩れて病気や虫が大量に発生するため、さらに農薬や化学肥料を使用する、という悪循環に陥っていました。

 

 

都市と農村を繋げるプログラム「アグリセラピーⓇ」を開発。

 

大沢町で活動をしていくうちに、これらの問題には、都市部への人の流出による過疎化や高齢化、農業の人手不足、効率優先による機械化、買い手側の需要の問題、などたくさんの原因が複雑に絡み合っていることがわかりました。

 

また、地域の中心となっている方々は、定年退職後、農業及び地域にご尽力され、様々なイベント開催や交流機会にも挑戦されていますが、いつも同じメンバーが忙しく、次へと展開したくても時間にも人にも余裕がない状況が見えてきました。


一方、都市部では、企業や職場・家庭で鬱をはじめとするメンタル面での不調及び自殺に至る方々が、2000年以降著しく増加していました。

私がカウンセリングなどで約3万人の方々と関わってきた経験の中で、人が安心して暮らせるための条件として、「他者との繫がり」「自然との触れ合い」「自由な時間」があげられますいま、これらが大きく欠落していることと、食事の問題が、特に都市部では大きな課題となっています。

 

大沢町では、地理的に不便な場所であるがゆえに豊かな自然が多く残されていること、地域みんなが協力し合って行う祭事や、暮らす人々の親切さ・あたたかさなど、都会には無い日本人の原点が多く残されていることを、都市部から大沢町に通い活動する日々の中で感じ、

 

「都市部と大沢町の“架け橋”になりたい!」

 

と思うようになりました。

 

 

その中で、「無農薬」「無肥料」「無堆肥」で土を自然のままの健康な状態に戻していく農法である自然栽培の理念が、都市部と農村地域の問題を解決する方法としてパズルのピースのようにピタリとはまり、自分らしさを取り戻すメンタルヘルスケアプログラムであり、同時に農業や地域活性化に繋がる取り組み「アグリセラピーⓇ」の開発に至りました。

 

 

「アグリセラピーⓇ」で、土を元気に!人を元気に!まちを元気に!


「アグリセラピーⓇ」とは、自然と触れ合う農作業と自己カウンセリングを組み合わせ、自分らしい自然な生き方に気づいていくOLCのオリジナルプログラムです。

 

ゆったりと流れる時間の中で豊かな自然の営みから五感を解き放ち、より自然な自分(=不自然な自分)に気付き、自己の活力を再活性化し、しっかりと自己確立をすることを目的としています。

 

 

プログラムでは、土の中に溜まった過去の農薬や肥料の残渣を取り除き、土の健康を回復した上で、草も虫も敵とせず、無農薬、無肥料、無堆肥で作物を育てる、自然と調和した自然環境に負荷を与えない「自然栽培」の農法を取り入れています。

 

その作物は、滋味溢れる美味しさであることは言うまでもありません。安心安全で健康的な作物であり、これこそ命を頂く!という感動が更に「おいしさ」を増幅させています。

 

 

援農(農作業ボランティア)で農作業の人手不足が解消され

地域活性化やまちづくりにも繋げてきました。

 

また、これまで7年間、神戸市北区大沢町において、地域住民との協働の元、「アグリセラピーⓇ」の開催と同時に、それを基軸とした活動にも取り組んできました。

 

 

「土を元気に!人を元気に!まちを元気に!」と掲げ、高齢化で担い手がおらず使われなくなった遊休農地をお借りして整備及びプログラムを実施することで、荒れ果てた耕作放棄地を健康で豊かな農地へと戻していくことや、プログラムにより都市部から農村地域へ人を呼び込むことで、参加者と地域の人々との間に交流を生みだし、地域のお祭りやイベントが賑わい、援農(農作業ボランティア)で農作業の人手不足が解消されるといった、地域活性化やまちづくりにも繋げてきました。

 

 

私たちは、農を営む場が、単に作物を育てるだけの場ではなく、「リトリートの場」「コミュニケーションの場」「インスティテュートの場」「フェスティバルの場」であると捉えています。

 

「アグリセラピーⓇ」は、まさにそれを体感できる場であり、農作業が初めての参加者でも、「場」としての雰囲気を楽しみながら取り組んでいただけます。そこから、農や農村地域へ興味を持ち、新規就農へと繋がった実例も生まれてきています。

 

 

こうした私たちの取組みは、新聞やメディア等でも度々取り上げられ、個人や団体、企業や自治体など、各地からの視察や問い合わせも増えました。信州のNPO団体からの要望で「アグリセラピーⓇ」の試行的な開催も実施しました。京都府や他の府県からも関心を寄せていただいています。

 

そのような状況があり、この取り組みを全国各地に拡げ、農村の自然環境を整え、笑顔が集う場へと変えていくことが、私たちの次の大きな課題である、と考えるようになりました。

 

これまで取り組んできた私たちの活動を全国に発信し、いろんな地域にこの取組みを知っていただき、興味を持ってもらい、見に来て体験していただくことで仲間を増やし、全国に拡げていけると考えています。

 

その第一段階として、今秋10年目に入る節目にあたり、これまでの私たちの取組みをまとめたブックレットを制作し、全国へ情報を発信していこう!と決めましたが、その制作費用の捻出に窮していました。

 

 

支援は、同じ課題を抱えている農村地域にチャンスを与えます!

 

7年間の継続した小さな変化が相乗効果を生み出し、大沢町及び、私達の位置づけが動き始めようとしています。しかし、この取組みは、「大沢町だからできる」というわけではありません。

 

同じ課題を抱えている全国の農村地域すべてが、同じように変われるのです!

 

そんな地域があちこちに出てくることで、日本中の農村地域が、都市部をも巻き込んで連鎖的に変わっていくはずだと確信しています。

 

支援していただくことで、この取り組みを全国各地に拡げていくチャンスが生まれます。そして、制作したブックレットを見た人が、「どうせ何をやっても変わらない」という諦めから、「これで何とかなるかもしれない!やってみよう!」という希望に変わってほしいと願います。

 

それが次の展開に繋がり、結果として「耕作放棄地の増加」「土壌汚染、水質汚染、食の汚染」の問題の解決や「農村の自然環境を整え、笑顔が集う場づくり」に繋がっていくのです。

 

そして、もちろん私達のビジョン「自分らしい自然な生き方で自然と調和した暮らしが出来る社会」の達成にも繋がります!

 

 

「アグリセラピーⓇ」が、少しずつ認められています。

 

多くの方々の応援やご支援をいただき、「アグリセラピーⓇ」は、今年度で7年目の開催となりました。また、地道な取り組みが認められ、以下の表彰や受賞も得ることができました。

 

 ・2010年、2012年 ファイザープログラム「心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」に採択されました。また、その取組みが「THE BIG ISSUE JAPAN」にも掲載されました。

 

・2013年、兵庫県経営者協会からの推薦を受け、経団連発行の「農林漁業等の活性化に向けた取り組みに関する事例集」に掲載されました。

 

・2014年、ひょうご県民ボランタリー活動賞を受賞しました。

 

・2014年、農水省の「食と農と福祉のあり方実態調査」において掲載されました。また、内閣官房室「まち・ひと・しごと創生本部」にて発表し、各省庁や大学等の研究機関から高い評価と関心をいただきました。

 

・2015年「第88回 日本産業衛生学会」で「アグリセラピーⓇ」の効果を発表させていただきました。

 

・2016年、神戸ロータリークラブから、社会奉仕団体として感謝状及び耕運機とチェーンソーをいただきました。

 

 

新聞やメディア等でも度々取り上げられ、個人や団体、企業や自治体など、各地からの視察や問い合わせも増えています。これまで、岐阜県立森林文化アカデミー、筑波大学付属病院、三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱、或いは地域復興に向けて様々な地域からの視察訪問がありました。

 

 

ご支援は、「自然環境を整え、笑顔が集う場づくり」の始まり。

 

私たちの取組みは、箱物や単発イベントや特産品などが先に立った地域興しとは異なり、時間をかけて、まず「こころ」を繋げていくことを根底においています。

 

 

自然との触れ合い、自分を取り戻すための時間や場、地域の方々との心の通った交流、などの要素が、参加者の大沢町への自然な愛着へと繋がり、“地元L0VERSが生まれ、地に足のついた地域との交流や信頼関係に基づいた地域住民とのほう助の関係を築き上げます。

 

そして、そこがしっかりと構築されているからこそ、取り組んでいく過程において、新規就農者や移住者、交流人口の増加、自然栽培がもたらす市場や流通、商機会の増加、といった「地方創生」へも繋がり、結果的に「自然環境を整え、笑顔が集う場づくり」が成されていくのです。

 

 

私たちの大沢町における取組みも、7年間続けてきたことで、少しずつですが着実に変わってきていると実感しています。

 

一人ひとりが出来ることは小さくても、仲間とともに周りとコラボレートしながら、また、自分らしく生きる人達と楽しく関わりながら、「100匹目の猿」現象を起こすことが社会を良くする近道だと考えています。

 

皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!